最後に流れたのは「ダンシングクィーン」でっせ「アバ」ですよ、頭悪いからカタカナでしか書けないんですよ奥さん! 「踊っているあたしたち皆がダンシングクィーンよ」と叫びたかった 叫んだとしても変人扱いされそうだけどここで潤んだ目で「イエス!」と答えてくれる乙女がいたらあたしはマジで恋する5秒前状態だろうに。
終わってからカラスの泣き声をBGMに 「あたしにはブラジルの血が流れてる」という日本人自称未来系フェム女と飲み会であたしの隣に座ったのが運のつきの独特テンションの持つ主のお嬢さんと一番若いのに妙に疲れてる18歳と「貴族」というステキな喫茶店にて「貴族オリジナルブレンド」をすすっていました。 18歳は初めてのパーティが楽しかったらしくその姿にうらやましさを感じた。 「あたしも初めて行った時18だったなぁ、『うひゃー』とかなって楽しかったなぁ」と遠い目になった。 そんな彼女を観察していかに幼く見せるか特訓をやっていたわけだ、すぐ座る寝るとかポイントをチェックしていたのだ。 未来系は、実は横浜で飲んでいたときに会った人で再び偶然会ったときに「いやだー帰って」と言ってしまったんだなぁ 独特さんは最後までつかみどころがなかったけど、あたしの話に付き合ってくれてありがたかった。 そしてそれぞれの土地に散っていったのです(かっこつけ文章)
家に帰ってすぐ寝ればいいもの、無職でダメダメなときに絶対見るドラマ 「ロンバケ」を一話からぶっとおしで鑑賞し 「『みなみーせなー』とかいってあたしもチューしたいー」と夢見る乙女をやっていたのさ。
新宿2丁目を一言でいうと 「混ぜご飯にイチゴがあってもいいじゃない」 わかる?
札幌の夜の街でうるさく騒いでいたあたし やっとのことさここにきた、ジャパンで一番の大きさのゲイの集まる街 それは新宿2丁目です。
「イベントに行く人集まってお酒を飲んでからいきませんか?」とネットで告知があったのでそれに紛れてきたのです。 待ち合わせのアルタとは逆の方向のから出て当然のごとくいつものように「ここはどこだ!」とさ迷い待ち合わせ場所へと辿りつく。 飲み会は基本的には女の子だけだったのですが、男性だけど心は女のMさんが登場したときに彼女は飲み会のスターと化していてあたしはMさんの「今日は踊って飲むわよ!」の掛け声にもうそれはのりのりでした。 2丁目に移動するときには先頭になって「はとバスツアーにみなさーん」と声だししていたMさん、振り返って見てく人たちがいて気分は上々「さぁ見るならみなさいよ」って感じで。
まぁそれは、会場内はおなごだらけで、しかしどこに行っても男にしか見えない人ってたくさんいるもんなんですねーわかりやすい! 踊っている人がいないので、あたし独り占めよ!とか思って踊っていたのにいつのまにか人が出てきて一旦休止してもう一つの女の子オンリーの会場へ。
とてもまったり空間でした、だからまったり、だけどスタッフ人が「オーガナイザーに見つからないようにね」心は女の子のMさんを通してくれたのですが、あまり長居できない状況になって外へ 納得がいかないMさんに「しょうがないことってたくさんありますよ」と言ったら 新宿の夜空の下Mさんは「あんたはおとなー!」と崩れ込んだりしちゃったり。
同居人も遊びにきたんですが、レズのイベントにも何故か馴染むあんちくしょうでございました。 同居人とフロアで踊りまくって、バビエさんのショータイムを恍惚の表情で堪能し(中島みゆき最高!)目の前にいたかっこいいゲイの子を見つめ続けながら汗を滝のようにながしながらダンシングしていたのです。
だけど体力不足で道をプラプラ散策したり、ご飯食べて茶をしたり あまりクラブにはいなかったような気もしたけど
この日は同居人と高円寺へ 入った店にて、値切りして上下買って一万以内に収めたり 「これこのシャツ買うから、下のパンツ安くしてよ」てな感じで
