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HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2002年09月19日(木)
今日のレーザーは痛かった。

先週末から、会社の外壁を塗る作業が続いている。

今日は、事務所周りの塗装だ。

シンナーの匂いが、あたり一面に立ちこめる。

まず、目が痛くなり、鼻の奥と喉が・・・。

そのうち慣れるのかな?
気持ちよくなるんだろうか・・・?

期待して待っていたが、だんだん、耐えきれなくなってきた。

蓄膿気味で年がら年中、ビービー鼻をかんでいる経理兄でさえ、

「臭い!たまらん!!」と、こぼす・・・。

吐き気はとりもなおさず、食道ってえか、気管支が痛くなってきた。

「もう、あかん!!」

仕事にならないので、午後から早退することにした。

帰りしな、本当は開けてはいけない現場の窓を開けてまで換気に協力してくれていた、親会社のラインのK西さんに、

「しまいに気管支まで痛くなってきた。気分がすぐれないので帰ります。」と挨拶すると、

「つわり?」と、聞き返されてしまった。

この野郎!!(ー'`ーメ) てめぇんとこの嫁のつわりは、気管支が痛くなるんかい?!←心の声

ゲスなジョークに目くじらたてても仕方ない、まぁ、ほっとこう。

今日は、皮膚科へ行く日。
右頬レーザーの2回目(1回目は7月やったかいね?)と、美肌のためのビタミン剤を貰わねば。。。。

本当は、まっとうに終業後に行こうと思っていたが、午前中の診療に間に合いそうだったので、午前中に行っちゃうことにした。

診療所は、祭日と診療所定休日の中日の診察日にあたっていたので、すこぶる混んでいた。

1時間ほど待ったあげく、さっそくレーザーの施術に取りかかる。

毎度乍らアルコールを浸した脱脂綿で、施術部分のファンデーションを丁寧に落として行く先生。

(毎度、毎度、厚塗りですみませんねぇ。)心の中で謝る。(笑)

冷たいジェルが塗られる。

ヒヤッとする冷却ジェル・・・。

少しはレーザーの熱さが緩和されるかな。。。

それでも、今日のレーザーは痛かった!!

K大卒の若きエリート先生は、性癖もねちっこそうだ。(そんなもん、ほっといてあげなさいよ。(笑))

執拗に、レーザーをあててくれる。(熱い・痛い)

耐え切れぬ痛さではないですが、微妙に痛い・・・。

施術後は、擦り傷みたくなっている。
この擦り傷後のかさぶたが、1週間ほどでぽろぽろとはがれ落ちるときが、
シミとさよならするとき・・・。

お疲れさまです〜 

シミさん、Bye( ^ _ ^)ノ(´。`) もう、来なくてイイよ。さようなら〜。。。


今現在、ビタミンCとEを内服している。
顔の色が白くなってきた。(しつこいようですが、病気ではありませぬよ。)

邪魔くさくって時々塗り忘れてしまうコウジ酸クリームも、根気よく塗り続けなければ結果はうまれてこない。

数ヶ月というスパンはなかなか忍耐の要るものですが、あきらめずに続けましょうと改めて誓いを立てる。



2002年09月12日(木)
会長

今日、経営コンサルタントが午後から来社するため、いろいろと“やばいモノ隠し”で忙しい最中、会長から電話があった。

会長は、亡くなった先代の社長の後妻、つまり今の社長の継母である。

先代の社長の前妻が亡くなったあと、祇園のどこぞの店から見初めてきた。

現社長と、そう、歳は変わらない。。

後妻が来てから、先代の社長は急に体調を悪くし、寝たり起きたりの健康状態になっていった。

「介護のために嫁に来たようなもんやわ。(`_′)プンプン」会長は、よくぼやいていた。

重量級の前社長の杖代わりになって、足を悪くされた。

会長は、性質的には悪くないとは私は思うけれど、がめついので人気がない。

会社で借入金をするのに、銀行マンが訪れても居留守を使う困ったヒトです。(笑)

よく、「家の前の下水管が破裂した。」とか、わけのわからない電話をしてきて、社長や経理兄を困らせていた。

現社長には弟と、妹さんがいるのだが、すべて前妻の子だ。

会長には、子は居ない。。。

前社長が亡くなった時、遺産分けで揉めに揉めた。

世間一般で言われる、いわゆる「骨肉の争い」を初めて間近に見た。

それでも、私が途中入社した当時は、よく会社に来られていたんですが、この頃は精神的な溝がますます広がり、足がお悪いこともあってここ数年はお見受けすることがなかった。

あ、4年ほど前に、お昼休み、友達と会っていた喫茶店で出会ったっけ?
あの時は、午後の始業開始時間なのに、「コーヒーをおごるから。」と無理矢理引き留めようとされたので、困った。

どうも、私のことをスパイにしたいみたいです。

このスパイはでも、会社の詳しい内情をあまり知らないので、役に立つとは思えない・・・。^^;

