星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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リッチモンドの協力をえて、シュウを待ち伏せする。 説得を試みるアップル。が、何を言っても、彼は聞く気はなさそうだ。
あげくに シュウ「これ(コイン)を拾ってこれたら、仲間になってやろう」 と言い、川にコインを投げるふりをして、石を投げた。 アップル「今の約束、本当ですね」 アップルには見えてなかったらしい。(多分、ここにいる殆どの人は見えてなかったはず)
ナナミが川面を見つめる。 ナナミ「ねぇ、もう無理だよ。あんな小さいコイン、見つかりっこないよ。帰ろうよ」 その言い方は…ああ、ナナミにも見えていたのか。 ナナミ「ビクトールさんたちが上手い方法を見つけているかもしれないじゃない。ね?ね?」 アップル「いえ、コインは見つけ出します」
(あるはずのない)コインを見つけ出すために、水門を閉めてくれるよう、管理している人に頼み込む。 最初は乗り気でない海の男達も、アップルの熱意に押されてくる。 アマダ「うーん、その真剣な目、俺っち、そういうのに弱いんだよね」 そしてついに、ぼくと海の男代表アマダが一騎打ちをして、ぼくが勝ったら開けてくれる事になった。
せき止めた川にはぼくとナナミ、そして一人ぬかるみの中、コインを探すアップル。 見かねて、ぼくらも探す(ふりをする)事にした。
ナナミ「ねぇ、ねぇ、ねぇ、もう、止めようよー。やっぱり見つかりっこないよー」 アップルは聞こうとしない。うーん、ぼくもナナミには休んで貰いたい。こんな寒い時期、女の子がずっと水につかって体を冷やしているのはすごく気になる。しかもこんな不毛な理由で!
ナナミ「…ねぇ、ねぇ、見つかるはずないんだよぉ!私見たんだもん!」 アップル「何をですか!?」 ナナミはシュウがコインでなく石を投げた事を話した。
アップル「…そんな事ありません。私は探します」
… アップル「…いいのよ」 ナナミ「…?」 アップル「貴方達は、もう帰ってもいいわよ… 私も…知ってた…シュウ兄さんが私に、わずかなチャンスさえくれなかった事…」 ナナミ「そんな…」
ぼくはあまりに気まずくて、探すふりにいそしむ。すると、上から何か落ちたような気配を感じた。 そこを探す。と、…コインがあった。 ナナミ「えらい!!きくまる!えらい!えらい!!」 横でバンザイをするナナミ。 シュウ「アップル…」 気付くとすぐそばにシュウがいた。 シュウの仕業か?いや、彼にそんな精神的余裕は見られない。 (現在ラブラブモード全開だし。この俺がついてる、とか言ってるし!良かったねえアップル!)
シュウがぼくの右手の紋章を見て、ひどく驚いている。そして、またじいちゃんの名前が出てくる。 この紋章はただ、性格の悪いおばさんがぼくにほぼ無理に押し付けただけのものだと思っていたのだけど。
…誰の事かしら。
シュウ「君と、その紋章があれば、この戦いにも勝ち目があるかもしれない」
橋の上に人影が見える。あれは、リッチモンド? 彼がコインを用意したのか。いい仕事だ。仲間にしたいな。
ルック「このでかい荷物はなんですか」 ん?もうそろそろなんだから準備をしてるのよ。 ルック「何がもうそろそろなんですか(いやな予感)」 大丈夫!全て私に任せなさい。 ルック「…(だから何を?)」
アップル「ここにシュウ兄さんがいるのね…」 気後れしているのか、なかなか中に入ろうとしない。 ナナミ「ねぇ、ねぇ、ねぇ、きくまる。アップルちゃんとシュウさんって訳ありって感じね」 きくまる「うん、そうみた」 アップル「(速攻)入りますよ」 ナナミ「え?あ、うん」
結果。けんもほろろ。うなだれるアップル。 きくまる「諦めたほうがいいよアップル。相手は一生商人でいたいって言ってるんだから」 アップル「シュウ兄さんと私はマッシュ先生の元で軍師としての教えを受けました。 シュウ兄さんは私のことを本当の妹のように可愛がってくれて…でも、その才能を誤った方向に使ってはならないと 先生に諌められたにも従わず、結果的には破門になりました。 私にとっては先生も、シュウ兄さんも大事な人なのに…その二人が…」
きくまる「まだ何か手があるかもしれないよ。もうちょっと、粘ってみよう」 何でだろうなあ。シュウを欲しいとは全然思わないけど、彼女には協力したくなるんだ。
腹ごしらえを済ませ、店を出ようとすると、シュウとはちあわせした。 話しているうちに、アップルが土下座して頼み込むことに。 でも結局完全に言い負かす事が出来た。 良かったねアップル、もう一押しだ。
良いのきくまる?途中から趣旨が変わってるわよ。
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