星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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ナナミ「ね、ちょっと待って。きくまる、ジョウイ…わたしたち、 もう一度ここにもどってこれるのかなぁ…」
きくまる「…いつかは戻って来れるさ」 ナナミ「そっか、そうだよね。じゃ、ちょっとだけサヨナラってことだね」 ぼくの気休めの言葉に、笑って答えてくれる。
ぼくは、自分の帰る場所は、ナナミだ、って今日気づいた。 けど、ナナミの帰りたい場所は、やっぱりキャロなのかな。
案外根暗なのね、きくまる君。
「それでは、このぼくを信用してはくれないんですね……」
マルセルって言うと、どうも美少年のイメージがあるのよねえ。私だけかしら。 まあそれはそれとして、この弟、マルコだっけ、結構前から何か企てていたっぽいよね。 この家も色々ゆがんでそうねー?アトレイド君家の家庭の事情。 明らかににジョウイの方が出来はよさそうだし? それだけじゃなくて、例えばさ、マルコが好きな女の子がジョウイに片思いしてたりとかいうのはどうかしら。 しかもジョウイ以外はみんな知ってる、とかだったらもっといいわねえ。 んで、きくまるがそれとなく忠告したりもするんだけど、当のジョウイが全然気づいてないから、言われてもさらっと流してたりね。で余計にこじれると。
ルック「…妄想働かせてないで、見ればいいじゃないですか。レックナート様なら簡単でしょう」 力がもったいないわ。だってジョウイ君てあんまり好みじゃないんだもーん。
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