ムッキーの初老日記
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私は、決していい飼い主ではなありませんでした。
イタズラばかりする宇佐山さんをぶちのめしたし
いくら叱ってもヤツは反省するどころか益々私に刃向い
ウサギと人間なのに、本気でケンカしたことも何度もあります。
それを恨みに思ってか、何もしてないのにいきなり
私の足や手をいきなりガブリと噛み、ウサギの鋭い前歯で噛まれた私は
ダラダラ流血しながらヤツの首根っこを押さえつけ
「この馬鹿うさぎ!お前なんか死ねアホ!」
と言っても、ヤツは「ざまあみろムッキーめ」という
小憎たらしい顔をして、全く反省の色を見せなかったものです。
それでも、私はヤツが大好きでした。
ケンカした事も忘れたようにすり寄って来て甘えたり
寝転がる私の背中に乗って丸まったり
読んでる新聞をくわえて持って行こうとするヤツが、大好きでした。
私とヤツの関係は、ペットでも親子でも姉弟でもなく
ウサギと人間の枠をこえた「大好きな同居人」でした。
宇佐山さん。
宇佐山さん。
飛蔵。
トビちょん。
チビでろくでなしのチビロク。
お前がいなくなって寂しいよ。
寂しくて寂しくてしょうがないよ。
ペットを失った時。
もう死なれるのはいやだから飼わないという人もいるけれど
ペットがいたからこそ、たくさんの幸せを感じることも出来た筈。
どちらもなしか、どちらもありだとしたら
私はどちらもありのほうを選びたい。
もっと時間が経って、ヤツの死を乗り越える事が出来たなら
その時はまたウサギと暮らそう。
いつかまた会える時まで、虹の橋のたもとで待っててね。
供養の意味も込めて、宇佐山さんのページを作りました。
作ってる間中、今まであったいろんな事をひとつひとつ思い出し
泣きながら笑いながら、夢中で作りました。
USAYAMA★MEMORIAL
先日、うちのビッグなミニうさぎの宇佐山飛蔵(8歳/爺さん)が
闘病生活に終止符を打ち、月に帰りました。
正直、まだ実感がありません。
振り返ったら、そこにいそうな気がしています。
こんな、水戸の片隅でこっそり生きてるちっぽけな兎のために
色々励ましたり応援してくださった皆さん、ありがとう。
宇佐山さんに代わってお礼を言います。

