日本のパンクシーン |
最近、インディーズのサンプルなんかを聴いてて思うことは、いかにも『ブルーハーツ大好きっす』的なバンドの多さ。音を聞いて一発で分かる。サウンドの作り方やコーラスの入れ方、歌詞の内容やメンバーのスタイルなどなど。歌い方がそっくりなバンドもありましてこれはちょっといただけません。 やっぱり真似だけではどうにもならないのですよ。聴くだけでそのバンドのルーツが分かってしまうようではオリジナリティがあるバンドだと私は到底思えません。 ブルーハーツはカッコよかった。写真でもただ立ってるだけで存在感があったし、ヒロトがあのほそっこい身体で歌う姿も。そこにいるだけでサマになってた。 でも今出てきているバンドたちには失礼ながらそういうオーラが全く感じられないバンドが多い、少なくとも音を聴いてると。 パンクは既定のスタイルを壊すからこそパンクなのです。だからブルーハーツは衝撃だったのです。 その衝撃を、誰が、どうやって壊すか。 それが課題なのではないでしょうか。
|
2003年02月06日(木)
|
|