ふうこの英国留学日記-その後

2002年10月05日(土) Coventry


私のいるWarwick大学から最寄の駅というと、コヴェントリーになる。
私は足を捻挫したこともあって、治安が悪いと噂のコヴェントリーの街を
今日まで一度も探索したことがなかった。

今日は、韓国人のLと日本人のYと一緒に、初めてコヴェントリーでお買い物。
ユニクロがあったのにはびっくり、GAPも見当たらないのに、こんなところに
出店して、どういう展開なんだろう。
でも、逆に他の海外チェーンがないから、ユニクロに人気が集まるのかも。

本日のお買い上げの品は、アルゴス(イギリスで電気コードと小さな整理用引き出し。中華料理店でアジア料理の調味料。Mark&Spensorで、冬用の下着。友達の誕生日プレゼント用の下着。と必要なものばかり。

でも、楽しかった。たまには街へでるのもいいね。

夜は、ペトロ・アルモドバルの新作映画を観にいってきます。



2002年10月03日(木) Flowing Water in my Body

I feel much amount of water in my body.
The temperture of the water is variable.
Sometimes it become very cold.
Sometime it is boiling.
I could not control it by myself.
I only try to conceal the change from my appearance.

I feel the water always flowing in my body.
The water is indispensable for me.
However, it often bothers me.
My heart is rolling in the water.
If the water dry up, I will lost my soul.
It will never stop until my death.



2002年10月02日(水) すべては想像力の問題

今年の夏、付き合い始めたばかりの彼にふられました。
ちょっと前の話ですが、今までここに書く気力もなかった。

私は、彼と仲良くなり始めた頃は。。。ホント?って感じだったけど
悩みながらも、私は彼をだんだん好きになって、
やっと、この人だ!と思った頃には、相手に去られてしまった。

表面的な理由としては、私がウェットすぎる、情緒的すぎる、感情的すぎて、
そういう私を彼は受け入れることができない。そういう私に、違和感を
覚える。というのが理由。

うん、私は情緒不安定なとことがあるし、ウェットな性格だし、人にすぐに
甘えたがるし、面倒くさくて、重い女だと自分でも思う。

恋をすると、相手が自分のことをどう思っているのか気になる。
確かめたくなる。いろいろ想像する、不安になる、嬉しくなる。
その結果、私はより情緒不安定になる。。。

私は一般の人間関係においてはそこまで情緒不安定ではないと思う。
しかし、恋をした相手にはとても情緒的になる。不安になる。

彼は、そういう情緒的な面が強い私とはとても付き合いきれないと
思ったのだと思う。

私が彼のことを真剣に好きになって、情緒不安定なったがゆえに、彼は
私を去り、私は悲しむ。

私は考える。私に何ができただろうか。
私はどこかにおいてもっと努力や注意をはらうべきだったんだろう。
しかし、今となっては私にはどうしようもない。

壊れてしまったお皿がもとに戻らないように、言ってしまった言葉
送ってしまった言葉は消えない。

−−結局、感情的になった方が負けなのだ。余分な好意が、人を感情的にする。
              江國 香織「ホリ−・ガ−デン」(新潮文庫)−−

その通りだと思う。





2002年10月01日(火) Books from India ?


昨日、学科の教授に教えてもらった世界最大の中古本サイト(というふれこみ)、
abe.com で、本を注文してみた。しかし、NYでの値段の半額というのに惹かれて
注文してみたのだが、インドのデリーにある古書店の在庫だという。送料は高くなるが、合わせてもイギリスで買う値段の3分の2以下。
インドからの本が果たして届くのか? 

勉強に必要な本なので、届かなかったら頭に来るが、届いたらきっと嬉しいだろう。期待半分、不安半分。この不安感がネットショッピングの醍醐味なのかもしれない。



2002年09月30日(月) Our Autumn Term start

From today, our autumn term has started.
I will be busy after now...I am afraid that I will write less
diary in this site than before.
During the last week, I watched two movies.
One is " The importance being earnest", the other is "Minority Report".

I enjoyed the former one, because the actors, who played the role in the movie and the script of it are very nice. There are much British humor in the movie.
On the other hand, latter one is not so interesting. The most exciting scenes in this movie can be seen in the preview.
I love Philip. K Dick, but the movie seems not to succeed in creating his world.

Today, we had lunch party in our department of university.
Our department is small and teachers are very friendly.
I still could not find another japanese student in my course.
But, I met nice Chinese and British (she will do translation from French into English) classmates.