先日「騒音に腹をたて、管理人を刺した容疑で住民逮捕」というニュースを見た。
なんでも、マンション廊下の電灯の修理だか設置だかをする音がうるさいと 容疑者から苦情を受けていた管理人が、工事終了後、業者の人と共に謝罪に行った所 容疑者がいきなり管理人に切りつけたのだという。
世も末だ。 自分のマンションの電灯だろう? ちょっとした我慢も出来ない若人が増えているとは思ったが この容疑者は68歳だそうだ。 老若男女問わず、何をみんなそんなにヒステリックになっているんだろうか。
管理人氏は「謝罪」に行ったそうだが 悪くないのに謝罪せねばならないのもつらかったろうに その上刺されるなんて、本当に踏んだ蹴ったり、気の毒としか言いようがない。
子供の頃、マンションの管理人という職業に憧れた事がある。
私の中の「管理人」のイメージは
玄関ホールにある小さな管理人室の小窓から マンションに出入りする人をチェックしつつ 机の上の小さなTVを見てお茶を飲み飲み煎餅をかじり 宅配便を預かり、夜それを取りに来た住人に 「あら、美味しそうねえ〜」などと言い 住人の実家から送られたりんごを2、3個せしめてほくそえむ・・・ というものだった。
なんだか楽そうだよな。いいなー管理人。 と、憧れたものだったが、どうやら実は大変らしい。 それはそうだ。真っ当な仕事で楽なものなどありはしない。 どんな仕事でもみな大変なのだ。
同じ「管理人」として、刺された管理人氏の早い回復を祈る。
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私の湖畔の恋人カオリちゃんとは、お互い仕事を始めたこともあり なかなか以前のようには行かないが、それでもどうにか時間を作り 今でも地道にウォーキングを続けている。
しばらく行かない間に、我々の心のオアシスのうどん屋がつぶれてしまい もう二度とあの安くて美味しいうどんが食べられないのか・・・と ちょっとセンチな初老ふたりである。 けっこう流行っているように見えたが、その実は大変だったのか。 いつも一番安い「かけうどんの小」しか食べずにスマンかった。
先日ウォーキングの後に 「うどん屋も無くなってしまった事だし、たまには素敵なミセスが行くような 小洒落た店でランチでもしようか」 と、カオリちゃんがいいお店に連れて行ってくれた。
ケーシー高峰がやってるのか?と思わせるような店名の 可愛いらしくこじんまりしたイタリアンレストランだ。 メインはピザ、パスタ、オムライス等から選べ、食べ放題のサラダバーと 小さいながら食後のデザートも付いたランチが1,050円。 うどんに比べれば超高級だが、普通に考えればまあ普通の値段だ。 狭い店内は20〜50代の女性で賑わっていた。
味もまあまあで、私はサラダバーの「かぼちゃの裏ごししたヤツ」 が気に入って三度もおかわりした。
小さいけど美味しいケーキとコーヒーで一段落した後 カオリちゃんがハッとサラダバー方面を見つめている。
「今サラダバーに何か追加してたよ。ちょっと見てくるよ。」
そう言うが早いか彼女は席を立った。 そして目を輝かせて戻って来て、こう報告した。
「桃だよ、桃♪ 黄桃が追加されたよ。デザートに食べよう。」
「へえ〜桃。サッパリしていいかも♪」
そして我々は、すでにデザートを食べたのにもかかわらず ウキウキしながらサラダバーに向かった。 新しい小皿に、薄黄色くてつやつやした小さく切った黄桃をこんもりとのせ 席に帰って来る間に、『あれ・・・?』と思った。 なんだか黄桃とは違うような気がする。
「カオリ、これさあ、黄桃じゃないんじゃ・・・」
「うそ!どれ。」
我々は同時にそれを口に入れた。
うっ・・・( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)
それは、黄桃ではなく、サフランか何かで黄色くなった
だいこんの煮物であった。
しかも洋風の、うすっとぼけた味の、大根であった。 激しく不味かった。
だが、ここで残すと
「アイツら、デザートの後にわざわざ取って来たくせに残したよ。」
と、店の人に思われるではないか。 それはいやだ。何かと間違ったことがバレてしまう。
我々は何も言わず、黙々とその洋風大根煮付けを平らげた。
せっかくケーキで美味しく〆た口と胃が、大根の匂いで一杯になってしまった。
意地汚いのもたいがいにしようという教訓・・・。
 アフロにしたカオリちゃん。実はフードかぶってる( ^∀^)
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2005年02月28日(月) |
思い出のモートン・ハルケット |
先日、友人Gとメッセで話していて どういう流れでそうなったのかは忘れてしまったが a-haの話題になった。
それで自分が昔a-haを好きだった事を思い出した。 a-haが、と言うよりモートン・ハルケットが好きだったと言った方が正しいかも知れない。

これが当時の a-ha およびモートン君ですよ。 私の好みをよくご存知の方は、この画像を見ただけで納得でしょう。 あっさりした顔に小さい瞳。その上この髪型ときた日には もう好きにならないほうがおかしいと言うほど モートン君は私好みのイイ男だったでしょう?
歌ももちろん嫌いではなく、デビューアルバムの 「ハンティング・ハイ・アンド・ロウ」は車の中で良く聴いたものだ。 これは今聴きなおしても名盤だ。
だが洋楽にそれ程興味のない私は いつの間にか a-ha およびモートン君の事を忘れた。 まあその程度の恋だったと言ってよい。
「そういやモートン君は今どうしているのだろうか?」
「もう40はとうに過ぎてるよね。」
「45くらいになるはずだよ。オッサンになってるかもね」
私とGは、PCのこっちとあっちで、モートン君の検索を始めた。
そして今のモートン君情報はすぐにヒットした。
「ちょっと!これ見てよ!」
「おおおお!」
我々は驚きの声を上げしばらくその画像に見入った。
モートン君は、全く崩れることなく今でもカッコいいままだったのである。

いや、洗練され熟成された分、若い頃より魅力的になったと言ってもいい。
↑これは数年前の写真で、現在に一番近いと思われるのがこれである↓

「うわー!目で殺されるー!」
「かっこいいいいいい!」
モートン君は体型も筋肉質に引き締まり、髪の毛フサフサの 美おやぢになっていた。
「やっぱりポイントは髪の毛かね。」
「そうだね。まあもちろんそれだけじゃないけどさ 髪の毛があるって、重要なポイントだね。」

「・・・・」
「・・・・」
いやいや、それとこれは別なのだ。 チーの魅力は髪のあるなしでは量りきれないもっと大きなものなのだ。
でも、昔好きだった人が今でもカッコいいというのは なんだかとても嬉しい事だ。
モートン君。これからもカッコよく年を重ねてください。
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ムッキー
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