おかど違いというモノだが、時々電話してきては、「遊びに来て。」と強くおっしゃる。

そのたんびに「ええ、伺いますとも。」と強く応えて、数年が経過した。

今日は、とうとう、電話番号を聞かれた。

もう、だめだ。逃げ切れない。

そもそもの原因は、経理兄が、会長のところへ他のヒトの給与明細を間違って送ったことが発端だ。

きっとアメリカ旅行を前にして、舞い上がっていたに違いない。

電話のむこうで会長は声をひそめて、仰った。

会:「あんたな〜、今、(事務所に)一人かぁああ?」

私:「はい、皆、居ません。^^;」

会:「実はな〜、私のところへ、他の人の給与明細が入っててん、

 あんた〜、これ私やったから良いけども、他の人やったら揉めるでえええ。」

私:「はい〜、大事ですねぇ。ほんと。」

会:「こんなん初歩的なミスやろーぅ?○×君に(経理兄)ちゃんとゆうといてやー。」

私:「はい〜、おかしいですねえ。旅行前で浮き足たってたのかしら?(笑)」

会長は、同じ事を2、3度繰り返し仰り、最後には、

「あんたな〜、ほんまに遊びに来ぃやー。電話番号教えて〜。」

とうとう、携帯を教えるはめになった。

あ〜、どないしたらええんや。

今更、変えないとイケないのか(番号)・・・。

経理兄め、旅行から帰ってきたらおぼえてらっしゃいよ。
モォ (`ヘ´)





2002年09月09日(月)
ご旅行中

今日から1週間、経理兄が、えっち顔の嫁とアメリカ旅行です。

ヒャホーーイ! ( >ワ<)丿イイイイイイ

1週間、あの陰気くさい男と離れられるかと思うと、舞い上がってしまふ。

彼は、朝、地獄の底からのような陰気な声で、「おばようございますー。(ー_ー;) フウ」とぼそぼそ挨拶し、

夕方、うって変わって、スペインのあかるい太陽のような声で、「じゃっ、お先でぇすっ♪」と、帰って行く。

いつも、「その、“じゃっ”って何?“じゃっ”の前には会話してないんだけど、どんな意味?」なんて、心の中で突っ込んでしまう。

そんなに働くのがイヤなら、もう、会社に来なくていいのだよ。(笑)

ツネヒコになら間違いなく、突っ込んでいるだろう。(笑)

経理兄にへたなツッコミをいれると、1日中すねてすねて大変なので、割と腫れ物扱いです。

ばぁちゃん子は、三文安い・・・とは、この人の場合、当てはまってるなとか、
時々感心してしまうのだが、

おおよそ、人に何かをしてもらいなれているせいか、自分からは何かをしてあげるという経験が少なく、たまにすると、恩を着せられるので要注意である。(笑)

社長が使うからと、無理矢理憶えさせられた彼のデスクのPCの起動は結局、キーボードにプロテクトがかかっていて、起動できなかった。(おいおい、憶えた意味なーいじゃーん。)

ま、社長も使わないようなのでほっておく。

明日、ニューヨーク貿易ビルの惨事から、ちょうど1年。

「移動日にかかってるんだよね。(ちょっと、心配)」とのたまう彼。

なら、移動するな。

胸騒ぎなぞ、ひとつもしない、私は、彼によって随分成長させて貰ったと思う、
あとどれくらいつきあわないとイケナイのだろう。
そろそろ、職探ししてるんですが・・・。(笑)




今夜は、O崎医院に行って来た。

頼まれていた、卵アレルギー研究のお手伝いです。

またもや、「何かの睾丸」とか、○玉系統の注射を打たれるのか?

(-"-;) ?? 心配しておりましたが、ただ、単に「血を抜く。」
だけでした。

ついでに、ビタミンEとCとカルシウム剤を貰う。

いつも、通っている皮膚科医院でも、ビタミン剤は出してくれるが、
過日、飲み忘れたビタミンを2回分、まとめて飲んでみたら、

すこぶるお肌の調子が良かったので、それから、いつもの倍を
処方して貰っていた。

が、ある日をさかいに、「やっぱり、元の量に戻しましょう。」と、皮膚科医院のN先生はおっしゃい老化現象にとてつもなく逆らいたい私が、がっかり老け込むような結果になってしまった。

N皮膚科医院のビタミンCの錠剤は、酸っぱくてレモンキャンディーのようで、じきにペロペロ舐めてしまうので、数が合わなくなってくる。

O崎医院のビタミンCは顆粒だから、これを通常の食後に飲むようにいたしませう。

ビタミンCを多量に摂取すると、自分でも目に見えて、顔色が白くなる。
(病気や、おへんで。(笑)馬鹿殿様でも、おへん。)

ビタミンC、良いよねぇ。






2002年09月05日(木)
O崎医院

昨日の日記に、O崎医院における花粉症治療の様子を書きましたが、

今日は、O崎先生に焦点をあててみましょうね。

推定、50歳前後と書きましたが、3人の女のお子様は皆、結婚して独立されているので、もしかしたら、60歳に近いのかも知れませんね。

お話し好きの明るくて、おきゃんな奥様が、時々、受付なさっておられます。

O崎先生は、どちらかというと商売下手で、学者肌の偏屈な先生です。

事実、大学で研究を続けていても臨床が取れないので(癌の特効薬を持っているらしい。)開業したという弁だが、とりあえず、商売べたなことは確かでその部分は奥様が補ってらっしゃって要らない薬まで持たされたりする。(笑)

