星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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2002年03月02日(土) 選択

ツァイを迎えに行って、山を降りたとき、最初に見えたのは、黒い煙。
それと、赤い炎。人の焼ける、におい。
リューベの村は滅ぼされた。ルカ・ブライトによって。

「おまえたちはここまででいい…すぐに支度をして逃げるんだ。ミューズ市に行くといい」
ビクトールがそう行ったので、ぼくは礼を言って、支度をした。
砦を出る前、ジョウイが口を開く。
「きくまる…ぼくたちはこのままでいいのか?君も見ただろう、あの村での事」
ジョウイは、戦いたがってるらしかった。

トトの村(で、あった場所)の橋のたもとでも、ぼくを説得しだした。
「君はぼくの親友だ。いや、少なくともぼくはそう思っている。だから、君が逃げ出す姿を見たくないんだ。お願いだ…戻ろう」

ジョウイ、君は自分の実力と失うべきでないものを知らな過ぎる。



うーん、やっぱり逃げることに抵抗がないのね、きくまるくんってば。
しかたないわね、えい★


ジョウイ「きくまる…もどろう。(12回目)…?どうしたの、青い顔をして」
きくまる「…もどろう…ジョウイ」



ルック「何したんですかレックナート様。精神に作用するような術を?」
そんなひどいことはしないわよ。ちょっと忘れようとしてたことを思い出させてあげただけ。うふ。


2002年02月25日(月) 再会

ルック「レックナート様、水晶球見ないんなら片しちゃっていいですか。いい加減埃がかぶってますけど」
あら嫌だ。ナナミ馬鹿に呆れている内にすっかり日にちが経っちゃったわ。

どれどれ。今はどこかしら。トトの村?ああ、ピリカちゃんに「(ジョウイとは)友達じゃない」って、超ナチュラルな笑顔で即答してるところね。くすくす。


ピリカちゃんのお使いを済ませてトトの村に帰ると、村が全滅していた。
ただ一人生き残ったピリカちゃんから説明を聞いてみる。
聞き終わったころ、向こうから女の人(どうやら村人ではないらしい)がやってきて、これはルカ・ブライトの仕業だと教えてくれた。
彼女はビクトールに用があるらしいので、傭兵の砦まで連れて行く。

ビクトール「よお、アップル久しぶりだ。なつかしいなぁ、今ごろはかわいいお嫁さんにでもなってるかと思ってたぜ」



彼女の軍師としての実力を知った上での痛烈な皮肉かしら。


苔田 |MAIL