I felt something blue...there are many reasons.
Today, I walked for long time, and my ankle got pain again. It is one reason.
Also, I found some Japanese people, who are very exclusive.
They can be seen to choose some rich and fashionable asian people as a group of member. I felt some uncomfortable about their attitudes for others. It's might be ok...
Not only here, that kind of people can be seen everywhere.











2002年09月27日(金) 中国人男五人衆

今日は、朝から大学の登録の日で、8時半に家を出て、9時に大学の登録する建物の前に並び、11時には登録を終えて、買い物をして12時に帰宅。

ハラペコだったので、ラーメンでお昼を済ませようと思っていたら、ちょうど
お向かいの部屋のDもお昼を食べる〜と言うので、ラーメンを彼の分も作ってあげて一緒に食べた。

その後、3時に中国人の男友達Lから電話があり、オフキャンに住むBの
家でパーティーをするから来ないかと誘われ、4時過ぎにテスコに待ち合わせ
(すごくイギリスっぽい)して、材料を買ってからBの家に行った。

他に彼らが誘った女性のSが来れなかったので、結局女は私だけで、中国人の
男の子五人と私というメンバーのパーティー。彼らは私が、一時期住んでいた
寮のフラットメイト(同じキッチンをシェアする寮生)で、みんなで
一緒に住んでいたころを懐かしみながらも、Bの住んでいるタウンハウスが
とても住み心地が良さそうで、寮に住んでいる私たちは大学の外に家を借りるのは
なんていいんだろうと羨しがった。
彼らのキッチンで一緒に料理したり、ワインを飲んだり、そしてリビングリームのTVをソファーで見たり(これが寮生活にはない贅沢なのよー)した。

料理担当はBとLと私、Bを私とLはクッキング・マスターと仰ぎ、彼の作る
中華料理の手順を一生懸命を覚えようとした。Lは一ヶ月前に初めて会ったころは
とても料理上手とは言えなかったのに、今では私より、味わいのある料理をつくる。彼の料理はスマップでいう、香取君風で、料理なれていないゆえに、アイデアが斬新で想像していた以上に美味しいということがよくある。
1時間半もかけて、5品くらいの料理をつくり、たった15分で平らげてしまったけど、最初乾杯のときに、Bが「みんなの学問の成就と健康を心から祈って」ときはなんだかジンときた。

晩御飯の後は、リビングでみんなでTVでやっていたジム・キャリーの「ライアー・ライアー」を見た。ジム・キャリーの映画を見たのは初めてだったけど、みんなで笑いながら見るにはぴったりの映画で、これも思っていた以上に楽しめた。

ともかく、今晩はとても楽しかった。LとBは私の個人的な相談にも乗ってくれたり、帰りははるかに遠い、私の寮まで送ってくれたりして、とても親切だ。
5歳も年下だけど、二人とも人間できてるなあと思う。これからは、大学が始まって、こういう時間も少なくなるだろうけど、彼らとキャンパスのあちこちで時々会えることを楽しみにしている。



2002年09月26日(木) コリアン・チヂミ


In this University, I got a nice Korean friend.
She is the first Korean friend for me.
Today, she invited me in her flat.



2002年09月25日(水) 家族の在りかた

今日は1人で映画を大学のアートセンターに観にいった。タイトルは
"Once Upon A Time In The Midlands"
Midlandsというのうのは私が住む、Warwickを含むイングランド内陸部の
地域を指す。日本でいえば、中部地方といった感じだろうか。
題からして地味な映画なのだが、ストーリーも地味だった。
しかし、私は想像以上に楽しめた。役者がなかなかすごいのだ。

まず、主演がトレイン・スポッティング、フル・モンティーのロバート・カーライル。そして、その彼の相手役が、ノッティング・ヒルの恋人で妹の恋人役をやっていたり、リトル・ニッキ−(わけわかんない悪魔映画、私はたまたまCATVで見たんだけどかなりでイカレてた、ああいうの、私は好きです。)で悪魔ブラザーズの極悪非道なお兄さん役をやっていたりするウェールズ出身の個性派俳優リス・エヴァンス。
私は、ローバート・カーライルの演じる、暴力をいかにもふるいそうなダメ男ってほんと苦手で、この映画観ていても、ムカムカしちゃったんだけど、リス・エヴァンズがあまりにも誠実で、強がっている姿が可愛らしいので、目が離せなかった。

