幸福と 科学   ...ごとうみちこ

 

 

動物園のとなりの球場で - 2004年10月10日(日)


勢い余って、秋の高校野球決勝を
円山球場まで見に行ってしまった。

観客の大半は“駒苫ファンの札幌市民”なので、
「駒苫が勝ってくれれば嬉しい」
「でも札幌藻岩もがんばって」
みたいな、微妙な状況でした。

結果は、駒苫の圧勝。
力の差がありすぎた。

しかし、駒苫ナインの要所要所での
折り目の正しさはすごいです。
ランナーがベンチへ帰るときの全力疾走とか、
閉会式での行進の美しさ(やりすぎない程度で、
自然なのがまた)とか、
極めつけはインタビュー取材を受けている時の
ハキハキした受け答え。

試合終了後、場外で黄色い悲鳴が上がったので
「まさか」とは思ったのですが、
それは「駒苫ナインの出待ちをする人だかり」
から上がったものでした。
その様子は、もうもうアイドル並み。

駒苫は部員への教育がしっかりしてそうなので、
おかしなことにはならんと思いますが、
あの騒がれっぷり、悪影響を及ぼさないことを祈ります。

円山球場、となりが動物園なので
ときどき風にのって
「動物の香り」がしてました。
あとカラスが多いです。カー。




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野球部ご一行様 - 2004年10月04日(月)


会社の裏手にあるしょぼホテル「ホテルハシモト」に
「駒大苫小牧野球部ご一行様」
が宿泊していることに気づきおどろく。
そうだ、秋季大会が札幌で開催されておるのです。

毎年秋の大会や夏の大会があるたびに
この近辺に沸いて出る球児達は
駒大苫小牧だったのかもしれない…

ニュースといわんばかりに会社へ戻ってそのことを伝えたら
すでにみんな知っていて盛り上がっていた。

すぐ近くに事務所をかまえるCさんにメールしたら
え〜〜ほんとう?とこれまた盛り上がっていた。

かつて球児にこれほどときめいたことはない。と思う。



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いわゆる日本 - 2004年09月24日(金)


しかし先日の青森行きを思い出してみると
頭の中に浮かんでくるのは
カーナビの画面と見慣れぬ地名のこと。

北海道育ちの私が本州方面に行くと、
そこかしこにある「日本史」を感じさせる地名に
なんとなく敏感になる。

たとえば「関所」だったところだったり。
「宿場町」だったところだったり。

おお、私たちに擦り込まれてる「日本」が
ここにあるよ…

と思うのだ。

私はそれらを何となくいつも、
ヨソ者っぽい気分で味わい楽しみます。


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ロールケーキ革命 - 2004年09月23日(木)


私に「ロールケーキ革命」とでも言うべき
カルチャーショックをもたらしたお店。
それが琴似にあった「洋菓子のポルカ」でした…。

近隣に住む友達がお土産で買ってきてくれたあのロールケーキ。
「え〜っ!」っていう味でした。
ロールケーキって、こんなにうまいものだったのかと。

それまで、ロールケーキといったら
「スーパーのパン売場で山積みになってるまずいアレ」
のイメージしかなかったのですが、
ポルカのロールなケーキは違った。

しっとり というか、ふんわり というか、
口当たりが上品で、ほんのり洋酒のカホリ。
コクがあってまろやかな味なのに、軽い。

ハッキリ言って1本丸ごと食える!とすら思ったのです。
その後、買いに行きました。
やっぱり美味しかった。

それを何となく思いだして、しばらく行ってないな〜と
お店を検索してみたら…
なんと8月で閉店しておりました。

あの「街のケーキ屋さん」的な、
地味〜な佇まいも良かったのに…
ああ。合掌。




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甘すぎた - 2004年09月22日(水)


青森駅前で買ってきた「りんご風の和菓子」は
食べた瞬間耳から鳩が飛び立ちそうなくらい甘かった。
会社のみなさん、すみません。

その代わり自分用に買ってきた「干しもち」は
たいへん好みの味でした。
もさもさ具合とか、ほのかな甘さとか。
見た目もラブリーなのですが写真がありません。すみません。

ちなみに私はわりと
「もさもさ」した食感のものが好きで、
とり肉はももよりムネ肉、
チャーシューも角煮風のより
割りばしみたいな味の固いヤツが好きです。

あっ塩ラーメン食べたいな。



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思わず「ゴメン」と - 2004年09月21日(火)