さて、明るくておきゃんな奥様と先生は、よく衝突する。

頑固者で偏屈な先生は、けっこう厳しく奥様にモノを仰ったりするが、お父様がお医者様でいらしてお嬢様な奥様がそれに動じるわけもなく、ボロカスな返答だったりする。(笑)

あいだの患者は居たたまれず、いつとばっちりがくるかビクビクものだ。
タイミングが悪ければ、八つ当たりされるというか、非常にツンケンした診察をされたりする。(笑)

一番、傑作だった先生の返答は、前後の話の内容は忘れてしまったのですが、「そうやって、君はここで(患者の目のある医院の中で)常日頃の仕返しをしているわけだな。」なんて、診療室の中から受付にいらっしゃる奥様に言い放っていらっしゃったことだ。

つまりは、“卑怯なりよ。”とおっしゃりたいのでしょう。

でも、奥様は先生のことをとても尊敬してらして、「今度、カリフォルニアで学会の発表があるから、医院を休業しないとイケナイ。」なんて、自慢話もチラリホラリ♪
なんのかんの言って仲の良いご夫婦です。

さて、とっても生真面目なO崎先生には、冗談が通じないから困る。

ある風邪をひいた日、

「先生、頭が誰かに殴られたみたいに、がんがん痛みます。誰かが、寝ている間に殴ったのかな?(* ̄m ̄) ププッ」

と、言ってみれば、

先生:「就寝するときは、誰かと寝てますか?」

私 :「いいえ、一人で寝てますが。。。(・ε・?」

先生:「それなら、殴られてはいませんね。」

おぃ〜〜〜〜っ!ギャグだよ〜〜〜う。← 心の声

他にも、ちょっと睡眠のサイクルがずれて、不眠気味な時に相談していると、

「快眠できるカセット・テープがあるのですが、聴きますか?」と、

仰るの。

わたしは、きっと、「あなたは眠くなる〜、だんだん眠くなる〜。」なんて、催眠テープのたぐいだと思ってた。

「はい、聴きます!」

喜んで譲り受けたそのテープは、

『講演:幸福の○学』。←お医者様に信者が多いらしい。

そのテープは会社のあっちの人・こっちの人のデスクの引き出しを行き来し、最終的に誰に聴かれることもなく、ゴミ箱の暗闇に落ちていった。

生真面目で頑固で偏屈で冗談の通じないO崎先生だけれど、私の母曰く、

「びじんとふびじんでは、診療時間に極端に差がある。○×さん家の娘さんは、ブサイクなので、5分以内で診療が終わるネン。」

お、おかん!言うにことかいて〜。(^。^;)

さて、わたくしの診療時間は、どうでしょう。(笑)




2002年09月04日(水)
Another Doctor

今日、久しぶりにO崎医院のO崎先生から、電話があった。

O崎医院へは、3,4年ほど前、杉花粉症の治療に通っていた。

ウサギの睾丸から抽出した物質(本当よ♪)とバクテリアの一種と化学物質との混合液を腕の内側の柔らかいところに、皮下注射する。

液が皮膚と身の間を裂いて、注入されていく数秒は、非常に痛みを伴う。

蚊に噛まれたあとが、500円玉大にふくらんだ様相です。

その赤みが引かないうちに医院へおもむき、また、皮下注射を打つ。

最初のうちは、赤みが引くのが早く、1,2日おきに通わねばならないが、だんだん、間延びになり、それでも3,4日おきに通わねばなりません。

アレルギーに対する抗体ができるのは、時間がかかり、1年ぐらい通ったのですが、だんだん、注射を打つ場所が無くなる。注射の穴だらけで、
「ヤクブツ中毒者の腕の様です。」そう言うと、今度は、太ももにされた。

太ももへの注射は腕以上に痛かった。

残念ながら治療の効果はあまりみられず、時々は卵アレルギーの実験にも使われたりしてσ( ̄ー ̄;;)時間的に制約もあったので、通うのを止めた。

元来わたしは、アレルギー体質のようで、小学校2年生から高校2年生までの間、きっちりと毎朝じんましんを出していた。
太ももとか腕の柔らかいところ・・・。だいたい、午前中にはほぼ治まる。

アレルギーは早期治療が要(カナメ)のようで、最初の発症時に完治させておかないと、成長するにつれ治療が長引くらしい。

私の最初の発症の原因は、「腐りかけのハムかもしれない。」と母がのたまう。

おい、そんなもん、我が子に食わしたんかい?(*○*;) ギョッ
鬼子母神も真っ青な鬼母(笑)なのである。

O崎医院でいろいろなアレルギーの実験をしたところ、卵!とりわけ白身に反応することがわかった。

私も、薄々は卵が原因かも知れない・・・と感じていた。

じんましんは不思議と高校時代を境に毎日出ることは無くなった。

今は、お酒の飲み過ぎた時くらいにしか出ない。(肝臓の解毒力が弱まっているためでしょうね。)