筋は、ジミー(カーライル)というやさぐれ男が三年ぶに、別れた女シェリーと彼らの間の娘、そして彼の家族の住む町へ戻ってくるんだけど、彼女と娘は新しい彼氏・デック(エヴァンズ)と幸せに暮らしてる。彼が戻ってきて、彼らの生活や関係にひびが入って。。。

最後は、ハッピーエンドなんだけど、血のつながりと、家族の関係に関して考えさせられた。物語の途中、デックは家を出て行き、代わりに父親面をするジミーに馴染めない娘に向かってシェリーは言う、
「デックが恋しいのね? でも、あなたの父親はジミーなのよ」
そして最後にシェリーは、「私の家族なの。壊したくないのよ」。
果たして彼女がそう宣言する相手はジミーなのか、デックのなのかそれは見てのお楽しみ。。。

離婚や片親家庭が当たり前となったイギリスではいかにもリアリティのある設定の中で、真剣に自分のパートナーを、子供を、愛することを貫こうとして、傷つき迷い悩む人々の姿がいとおしく感じられる。

また、家族でビンゴゲームをしに行くところ、母子がキッチンで朝シリアルを食べるところなどイギリスの労働階級の日常生活の実体がリアルに伝わってくる映画です。家族関係が美化されていないところと、全編にユーモアにあふれているところが、なんともいえずよい作品でした。



2002年09月24日(火) Clumsy Girl -不器用な女

Today, I did nothing important....only enjoy reading web site and write some Japanese documents.

In night, I enjoyed cooking chinese dishes...
I suggested my Japanese friends to make a Mailing List in our University by Japanese students.

After I finished my dinner, my neighbor Daniel visited me and we drunk his red wine together. We talked some personal things each other, for example, he is 35 years old and divorced his wife 1 year ago.
He said the divorce tired him out, and now he want to make new
friends and think about his life in this time.

At a glance, he thought I am a very sporty girl, but I know actually I am not. I told him I am not good at sports and often tumble down.
He said "you are clumsy girl. My ex-wife was also clumsy. I always
worried about her."

I could not understand what the word of clumsy mean.
After I checked my dictionary. It said
"1.moving in an awkward way and tending to break things 2.said or done carelessly in a way."

I think it is very suitable word for me...
I am clumsy in both my body and mind.

After we cheered our friendship and talking about friendship.
I learned from him a word of "kindred spirit".
It means nice friends who thinks and feels the way you do, who can share your feeling together, or who belong to same kind of group of you.

I think it means very similar idea of 「類は友を呼ぶ」in Japanese.





2002年09月23日(月) MBAな人たち


新しい寮の隣人、Dと親しくなった。
彼の専攻はMaster of Business Administration、いわゆるMBAというやつだ。
彼は8月の終わりまで、ロンドンの金融系情報会社で働いていて、そこの仕事をやめて、大学院に来た中国系シンガポリアン。前妻とは数年前に離婚したという×イチの30代の男性。
噂には聞いていたが、この大学のMBAの学生の多くはリッチな感じ。
TESCO(イギリスでもっとも一般的なスーパーマーケットチェーン)に行くのに、アウディやベンツに乗っていく。私もダニエルのアウディに便乗させてもらって、TESCOへ車でお買い物デビュー。ダニエルは料理が好きではないみたいで、
お礼に晩御飯を一緒にどう?と言ったら喜んでいた。

昨日は、他の友達が持参した豚挽きでミートボールスープを作った。
醤油とトリガラスープベースでオリエンタルな味。
「It's just Jpanese taste!」というダニエル。
シンガポールには日本料理の店が数多くあるらしい。

MBAの人たちは、やっぱり他の学部とは違って、何かと「MBAだから。。」
と口にする気がする。やっぱりそれなりのプライドと自負があるのだろう。
この大学のMBAの学費は年間400万ちょっと、これをポーンと払えるくらいの
収入がない人は来ない、ということらしい。

寮の入り口で、日本人と韓国人の他のMBA学生に会って立ち話。。。
「MBAをやってる方ですよね」と私。
「どうしてわかるの?」と彼ら。
「雰囲気でわかりますよ」と私。(だって、そんなスラックスはいてシャツ着てたらビジネスマンて明らかでしょ!!)

私は、こういう人種とは違う世界で生きてきたので、彼らのライフスタイルを
考察してみるのも面白い機会だと思っている。


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