今日記を書こうとして日付を
「2002年」と入れてしまいました。
普通に。手が。2002と。なにそれ私。

++

ミスドのポンデライオンは大変かわいく
よくできたキャラクターだと思うのですが
「ポンデきなこ」を食べようとかじりついた瞬間、
「ポンデライオンを食っちゃってる」ような感覚におそわれました。
かわいいような、申し訳ないような、切ない気持ち…。
ドーナツ界もいろいろです。



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どうしたっていうくらい活動的 - 2004年09月20日(月)


そんなこんなでアッという間に
札幌に帰ってきた今日は連休最終日。
帰りは禁煙席だったので快適、結構眠れた。

朝の6時に駅について。
3時間くらい寝て。起きて取材に行って。
会社戻ってモロモロ仕事して。
夜には勢いで「札幌ドーム」に日ハム戦を見に行ってしまいました。
元気なふりをして行ったのですがさすがに疲れた。
スト明けとやらで超満員でした。

私は特別に野球好きでもなんでもなかった…ので
実はこれが初めて見るプロ野球。
ああ、こういう楽しみがあるんだ、これは楽しいよな。
と実感いたしました。

これがあるから、明日からまた仕事がんばれる、みたいな。
そういう空気というか。

青森に行ってる時点ですでにどうかしてますが、
近年まれにみる有意義な連休でした洗濯してないけど。



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青森でライブなわけだが - 2004年09月19日(日)


◆9月19日(日) 2日目

今日は夜18時頃から「青森サンシャイン」という
見知らぬライブハウスでデキシを観るのだ!

しかしそれまでの時間の過ごし方やら
何やらでもめているうちに
同行者の機嫌がみるみる悪く。
しまいに「わしゃどーでもいい」的なことを言い出す始末。

なんですと!

「せっかくの遠出、有意義に過ごさなければ」
という建設的な道子Aと
「どうでもいいってなんだよ。やってられっか」
という投げやりな道子Bが激しく分裂。
じりじりと焦った結果の行き先が浅虫温泉。

…あさむしおんせん…

は、非常にメジャーな温泉地だと思うのですが
あまり「サライ」的ではないといいますか、
「一個人」的ではないといいますか、
まあ何というかそんな所なのだった。

何の下調べもなく来たので
どこに行ったらいいのか迷った挙げ句、
「道の駅」の最上階にあった温泉に入った。

これが、思いのほか良いお湯で、
内湯なのに陸奥湾が一望できる設計なのもまた素晴らしく。
心も体も少し緩み、連日の疲れも少しとれた。良かった。


◆アーケード街はのびる

夕方近くに青森駅前へ戻り、
ライブの時間までアーケード街を散策。

全然知らなかったのだが、青森は
アーケード街がとても発達していて、
昔ながらの個人商店がけっこう頑張っている。

札幌にはもうこんな場所はあまりないので
(狸小路も大型店化しているし)
「レコード屋」や「りんご屋」や「帽子屋」や
そういういろんな店先を眺めているうちに
いつの間にか遠くまで来てしまう。

とても魅力的な雑貨屋もいくつかあった。
面白いね、青森。



◆青森サンシャイン

ライブハウス「青森サンシャイン」は、
教えてもらわなければ絶対見逃すような立地であった。
さっきアーケード街で、道ばたにいた
「音楽好きそう」なお姉さんに聞いてきたのです良かった。

で、通路を歩いているといきなりハッチー様
(デキシード・ザ・エモンズのドラマー様)と鉢合わせ。

たっ楽しみにしてます!さっ札幌から見に来ちゃいました!
としか言えず。
ハッチー様は終始にこにこしており、
「札幌から!」と朗らかに受け答えしてくださいました。
中身のない会話をしてしまった…でもいいの…。

目的はデキシード・ザ・エモンズなわけですが。
まず対バンで第一のカルチャーショック。

その名も「ザ・キャプテンズ」
仙台のGSバンド(自称「最後のGS」)である彼らの
パフォーマンスはもうもう最高でした。

GSに欠かせない「気持ち悪さ」を見事に体現しつつ(誉め言葉)、
ただ単にノスタルジーでは終わらせないオリジナリティもありつつ。
そのサービス精神、楽しませようとする姿勢は
もーまぶしいくらいに輝いてました。面白い!
ダメな人はダメそうだけど!

トリはデキシード・ザ・エモンズですよ。
私が彼らのライブを観るのはこれが3回目なのですが、
となりにいた女の子がライブ中に
「曲知らないんだけど面白い〜!」と漏らしたのに激しく共感。
そうよね、そうよね。
私も最初に見たとき、そう思ったもん!

