星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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戦いが終わった。 戦果。ぼくらの勝ち。傭兵ギルバートも仲間になった。 青騎士団はやっぱり強い。特にマイクロトフの率いる軍には世話になった。 途中で引き返したのは残念だったが、あれだけ活躍したのなら良いとぼくは思う。もうこちらの優勢はゆるぎないものになってたし。 ほかのメンバーはそうは思ってなかったみたいだけど。
特にジョウイの不満は強そうだった。 ぼくに言わせりゃ、せっかく貰った黒き刃の紋章を、戦場で使わない君のほうが不満なんだけどな、なあジョウイ。
宿に帰り、部屋に戻ると、ナナミの様子がおかしい。 ナナミ「ねぇ、きくまる…話があるの。聞いてくれる?」 きくまる「?いいよ」 どうしたのかな。いつもより歯切れが悪い。 ナナミ「ありがとう…あのね…きくまる…きくまるは、この戦い…」 …。 ナナミ「いや…やっぱりやめとく。今は戦わなきゃね…自分の命を守るためでもあるし…」 ナナミは無理に笑う。そして、おやすみを言った。
あら?ジョウイの所にカゲがいるわ。
ジョウイ「…では、そのように伝えてください」 カゲ「承知。それでは、これにて失礼いたす」
どこにでも出てくる奴よねえ。仕事選ばないっていうか。まあそういうの、嫌いじゃないんだけど。 ルック「…」←寝ている
ピリカ「…?」 ジョウイ「ピリカ…大丈夫だよ。夜風にあたっていただけだよ」 ピリカ「…」
ジョウイ「ぼくは…正しい道を選び取れるだろうか…」
きくまるくーん、ジョウイってば、こんなになってるのよー。気付いたほうが良いわよー?でも今はナナミのことで頭いっぱいか。あーあ、残念ねえ。
会議が終わってすぐレオナさんの酒場に戻る。 すると、そこにはアナベルさんがいた。 傭兵隊に出撃要請に来たのだ。
アナベル「これ以上、あなた達が戦う必要は無いよ。ここから先は、大人たちの問題だ」 好戦的なジョウイに、優しく諭すアナベルさん。 ジョウイ「ぼくらも戦いたいんです。王国軍を止める手伝いがしたいんです」
ジョウイ「きくまる、君もいっしょに戦ってくれるだろう?」
見てあのきくまるの嫌な顔!
ジョウイ「お願いだ…きくまる。確かめたいんだ…」 何を確かめるつもりなんだろう。まただ。何かがひっかかる。
結局引き受ける。 アナベル「きくまる、ジョウイ、ナナミ。…死ぬんじゃないよ。 それから、戦いが終わったら、私のところにおいで。そのときに、ゲンカク老師の話をする」 うん。じゃあ、聞くまでは死ねないね。頑張ろう。
きくまるくんったら、そんなことしなくっても、いつでも私が教えてあげるのにー。 て言うかそこ、ルック!何でそこで引くのよ。
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