星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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ツァイを迎えに行って、山を降りたとき、最初に見えたのは、黒い煙。 それと、赤い炎。人の焼ける、におい。 リューベの村は滅ぼされた。ルカ・ブライトによって。
「おまえたちはここまででいい…すぐに支度をして逃げるんだ。ミューズ市に行くといい」 ビクトールがそう行ったので、ぼくは礼を言って、支度をした。 砦を出る前、ジョウイが口を開く。 「きくまる…ぼくたちはこのままでいいのか?君も見ただろう、あの村での事」 ジョウイは、戦いたがってるらしかった。
トトの村(で、あった場所)の橋のたもとでも、ぼくを説得しだした。 「君はぼくの親友だ。いや、少なくともぼくはそう思っている。だから、君が逃げ出す姿を見たくないんだ。お願いだ…戻ろう」
ジョウイ、君は自分の実力と失うべきでないものを知らな過ぎる。
うーん、やっぱり逃げることに抵抗がないのね、きくまるくんってば。 しかたないわね、えい★
ジョウイ「きくまる…もどろう。(12回目)…?どうしたの、青い顔をして」 きくまる「…もどろう…ジョウイ」
ルック「何したんですかレックナート様。精神に作用するような術を?」 そんなひどいことはしないわよ。ちょっと忘れようとしてたことを思い出させてあげただけ。うふ。
ルック「レックナート様、水晶球見ないんなら片しちゃっていいですか。いい加減埃がかぶってますけど」 あら嫌だ。ナナミ馬鹿に呆れている内にすっかり日にちが経っちゃったわ。
どれどれ。今はどこかしら。トトの村?ああ、ピリカちゃんに「(ジョウイとは)友達じゃない」って、超ナチュラルな笑顔で即答してるところね。くすくす。
ピリカちゃんのお使いを済ませてトトの村に帰ると、村が全滅していた。 ただ一人生き残ったピリカちゃんから説明を聞いてみる。 聞き終わったころ、向こうから女の人(どうやら村人ではないらしい)がやってきて、これはルカ・ブライトの仕業だと教えてくれた。 彼女はビクトールに用があるらしいので、傭兵の砦まで連れて行く。
ビクトール「よお、アップル久しぶりだ。なつかしいなぁ、今ごろはかわいいお嫁さんにでもなってるかと思ってたぜ」
彼女の軍師としての実力を知った上での痛烈な皮肉かしら。
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