星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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2002年02月07日(木) ナナミ

途中から合流した旅芸人、リィナさんのお陰で、
峠を越えることができた。



リィナだけ?ほかのメンバー無視?ますます良い性格だわ。ねえルック、ちょっと喧嘩吹っかけてきなさい。
ルック「嫌です。まだ洗濯が残っているので」
何よ、ノリが悪いのね。マクドール君の時は嬉々としてやってたのに。

ルック「あれは、レックナート様が風属性の僕じゃ普段はとても扱えそうにもないクレイゴーレムなんてものを貸して下さったからです。面白そうでしたから。
でもそれも結局、マクドールが馬鹿強いお陰で、あまり楽しめませんでしたけど」

あんなもの、また作ってあげるわよ。どうせ初めてでうまく扱えなかったんでしょ。
ルック「…」
うふふ目が輝いてる。ちょろいものね。


ナナミはいつものところにいた。
何も言わなくても彼女は、何の迷いも無しに、
まっすぐぼくを見て、ぼくを選んでくれた。
それが、思っていたよりも、ずっと、嬉しかった。



あの子、顔面強打して鼻血吹いてるけど、大丈夫?
ルック「何も言わなくてもってそもそも、言う暇与えてないし」


2002年02月06日(水) きくまる

ぼくはきくまる。
川に飛び込んだ後、気を失っていたらしい。
目が覚めた時には、大勢の男達に囲まれていた。

男達は、ジョウストン都市同盟側の傭兵らしい。
おとなしく言うことを聞いてみる。

砦に連れて行かれ、捕虜としての扱いを受ける。

そうこうしているうちに、ジョウイが助けに来た。
一度は捕まったが、次は成功した。
逃げる際、火事を起こしてしまって、良心が痛んだが。

ぼくはきっと、死んだことにされるか
軍に何らかの汚名を着せられるか
弱みを握られて利用されるかのどれかだと思うので。

そのどれにしても、キャロにいるナナミが心配だ。



何、この子結構良い性格。
なんで助けに来たジョウイをことごとく無視するのかしら?
助けにくるまで思い出しもしないで犬に気をとられてるし。
で、やっときくまるを見つけたときの彼、傷だらけになってたけど、
その辺の良心は痛まないのね。…気に入ったわ。
ルック「レックナート様、僕先に寝ますから、火の元はきちんとしといてくださいね」


苔田 |MAIL