じんましんの原因はあとから思い当たったのですが、食物がそもそもの発症の誘因ではありますが、

第二次性徴から思春期にあたり、内面の葛藤や外的環境のストレスが日々恒常的に続いていたのが原因のように思われる。

高校時代を境に私の精神文化が少しずつ変わっていった。

格別、何かに触発されるとか、啓蒙されるとかではなく、ただ、単に

『開き直った。』

そんな感じです。

「ぐずぐずぐずぐず悩んでたって、結果が同じなら悩むのはよそう。」と、そんなひらめきがあったのかもしれない。

それまでの、私は、心配性の悩み性の・・・(笑)、自分に自信も持てなかったし、自己評価も非常に低かった。

今でも、すべて改善されたわけではないけれど、年齢の加算による経験というものが助けてくれている部分もある。
幼い頃は未知の部分が多くて、怖かったんだな、きっと。


さて、O崎先生は、K大医学部卒の超・エリートである齢50歳過ぎであろうか、お話しするスピードが人の倍かかる。

考えながら、お話しされているようだ。

今回、「コストはこちらでもつから、卵アレルギーの実験をさせてくれないですか?」とのお願いだった。

ちょうど、お肌のためのビタミン剤を貰いに行こうと考えてたところなので、次週に約束をする。

この、超・マイペースの秀才先生にも傑作な逸話があるので、追々とお話ししていきましょう。



2002年08月26日(月)
May I help you?

百貨店や大型総合デパートと行ったようなところは敷居が高い。

帰路、時々寄るのは、百円ショップや衣類のディスカウントストアの入った中型デパートです。

メイドインチャイナや、メイドインコリア・・・1回洗濯したらほつけそうなものなんかが置いてある。

今日は、Curious GiorgeのTシャツが百円だった。中国製だ。
下着代わりにちょうどいい。

「こんなん誰が着るの〜?」って思えるようなセンスの衣類を、ぼ〜っと放心しながら見て歩くのは、ちょっとしたストレス解消になる。

売り出しの¥580円のブラジャーとパンティのセットがバカ売れだった。(笑)
ピンク・白・黒・ベージュ♪
買おうかどうしようか迷ってしまったよ。(おいおい

ブラブラふらついていると、一人の妙齢の白人のオンナの子と目があった。
嫌味のないきれいな顔だった。化粧もしなくて綺麗なのは、若さゆえね。

レジは、売り出しのせいか混雑を極め、いつもより長い行列にならんでいた、彼女はスグ前です。

一つだけだったレジがもう一つ開けられ、あっという間にそっちの方にも列が流れる。

「あっちへ行けば、早くに会計が済ませられる。ああ、早く行かねば!」

おたおたとしていたのは、彼女と私だけであって結局取り残されてしまい、また、目と目があって苦笑い・・・。

そうこうしているうちにも彼女の番が来た。
ケバいメイクの今風の高校生アルバイトが、彼女の差し出した品物のうち、スリッパをさしてゆった。

「これは、当店のものではありません。」

白人の女の子は何を言われているのか解らず、困惑している。

すかさず、私が助け船を出したのですが、わずか数単語・・・。

「あ〜〜、Different store.」

子供の会話と違うって。(笑)

そんなつたない英語でも、一瞬のうちに理解した彼女の顔は、トマトのように真っ赤に反転し、「Oh,I'm sorry.」と仰った。

か、可愛い♪(胸が、きゅーっとしめつけられるようだ、中年ヲヤジになった気分。・笑)

わずかな単語だけでは、色気もしゃっしゃりけも無いかもな・・・そんなよこしまな考えが脳裏をよぎり・・・さらに言い足す。。。

「You can buy it,over there.」(文法は、間違っているだろうが、まぁ、良しとしてください。)

靴売り場は隣のブースだ。

彼女は、またもや、アイムソーりーを連呼し、わたしは、

「違うの、あなたの責任じゃないの。店の配列が悪いのよ。」と申し上げたかったのですが、英単語をぐるぐる探しているうちに彼女はお会計をすませ、スリッパ代金を払うべく行ってしまった。(T.T)

その後、階上の百円ショップでまたもや、彼女を発見したのですが、

「やぁ、スリッパはちゃんと買えた?どっから来たの?歳いくつ?」

とか、芸のない質問しか思い浮かばなかったので、見つからない内に、
こそこそ退散しました・・とさ。

英語、ほとんど忘れてる。(笑)



2002年08月11日(日)
自然派

5月のゴールデンウィークに淡路島へ行ってから、わたくしの“たまねぎ観”がすっかり変わってしまった。(笑)

そんな「大げさな!!」と思われるかもしれないけれど、スーパーで購入する玉葱の芯のあの緑の部分、煮ても焼いても食えないにくにくしい部分(笑)の無い、まっ白な芯の玉葱を見たのは、初めてに近い稀少なものだった。

流通の経路で玉葱は、どう変化するのだろうか?

わたしの購入する玉葱は、ほとんど芯が緑だった。(安物か?ё゜)プッ)

市販されているトマトも青いうちから収穫し、流通の経路で赤くなるように計算されているそうな。そんなものトマトじゃないやいっ。( iдi ) ハウー

淡路島の玉葱は新鮮なうえに、ネット5,6個〜入っていて、¥100とか¥200の世界。

玉葱に含まれる「アリシン」という成分はニンニクと同じで血をサラサラにする。

刻んで枕元に置けば不眠に効力を発揮するらしい・・・。

帰宅後は、玉葱を1口サイズにカットし、豚薄切りで巻いてフライにするのがしばらくマイブームになった。

野菜を「スーパーで普通に買う」のがばからしくなった私に襲ってきたのは、“取れたて野菜が欲しい病”です。ё゜)プッ

京都府下の朝市、夕暮れ市を軒並み見てまわった。
なかには、「これは、朝市ではなく、出店というカテゴリのものでは?」と思うようなところもあった。^^;

知人に教えて貰った『ひまわり畑』は、敷地一面ひまわりのみだ。(当たり前か?笑)秋にはコスモス畑になるらしい。

夏の間は、三つ編みばかりのわたしだが(頭髪が楽だから。)涼しくなるとウエービーなロングヘアも苦痛ではない。
秋には、コスモス畑に佇むブルーザー・ブロディがご覧になられます。(笑)




ひまわりは、太陽の方向へ向く。見事に向く。

私も、いっしょに向いてみた。(笑)








ひまわり畑の入場料は、大人300円、子供がたしか200円。
帰りにおみやげにひまわりを1本くれる。
おおきいのは、首がささえられそうにないように思われて、小さいのを貰ったがあとから少し後悔した。

「しまった、種をとれそうなくらいでっかいのにしたら良かった。」
どこまで行っても食い意地がはっているのである。(爆)

ひまわり畑での所要時間は、撮影時間も含めて1時間ぐらい。。。
車中で作ってきたおにぎりを含むお弁当を食べた後、一路北へ。。

道の駅の朝市に間に合いそうだ。

そこの道の駅の朝市が一番のお気に入りなのだが、野菜の他に漬け物やお総菜、低温殺菌の高原牛乳が売られている。普通の牛乳の倍以上の値段がする。
たまにしか来られない距離なので、奮発する。

はじめて、ここの牛乳を見たとき、あまりに脂肪分が浮いていたので「ヨーグルト?」と思ってしまった。
伊藤嬢が喜んで飲む。違いの解る猫なのかしら。(笑)
成分無調整なので、濃度も高い。

一般に売られている牛乳の殆どが、高温殺菌(130℃2秒くらい)なので、肝心なカルシウムを含む栄養がほとんど壊れてしまい、栄養どころか毒になり、骨粗鬆症の原因とも言われるようになってから、怖くなってきた。

元来、キライではないがお腹への影響を考え、頻繁に飲む方ではないので、努めて低温殺菌牛乳を買うようにしている。コンビニではめったにお目にかかれない、スーパーや大型店で見てください。パッケージの裏に書かれている、60℃30秒殺菌のものがおすすめです。

朝市では、トマト5個¥100とか、ピーマン1袋(大きいの5,6個)¥100とか、廉価で量が多い。

その頃、まだ、もんたが思いっきりテレビでトマトを絶賛しなかったため、沢山のトマトが購入できた。
今行くとあるかどうかわからない。
スーパーから軒並み安売りトマトが姿を消し、とても高価なものになってしまった、しばらく、もんたを恨みます。

さて、朝市で野菜を買いたくったあとでも、まだ、11AMだったのでそのまま益々北上する。

舞鶴まで来てしまった。

舞鶴湾には海上自衛隊の船艦が浮いている、宇宙戦艦ヤマトを思い出す、圧巻です。

舞鶴は赤煉瓦の建物の多い町・・・。北海道の小樽のようですね、ノスタルジーを呼び覚ます。



これは、赤煉瓦館の中で撮影したもの。

薄く解りづらいのですが、煉瓦にマリリン・モンローの塗装が施されてある。





舞鶴の五老スカイタワーからは、舞鶴湾を一望できます。
ここは、スカイタワー側の駐車場から・・・。

赤煉瓦館の側の文化センターでは、ちょうど山下清展が開催されていて、赤煉瓦館とタイアップして割引されていたので入る。

山下清の世界にしばし浸る。
フエルトペン(太い油性マジック)を点描画で構成してある東海道五十三次の絵画は素晴らしかった。

陶芸品も個性があらわてれいた。

彼の書いた母への書簡・日記には句読点や括弧というものがない。

なぜかというと、

人はお話しするときにいちんちカッコとか点とか丸カッコ閉じるとか口頭でのべないから書き物にもカッコとか点とか丸とかはいらないんだな

というのが、彼の持論だったそうな。(笑)

花火の絵はがきを購入。

唯一残念だったのは、彼の貼り絵の展示品のすべてが、

コピーだったことです。

貼り絵の立体感が顕れていない彼の作品はどこか、よそよそしげで暖かみに欠けているように思われる。

開催場所と入場料を鑑みるとそんなもんかもしれない。

しかし、目当てに入っている客も多かったのではないかな。(貼り絵)

暴れる人がいなくって残念です。(おいおい

最後に、舞鶴のとれとれ市で、伊藤嬢の好物の甘エビ等購入・・・。

ほたてやいかげその魚介類が長い串にささって夜店のいか焼きのような味付けを施されているのをお昼ご飯代わりにする。

実り大き1日であった。











2002年08月06日(火)
ヨシコさんと Helen <Between YOSHIKO and Helen>

今日は、歯医者のじぃちゃん先生に、頼まれていたビデオを持っていった。

ゴッド・ファーザーの1と2.ビデオ2巻分.