同居人は、「レズとかゲイとかどうでもいいじゃん、人間性じゃん」とか言う人です、本人はノンケですが顔の作りが男前なせいかレズにモテモテになると思います、ハイテンションでありながら考えはしっかりと 見てないようで、実は周りをしっかりと見てる。 必要以上に絶対頼らない、っーか人に頼られてばっかりのアネゴ的存在だと思われます。 私同様、恋愛の機会に恵まれることがなく、もてない女二人の同居です。 競いたいようで、競いたくないタイプ。 ゲイの集団にいても馴染んでいる、人の持ってる柵とか境目を越せる人なんでしょう。
この日、新宿にて同居人と飲んでいたのですが、「アルタに行きたい」と言い出し、空に飛行船が飛んでいたら「おー」といい「なんでみんな見ないんだよ」と言い出す始末、そんな彼女は私より長く東京ライフを送っていて 新宿勤めで、だけど変に染まっていない人なんです。
ほーんと変な人
私の住んでいるところは神奈川でありながらとても東京よりです。 そしてとても空気が悪いです。 そしてとても人が多いので、窮屈を感じます。
私は、普通に地方の人なので田舎っぺモードを多用することにしました。 変に気取るって逆にカッコ悪くありません。 人に無干渉、常に手馴れた道を歩いている感じで できまーせん! 「牛」とか「ラベンダー」やら「山の見える方が北」 すっごいすれてない感じで、マイペース、いわば流行の癒し系って感じがしませんか? そもそも東京自体が、地方の人が集まる都会じゃない 見失ってどうする、地元心って物をよー
道に迷ってえんやこら、家に帰って地図を見て迷った道を判明させることが楽しみです。 はっきり言って、「ここはとんでもないところだなぁ」とも何回も思いましたが、人でも物事でも、悪いところといいところは紙一重なんだと思います。
とても、とても「嫌だ」 とても、とても「好き」 それを判断するのは私個人の見方なんだろうね、きっと
「私は正直美人が大好きです」
区役所に用事があって、迷うのも仕方ない感覚で歩いていったら 無事到着、番号札を貰って職員を眺めていたら 「あ、あの人がいい」と思い、「私の名前を呼んで」と願う。 名前を呼ばれて「ラッキー(心の中で)」必要以上にカウンター前のめり、もちろん愛想の良さはマックス値!川崎市の案内の本を笑顔で手渡されて「隅から隅まで読みます」と思ったねこりゃ。
なぜならその人が美人だったから
イヤ、顔じゃなくって仕事してる感じがすっごくよかったのね。 来ている人たちと笑顔で口まであけてガハガハ笑ってて、他の職員さんたちとも笑顔で話していて、雰囲気がすっごくいい人だった。 「お待たせしました」と「ありがとうございます」の言い方が素晴らしくって、思わずこっちも「ありがとうございます」とおじぎ。
私は、美人でそれを鼻にかけている傲慢な人が嫌いで「その鼻へし折ってやる」と思ってしまうタイプ。 今まで好きになった人の顔は共通点があまりない。 友達から「あんたの好きだった人はみんな雰囲気似てるよ」と言われた。 最初嫌いだったくせに、知ってみると好きになってたり。 その人の持つ雰囲気を知って、それを好きになって。 ものすごく、顔までも好きになる。 性格ブスは顔悪し、 良い雰囲気を持てる人は、大概人に優しくて、自分に正直、周りの人を照らしますよね
この日は、同居人が仕事なので一人行動。 朝ゴハンを作って(昨日スーパー行ってきたの) 近くを散歩することに。
迷う迷う、行き止まりに何度もぶつかる。 それでもひたるら歩き続けて、疲れて電車に乗って。 渋谷に行ってみたら、人の多さにすっかり参って、漫画喫茶に逃げ込めばリクライニングシートでキーボードが上手く打てず。 だんだん気持ち悪くなってきてあまり渋谷を徘徊せずに帰宅。 今は、まだ慣れてなくてすぐに疲れる。 ま、時間がたてばこの日常も普通にこなせると思うけど。 とりあえず、電車はあまり迷わずに乗れるようになったからいいや。
「よく人にぶつかるんだよね」と同居人に言ったら。 「それはあんたが邪魔なんだよ」と言われた。 東京に住んでいる人に「札幌きたっておもしろくないよ」と言ったけど 理由は「なにもないから。ただ広いだけ」と言ったのだけど 今はそれが逆によいと思える。 狭くって、空気悪くって、人が多い、なんか圧力を感じる。 「ここに住んでたら癒しとか求めるだろうし、広いところに行くのもいいかもな」と思ったのです。 悪いところを上げれば、キリがない。 いろんな街があって、いろんな人がいるわけなんだから。 それを今は楽しむのがよいんだろう、時間もたっぷりあるし。
この日札幌の友達と電話して、「ちゃんと食べてる?」と母チックな言葉を言われ 関西の友達から電話かかってきて「どう?」と言われ 東京の友達から「週末遊ぼうね」メールきた。 同居人が帰宅したらソファーで気持ち良さそうに寝ていたらしい。 夜中起きたら、布団がかかっていた。
「あんたは恵まれてる」と言われた言葉は本当にそうだと思う。 札幌で「友達は大切にしたほうがいい」と私が言った言葉を自分で実感する。 家賃が2万、近くに友達も住んでる、ドアをあけたら「おかえり」を言ってくれる人がいる。
2003年04月08日(火) |
おしゃれ地域に馴染まぬ女 |
当然一日目から熟睡できるような女じゃないです。 だいぶ疲れも溜まってきてるとはいえ、朝から活動開始 上の階に住んでる人に挨拶して、同居人と二子玉川にいって買い物をし、アパートの持ち主である同居人のおばさんちにロイズの生チョコ持参でご挨拶しに行く。 「あんたさ、年上相手だと話し方が落ち着くよね」と言われた。 そのまま桜坂まで徒歩で移動して、今年初めての桜を見る。 私は「綺麗だなぁ」と単純に思ったのですが、地元の人は「たいしたことない」と言ってる、郵便局に行ってる同居人を待ってる時に外にいる田園調布犬を撫でていたら、飼い主のマダムと立ち話になって「皆さんいうほどのものじゃないですよ」と言われちゃいました、丁寧にも道案内をされて六郷用水沿いを桜を見ながら歩く、この日の天気はあいにくの雨。 同居人はカメラで外国人の友達に送る「ジャパン的」な写真をとりまくってる、ときたま二人で「この風景は札幌チックだね」と言いながら、東京の街を満喫。
自由ヶ丘に着いたのはいいんだけど、すっごい雨が降ってきてかなり参った。 私がこっちにきて驚いたものは「道路」 狭い、ぐにゃぐにゃしてる、車とすれ違うとき怖い。 二日目になると「あれ?」と思うところがたくさんできてきて 「ホームや駅に、屋根や扉が少ないんだ」と気付く。 なんか、今年雪が降って「大変」といっていた理由がわかった。 さすがに同じ日本なんだから、違いはそうはないんだけど、微妙な違いが街を歩いてみるとよくあって単純におもしろい。
一日中歩き回って、帰宅したら荷物が届いて実家で使っていた布団が届く。 部屋に見慣れた物があるとすごく落ち着く。 つかれてすぐに就寝しました。 なんか報告書みたいな日記
2003年04月07日(月) |
ここから、神奈川東京編突入 |
旅立つ時の最後の言葉は「スッチーになりたい!」 「バカか!」と当然返されたのです。
犬をおもいきり撫でてから家を出る。 この日札幌は実にいい天気で空は雲ひとつない青空、空を飛ぶにはもってこいの日でした。 新千歳空港についてスマートに飛び立ちたいところだけど 搭乗券を貰ってブラブラしたいたかと思えば、空港内に私の名前が呼び出せれる「ええ、落としましたよ搭乗券」 金属探知機には3回ひっかかり、ピストル型したキーホルダーを「機内では絶対出さないで下さい!」と怒られ、客室乗務員には何度「恐れいります」と言われたことか、缶ビールで酔っ払い、揺れる機内のトイレでコンタクトをはめ、ずっと窓に顔をくっつけてる、そしてその日の機長はジェームス。 そんなこんなで羽田に到着、待ち合わせしているのに展望デッキでのんびり。 「わぁどれがどれだがわかんない」と思いつつもノリノリで電車に乗って、一応迷わず、横浜到着。 こっちに住んでる友達カップルに合流して 「結婚することになった」と言われてびっくり。 プロポーズの言葉を聞いても、教えてくれない彼が結構かわいかったのです。 それから、でっかい観覧車乗って 「ランドマークタワー!レインボーブリッジ!」などとベタな喜び方をして、友達から乗り継ぎを教えてもらって、私が生活するところへと移動。
指定された駅を降りても、友達が中々こない... 「なんか遂に着たのに全然実感湧かないなぁ」とぼんやりしてら 知ってる顔を発見!思わず抱きついたりして。 居酒屋にいって話まくって、驕ってもらって。 生活するところに到着。 あまりにたくさんの出来事があって何も考えずに時間が進んでる感覚。
この日札幌、東京、神奈川の友達から「いってらっしゃい」「きた?」メールを貰って。 「みんなちゃんと覚えてくれてたんだ」と嬉しくなったのでした。
これから怒涛の関東生活の始まりです
この時期は歓送迎会シーズン真っ只中! どこにいっても入れりゃしねって、っーかみんな時間にアバウトすぎ! 24/7の三角コンビが札幌にいるということでみんなで飲みました。
りょう(オタク)は相変わらず突っ込むときの声の大きさは人一倍で、おじょう(ワイヤー飛び出す)は相変わらず眉毛立派で、GB殿(ブラジャーはワイヤー入り)はますます髪が伸びてモンゴルチック、遅れてきたかえ(ブックマック)ともみ(こっくりリーダーはこいつ)は、素敵なカップルコンビネーションを炸裂させておりました。 私は私で連日の疲れで目の下にクマを作ってましたが、あまりのおもしろさに大爆笑でおりまして皆で「出会って1年って感じないねぇ」と言ってました。 それはそのはず、何故かというと居酒屋の後にゲーセン行ってプリクラを撮ったのですが、うちらは壊れ軍団なので普通の恰好なんかで撮りません。 ナース服にタイガーマスクのあたしは自分の姿を見て笑っていて、試着室のカーテンをシャーと空いたら、そこにはモヒカンのオスカルかえ!セーラー服、ロンゲパーマのもみ!ちょんまげGB!アフロりょう、でこでかおじょう!一般のレズの人がみたら「同性愛者がみんなこんな人だと思われなくたい!」と叫ぶ感じだったのです、ほんと1年って怖いなぁ(理由になってない?)
その後GB宅に移動して、ウクレレ、ギター、タンバリン、ハーモニカ、リズムマシーンやらで夜中だというのに、 「ドキッ、クソレズだらけの演奏大会(ただし下手)」が始まったのです、 うーん、これで今回欠席したさい1・5コンビ(お山コンビ)がいたら、もっと濃かっただろうに。
今回最も勉強になったことは「マリア様」をしてマリア様が帰ってくれなくってビビッたら、ケーキの絵を描くと満足して帰ってくれるそうです。 あと、こっくりさんやって「だれだれ君の好きな人は誰ですか?」って聞いて、「うそ?あたし」ってやる奴はこっくりリーダーかもね
友人が「ここのガストは人がいない!」というからみてみたら 私の初めて行ったガストはありえないぐらい、スカスカでした。 話はなんでか結婚問題になり、将来一人身でいるのはその友達と私ぐらいかもと思った瞬間、不安と恐怖を少し感じてしまいました。 ご飯を食べ終わって友達の家に移動したら、やっぱり宝塚ビデオ鑑賞会になっていたのでした。
このビデオはレアでコアな内容で、設定もおかしければ演じ方もこれまたおかしくて、ジェンヌが歌う「ずるい女」やらジェンヌがやるコントやらを、寒いを通りこして笑って観てました。
掛け布団しかなくて床で寝ることに文句を言っていた私が堂々とした寝相で爆睡していて、皆さんをソファへ追いやっていたそうです。 いつ寝たのか記憶になかったのですが、 鎮痛剤を酒で飲んだら、そりゃ記憶も遠ざかるってものです。 おかげでよく寝れましたけどね、 春とは思えない、吹雪の中を小走りで職場へ向かったのでした。
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