やや、だがしかし!
今日私は帰らねばならんのです(明日昼に仕事があるのです)。
泣く泣く、ライブ後半にさしかかったあたりで退座。
耳がボワ〜〜ッとなったままタクシーに飛び乗り、青森駅へ。

お土産を買いそびれたのが気がかりだったのですが、
たまたま夜食を買いに入った「デイリーヤマザキ」には
なんと青森土産がもりもり売ってました。

青森土産を買いそびれたみなさま、
そんなときはぜひ駅前の「デイリーヤマザキ」へ。
ひととおり何でも売ってますよ!

あ〜あ、グッバイ青森!



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青森に着いたのだが - 2004年09月18日(土)


◆9月18日(土)到着

朝の5時45分という
いかんともしがたい時間に青森駅到着。
同行者と市場で買ったおにぎりを食べながら、
レンタカーを借りれば良いという結論にたどり着く
(たいした結論ではない)。

レンタカーの営業時間は8時から。
それまであまり有意義には過ごせず、
ただ単にうろうろして体力を消耗した。

というわけで8時。「駅レン」では
「えっ予約してないんですか?じゃあ無理ですね
(今日から連休なんだから混んでるに決まってるだろうが!)」
とあっさり断られシュンとなるが、

次に訪れた「ジャパレン」では
「あ、この車でしたらちょっと待っていただけたら出せますよ」と
運良く空いていた「デミ夫」の都合をつけてくれ
借りることができた。しかもなにやら親切。気分が良い。


◆デミ夫とナビ子


デミ夫は車体小さめだが大変力強い車で、
ちょっとアクセルを踏んだだけで恐ろしいほど加速する。
しかも妙に走行感が安定しており(あくまで私見)、
加速している不安感ががあまりないので、
メーターを見て驚くことしばしば。気を付けて。

行き先を決めずにカーをレンタルしてしまったので、
ここはひとつ「カーナビ」という
文明の利器に頼り切ってみることにする。
慣れない私が間違った操作をしたところ、
カーナビ娘(ナビ子)に「ちがう。」と言われた。
それまで丁寧語だったのになぜ私にはタメぐちか。

しかしここはひとつナビ子に頼り切りながら
「弘前」に立ち寄り、勢いで「秋田市」を目指した。
が、これが間違い。デミ夫を時間通りに青森で返却するために、
秋田滞在は稲庭うどんを食べた40分ほどであった。
あとは再びみちのく北上ドライビング。疲れる。

しかもナビ子は逐一「到着予定時刻」を知らせてくれるので、
そのタイム(タイム?)を縮めることにただひたすら躍起になる帰路。
観光というよりは「ナビ子の威力を試す旅」になってしまった。

あと、これは北海道のドライバーがおかしいのだと思うのだけど、
こちらのドライバーの平均時速は
北海道に比べるとかなり遅いような気がした。
いやあ、北海道で交通事故が多いわけだよね。



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青森へ行くのだが - 2004年09月17日(金)


ここからは青森への小旅行レポートをお送りします。
ふだんはできるだけ読みやすく、簡潔にまとめるべく
削ることばっかり考えて書いているのですが
今回は思いついたままだらだら書いていきます
(削るのめんどうなので、ウフフ)。

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◆9月17日(金)序曲

22時ちょうどの夜行で青森へ行くのだが。
20時の時点でまだ片づいていないことが2件。
行けるのか。大丈夫か。
とハラハラしながらなんとか片づけ
会社から駅直行、出発。

休み中に仕事上で何かあったら面倒なので、
仕上げた原稿も全部かばんに詰めた。
なるべくなら見ないですむことを祈る。

今回の目的はデキシード・ザ・
エモンズの19日夜の青森ライブ。
今回のツアーは北海道には
来てくんないのでこちらから迎え撃つのだ。
しかし今日はまだ17日の夜だ。

20日の夜まで青森で何をするのか
まったく決めていないのでちょっと不安。
昨晩あせって「るるぶ」のガイド本だけは買った。
買ったが行き先を熟考する余力なし。

夜行は寝台がとれなかった(&予算がなかった)
ので、比較的安めのリクライニング指定席。
しかも禁煙席がいっぱいで取れなかった…
ここで喫煙席の辛さを思い知る。

案の定まったく眠れず、
眠さとだるさと頭痛の中で青森に上陸。
青森についたというのに
そこで考えていたことは「寝たい…」でした。
いきなり疲れ切っています。



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