ダビングは、一本あたり¥1,000いただく。┗┓( ̄∀ ̄)┏┛))ウッシャッシャッ
え?あこぎな商売だって、手間がかかってるからまぁ、ええねん。

なかなかの映画道楽の彼は、少しでも興味を持つとすぐさま電話してきて、「録っといて。」と仰るが、彼の年齢から(80歳過ぎ)あと1回でも観る機会は少ないのでは?と、余計な心配をいつもする。(すぐに、忘れちゃうけど)。。。

木製の内扉をギィと押すと鼻腔に広がる消毒薬の匂い・・・。
なぜだかこの匂いを嗅ぐと安心する、妄信的な医者信仰が根付いているのかもしれない・・・。

前回、頼まれていた缶ピースを持って行ったとき、すでに、患者さんがいてたので、あっさりと無罪放免された。(笑)
前々回の、缶ピースの時は、とっつかまってしまったんだ、確か。

今日は、今日は・・・、不安になって尋ねてみると、「今日は、事務仕事だけ。(だから、お話ししましょう。)」と仰るの。L(>0<)」オーマイガッ!

勧められるままに座り、歯医者のワナ=水ようかんをいただく。(笑)
私には、虫歯はないんですが、夜寝ている間に、勝手に上の歯と下の歯が激しく切磋琢磨し合う習性があるので(笑)、別の意味で歯医者と縁が切れない。(/_;)

このあとは、だいぶ、おサボリしている接骨整体院へ行って、そいから母と約束があるのだ、そわそわとお尻の落ち着きが悪いよ〜。^^;

先生は、「どこか、上質のサイフを売っている所を知らないか?」と尋ねた。

「サイフごと盗られた。」んだって。

ジィちゃん先生は、1,2か月に1度くらい東京のご子息のところへ行かれるので、「まさか、東京の人混みで抜かれたの?」と尋ねると、「京都の(しかも)自宅で。」

っていうから、泥棒が入ったのかと思いきや、「たぶん、来客のうちの一人だと思う。見当はついてるネン。」っと仰った。

「ヽ(´〜`;)ウーン なんか、それ、哀しいねぇ。」と私。

「う〜ん、でもなァ・・・。盗るやつは、何しても盗るねん。クセのモンやなぁ。わかってるけど、何も(相手に)言わへんネン。」と、先生。

このじぃちゃん先生は、超・天然系で、いっつもぼーっとしながら、思索に耽っていたりしてらっしゃるので、ほんまもんのボケかと思いきやそうではない。(笑)

“ホンモノを求める気持ち”が、『大』なので、うかつに馬鹿にはできない。
白内障も両目とも治したし、時々、キラリと光って鋭いことをゆうよ。

私にも、「真贋を見極めなさい。」ともう、何年も前から、クチを酸っぱくしておっしゃるの。なかなか、物事の本質を見極めるという所作は難しいもんがありますな。

額面通り何でも信じ込む馬鹿なのでσ(⌒▽⌒;)、その点も指摘されたことがある。

馬鹿は、ばかなりに生きてくわい。(笑)

さて、サイフの質の話しから、いろんなよもや話をしていくうちに、少し、気になったことがあった。

先生は、話しの合間に、「ね、ヨシコさん。」と私に話しかけられるの。
どうやら、それが私のことを指すのだということを、ここ1,2年で気づくようになった。(遅いって?)

じぃちゃん先生の診察室にはカルテっちゅうもんがないし、予約券も名字しか書かないから、仕方ないか。

この年齢ぐらいの人に修正をかけると混乱しちゃって可哀相なのと、面白いのでそのままにしている。(ヨシコさん)

どんな漢字を書くのかな?

私自身は、ヨシコさんでも、ハナコさんでも、太郎さんでもなんでもかまわない。

元来、あだ名っていうのをつけられたことが無かった私は、学友ともみな、
下の名前を呼び捨てにする。

たまに会う、恩師でさえ、呼び捨てにする。
それを、一度、その時の彼氏が耳にし、焼き餅を焼いて困ったことがあった。

私が一番しっくり来る呼び名は、このHPの表題の一部を担っている、
ハンドルネームでもある、『Helen』でしょう。

小学生の頃から、英語塾に行かされていた私は、中学生になって少し高度なレベルのY○CA英語学院に通うようになった。
そこでは、入塾するといきなり、イングリッシュネームをつけられる。
面食らいました。先生が適当につけたのが“Helen”です。(笑)

いろんな中学から10名くらいの生徒があつまり、いろんな個性がぶつかりあっていました。
皆、モンゴル系の顔なのに、呼び名は「マイク♪」とか「ダグラス☆」なの。(笑)

小・中・高と学区の学校になじめなかった私には、楽しい英語学院でした。

ダグラスは前歯がビーバーみたいな可愛らしい男の子。

マイクは、「拾い食いのマイク」とあだ名されていて、クラスの誰かが落としたポテト・チップスなどのオヤツをかさかさやってきて、ばくばく食べてくれるので、ゴミ箱まで行く手間が省け、便利な存在でした。(?)

