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◆◆ 雰囲記 ◇◇
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◇◆◇ 2005年10月08日(土) ◆
 ◆ 309−309 ◇◆◇





閉じられていた 幕が ボク独りの 世界へと 

その瞬間に 残像を 閉じ込める。


それは 変わりない日常で
もはや 限られた現実で

だからこそ 記憶へと 記録へと 留めてゆく。


今という過去。

組みあがってゆく 欠片たちを 決して 無駄には しない。


――― 壱言 ―――
君は 九月の 朝に 吹き荒れた 通り雨 叩きつけられて
虹を 見たんだ そこで 世界は 変わった
そうだ リズムや ハーモニーが ふっと ずれてしまっても
ゆっくり 音を 奏でよう
まだ まだ まだ イントロも 終わってない

名作と 呼ばれる 作品を 観たり 聞いたり 読みあさったりして
大人を 気取って 少し 無理して 暮らした
だけど 君の事と なると 途端に 分からなくなる
恋するだけの 阿呆に なる
ただ ただ ただ 胸が 苦しくなる

君は 九月の 朝に 吹き荒れた 通り雨 叩きつけられて
虹を 見たんだ そこで 世界は 変わった
そうだ 理論や 知識に もとづいたもの じゃなくても
信じた 音を 奏でよう
ホラ ホラ ホラ 間違ってなんかない
ホラ ホラ ホラ きっと 正解も ない
これが 僕らの 音。



◇◆◇ 2005年10月07日(金) ◆
 ◆ 309050707−3 ◇◆◇




アナタは ワタシにとっての アナタであり

アナタ自身は そもそもが ワタシなのであって


ワタシにとっての アナタが アナタであるように

アナタにとっての ワタシが アナタになったとして


ワタシは アナタの 

アナタは ワタシの


なんに なるのだろう...。


それでも ただ ただ 残された 日々に

カタチを 探してゆく。


――― 壱言 ―――
逢いたくて 逢いたくて 逢えなくて...

逢いたくて 逢いたくて 星に 願った
天が 大きく 一周しても ずっと
逢えなくても 逢えなくても 想い続けた
雲が 星を 隠した 夜にも ずっと
奇跡は 起きなくても 空の ふたりが 逢える 今夜だけ
一瞬で いい
思い出して 思い出して ただ それだけで
明日も あなたを 想う 勇気に なる
真夜中に 一度だけ 鳴って きれた 電話を 信じたい
あなたも 今頃
私と 同じ 気持ちで この空を 見てると
奇跡は 起きなくても ベガと アルタイルが 逢う 今夜は
晴れるように 祈ろう
夕立ちの 跡 拭った 風 隣の 庭 音を 立てる
願い 載せた 笹の 葉
ちぎれた 雲 目が 慣れたら この窓 からも きっと 見える
あなたに 逢いたい
7月 7日 晴れた 夜空 数を 増やす 星
今夜 かなえたい 願いは たった ひとつ

逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて。