切ったのは相手だけど 最後に捨ててしまったのは私の方かもしれない
いつもの道、いつもの店 狭い路地に通り抜けるにゃんこ ちょっとうるっときた
もう、ここには二度とこないだろう
って、羽田に着いた頃には札幌に戻れるのが嬉しくって 感傷なんて、これぽっちもなかった
いつもなら美味しい焼酎がにがうりエキスが入ってるみたに 苦かった
隣にいる人の言っている言葉も苦かった にがうりならぬ、うちの心をずきずきさせる
でも、気づいたことはその人の言葉には幾つ物矛盾点があった 「どうしていいかわからないから私にぶつけてるんだろう」とは 案外、苦い時点でわかった
人は傷つくことを避けられない 私に手で回避してあげることもできない
無力だと嘆くだろうか?
慰めと同情にどのような優しさが含まれているのだろうか?
私は自分がわからないだから他人なんてもっともっとわからない
とても覚えてる
鮮やかなシャツを着ていたことを しかし、互いに興味を示さなかったことを
しかし、初対面からとても覚えてる シャツのデザインから丈の長さ、下に着ていたズボンまで
もしかしたら、おぼえていなかったには 見とれて、忘れて、ぶっ飛んでいたからかもしれない
君の悪いところを教えてあげよう まず 考えすぎて、判断がおそいところ 真面目なのに鈍感なところ 知らないうちに人傷つけているところ
私の心の内を「もっと、近づきたいもっと知りたい」といいつつ なにも核心に近づいていないところ
君のいいところは 人の気持ちを考えすぎて判断が遅くなるところ 真面目で鈍感なところ 率直で素直なところ
もっと、気づいて欲しかったのかもしれない 自分って人を
もう遅かったけれど
なんだか私は過去に対する人現在の代理品みたいで それを感じ取ったのは時遅く 言いたいことも耳に入っていない状態だった
「大丈夫だよそんなメール送ってこなくっても」 「大丈夫だよそんな週末の予定合わせなくても」
常軌を逸脱してることに気づくのが遅すぎたとき 人はどう思い、どう行動するのだろう なにが正しくて、どれが間違っているのだろう
私は言った
さりげなく
「最後だからいいじゃない」って
2005年02月01日(火) |
見えないものは見せたくない |
彼女の目が見れなかった。
心の奥を見られそうで
心を逸らした
見られたくないことをした自分にどんな悪さがあるんだろう
付き合ってこと忘れた(笑) とあって 「忘れてた」と
昨日はメール遅れてなくてごめん、寂しい想いさせたね 私も寂しかったよ
本人に電話で 「あの件名の『私のかわいいうさぎちゃん』ってなに?」って聞いたら 「うさぎはひとりでいられないっていったじゃん」って
甘えることが人を支えることで それが間違っていることか私にはよくわからない
友達には「恋人になるの?」と聞かれて 「お互い利用しあってるだけじゃない欠けてる部分を」 と言ったのです
私が彼女の前にいようと 彼女の眼差しっていうもんには私は全然入ってなくって。
いつからだろう いつまでだっただろう
にこやかの顔の裏で憎しみを育てていた気がする あまりにも眼中にないから
それだけの存在 代わりのきく存在
「おまえはいつもあの子の二番手で悪く言えば都合よいオンナ」
殴ってやろうかと思ったけど、 一番悲しいことはそれを他人以上にその事実を黙認してる
自分にカウンターパンチを食らわしたくなった
毎日くるメール 送信者は同じ相手
「元気か?」 「今日は調子どうだ」 とかとか
きっちり今日の気分を返す
「今日は天気もいいし、副作用もないよ」 ってな感じで
いつかこんな感じのメールが来なくなる日もくるんだろう
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