たぶん、彼のウケ狙いだったんだろうと思うけれど、幼い私たちはどんどん、悪のりしすぎて、ある日、マイクに部屋にあった芳香剤を食べさそうと試みた。
みんなでマイクを囲って「喰〜え!喰〜え♪」とはやしているところを教師に見つかり、すんでのところで止められた思い出がある。
ちぇっ、残念。(おいおい)

まるで、いぢめの構図だが、悪意は無かった、本当です。

河原町三条・柳の馬場にあるその学院には、電車で通っていたのですが、帰路、四条通まで一緒だったのが、クラス中でいっとう可愛いアリスだった。

アリスは、少し変わったところのある女の子で、時々、

「今日、わたし、走りたい気分やねん。」とか、学院を出たところで、ポソっとのたまう。

同じ匂いを感じていた私は「ヨシっ!走ろう!!」とあっさり同調。

三条から四条通りまで、必死で駆け抜けていた。
エネルギーが有り余ってたんでしょうな、今、言われるとちょと困るかも。

他にも、増設につぐ増設で迷路のようになっていた学院の他の小部屋に忍び込んで、台所洗剤をばらまいたり(おいおい)、その上に、お茶っぱをばらまいたり・・・(おいおい×2)。そうそ、マッチの軸もやりました。

最高に、面白かった塾生活だったので、印象に残っている。
学院関係者の方々には、ごめんなさい。\(_ _)ハンセイ

みんな、今ごろは結婚していて、良いパパとママになっているんでしょう・・・ネ。
(^▽^笑)



2002年08月03日(土)
靴の色

今日は、ひさしぶりの土曜日休日である。

ずーっと月曜日とかに振り替えていたので、ひさしぶりに週休2日が復活したという感じ。^^;

午後からだと、炎天下のもとお出かけがおっくうになるので、

「えいやっ!」とばかりに気合いを入れて、午前中からでかけていった。

ご用事をすませたあと、総合ファッションビルに入る。

このビルに入るとまず、偵察するのは1Fの特設会場である。

たいがい、しょぼくれたものしか売ってないんだが、今日は、下着・衣類・雑貨が大量に放出されている、しかも、6割引だ。

ちょっと、下着を見てみるが、

「誰がするねん?!」と思うような、牛のブラジャーばっかりだった。
(;´▽`A``

規格より遙かにおおきめの製品をここぞとばかりにさばいている感じ・・・。

いつか豊胸したらば(うそやで)大手をふって購入したい。

さて、雑貨のコーナーへ行くと、
わたくしの大好きなアメリカン・ポップな絵柄の缶ケースが売られていた。

¥500の6割引 ¥200 中身はお香。
3種類とも購入。








そして、かねてからの検案であった、同じ図柄で色違いの靴を2種購入し、『てれこ(互い違い)』で履くという冒険のために、スニーカーを購入。



私は、茶色のペアと紺色のペアを買ったつもりだった。




それなのに、それなのに、<( ̄> ̄||)>!!!オーノー!!!<(|| ̄< ̄)>

実は、右側の靴は、紺と深緑なのであります。(笑)

しかも、深緑の方にはバラの花の柄がないし。。。。。

レジのお姉ちゃんも気づかなかった、10cmぐらいまでの至近距離で、よくよ〜く見ないと色の判別はできないでしょう。

結果的には、

1)茶色&茶色
2)茶色&紺
3)茶色&深緑
4)深緑&紺

なんと、4種類もの組み合わせを楽しめるではありませんか、有頂天♪

だけど、お店の人は困るでせうな。(笑)

ま、1足¥400なので勘弁しといてください。<(_ _)> ゴメンネ

ほんとは、

黄緑&オレンジ の 組み合わせでスニーカーを履いてみたいんじゃが、それができるのは、やはり10代まで。

きわどく、靴下でやってやったりするけれども・・・。
ロングのスカートで隠しちゃったりして・・・^^;

意気地なしの私です。ё゜)プッ



2002年07月19日(金)
レイザービィイイイムっ!

今日は、恒例の経営コンサルタントが会社にやってきた。

各部署をまわり、やれ、あっこが汚い・ここがなってないなどと、蘊蓄をおたれになられ、お金を貰える良い仕事・・・。

前日から、部署内はもとより机の中を念入りに掃除し、紙袋を何個もかかえ更衣室の空きロッカーにしまいに行く。

このオヤジの言うことは化石時代ぐらい古く、矛盾点は現在の構造改革のように多々ある。

例えば、常に整理整頓をうたう彼は、ゴミ箱のなかにゴミがあるだけで怒り出す。
ゴミ箱のなかにゴミがあるのは当たり前だと思うけど、どうもゴミが溜まってるのがダメらしい・・・。彼が来るときはゴミ箱でさえ、隠す・・・。
まったく、仕事になんないくたびれる1日である。

・・・そんな中ではあるけれど、今日こそは行こう!と固く決意していた所がある。
もう、2年くらいサボっているのだが、お肌のために通っていた皮膚科である。

目の下のそばかすというか、こまかなシミはレーザーではとれない。

コウジ酸の塗り薬を綿棒の先にとり、患部にちょちょっと塗る。 >邪魔くさい。
コウジ酸は熱に弱い生き物なので、冷蔵庫に保管せねばならない。>邪魔くさい。
内服薬はビタミンCとEを毎食後。>邪魔くさい。
医院は遠くて混んでいる。>邪魔くさい。

そんなこんなで足が遠のいていたが、この春から急に目の下のそばかすというかシミが濃くなって来た。

いかんいかん、私はネット(逆)アイドルなのよ!!
シミなんか作ってる場合とちゃうで。
基本給以下のなけなしの雀の涙のボーナスをすべて美肌につぎ込む決意をした私は、その前に通い慣れた皮膚科に相談することにした。

久々に訪れた皮膚科では、すこしぽっちゃりめだった受付兼看護婦さんが、痩せてべっぺんさんになっていた。

若くてハンサムな先生は、すこし、老けておっさん顔になっていた。

事情を説明していると「最近出てきたシミならレーザーでとれます。」とおっしゃるの。

「え?(@O@)?! ほんま?そうか!取ってくれ!ならスグ取ってくれ!今すぐ!!
 さぁさぁ、 >^*)ばぅばぅ!!」

とりあえずは、右っかわだけ・・・。

十円玉を楕円形にしたみたいなアイガードを目の上に置かれる。

実は、この医院でレーザー施術を受けるのは、2度目で、1度目は、ほっぺにあった直径5mm程度のホクロを取って貰った。

右の頬の真ん中にあるホクロはファンデーションの邪魔をし、「良妻賢母だけれども好事魔が多し・・・うんぬんかんぬん・・・」と人相学の本に書いてあったホクロ・・・。最初は単なるそばかすだったのが年々成長して、しまめには毛までも生えて来た。
悪性か良性かもわからない・・・。
えぃっ!とっちゃえ。。。

施術はレーザーより麻酔の注射のほうが痛かった。
2,3本打ったんだろうか、つねられているみたい・・・。^^;
施術が始まると、髪の毛が焦げるような臭いが鼻腔をついた。
「さよなら、ほくろチャン。」
多少は、愛着があったから寂しかった。

施術そのものは、5分くらいですみ終わったあと鏡で見せてくださったが、
すでに薬が塗られていて良くわからなかった。

入浴後とか洗顔後は自分で塗布しなければならない。
その晩、入浴後に鏡にむかうと、正露丸を1個詰められそうなくらい陥没した穴を見て、驚いて少し泣いた。今は、フラットになっていて、ほぼわからないです。

さて、今回のシミ治療レーザーは、ほくろのとは違うレーザーのようです。
以前、別の皮膚科医院でむだ毛のレーザー脱毛をしたのですが、どちらかというとそっちの方に近いかな?

診察台に仰向けに寝て、患部にジェルを塗りレーザーをあてる。

しっかり目をつぶっていたにもかかわらず、アイガードを通して、
赤い光りが炸裂する。(まぶたの裏の血管がうつってたんでしょうね。)

5,6発打ったのかな?
そのたんびに、体がびくんびくんとするのです。
優しい先生は、「はいー、ちょっとびっくりしたねぇえ。大丈夫ですからねぇえ。」となだめつつやってくださるが、あまり実のないしゃべり方だ。(笑)

施術は、やはり5分以内で終わり、お薬を貰い1週間後に診断が入る。
ファンデーションを塗って帰ることが可能なので、見ると擦り傷みたくなっている。
このかさぶたがしばらくしたらはがれてくるんだ。
今回は、右側だけ・・。左側のコウジ酸用の夜・朝用クリーム、レーザー跡用のクリーム、ビタミンCとEでしめて、1万1千600円なり。(レーザーは1回1万円)
美容外科よりかは、良心的な値段だろう。

・・・とにかく、レーザー照射自体はちょっとぴりっとする感じで、痛くはないんですが、心の準備が無いままに行ったもので、精神的にダメージをくらう。(笑)
おまけに、昨日からレディスデーだ。肉体的にもしんどいものがある。

少しひりつく頬を気にしながら、河原町にある化粧品・化粧道具専門店に行く。
バネの利いたまつげビューラーを発見、少し、ご機嫌になる。
他にも、かかとケアクリームを買う。パープル系のアイシャドーパレット、むだ毛抑制クリーム、パールの入った下地クリーム・・・。親の敵のように買う。しめて5千円なり。少し気が晴れる。

帰路、何度もため息が出る、くたびれているのと安堵とで。

昔、派遣で一緒だった大奥のようなお局のおばはんに、「ため息ばっかりついてたら、ため息ばっかりの人生になる。」と注意されたことがある。仕事がきつかったんだな、その時。
当たり前といや、当たり前の理屈やが、ため息ぐらいつかんとカタルシスになるかいや。

そのもっともっと昔、ジュースを一気のみしたあと、「ぷはーっ!」とため息というか吐息を出したら、「子供のクセにため息つくな!」と父親に理不尽な怒られ方をされたことがある。
「いつか、オトナになったらしばいたる!」(おいおい)そう思ってる間に、先に亡くなってしまった。

ため息を漫画の吹き出しのように、ぽんぽこだしながら、帰宅すると郵便ポストに、エアポストメールが!!

遠い異国のその絵はがきは、私をアッという間に有頂天にしてくれた。

食欲がうせるくらい疲れ果てていたはずだったのに、お腹がいきなり「ぐぅ」と鳴いた。

ありがとう。

そして、SZIA!!