宇宙 ほし の下で…
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Will
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内側を見られる。大抵の人は私に騙されてるのにいっちゃんは見抜く。ズバッとハッキリいってくる。 いっちゃんは優しくいわない。怒ってもない。 淡々と言葉を投げてくる。ナイフというよりダーツみたい。 ドキッとズキッとさせられる。淡々としてるからか深いところに突き刺さる。 空気抵抗にも横から吹く風にもびくともせずに真っ直ぐ的を獲る。 痛くもあり嬉しくもある。 『笑ってたけど辛いんやろ』『ほんまは気になってるやろ』『なんや寂しかったんか』『今あいつのこと考えたやろ』 ちょっと悔しい。図星だからちょっと偉そうだから一瞬だけカチンとくる時もある。 普段みんなはサラリと流すところも深くまで突っ込んでくる。 『うっ…いっちゃんってSでしょっ!?絶対Sだ!』って言ったら『なんやねん!ベッドで試すか?いまってなんかいじめたなんねん』 むかつくけど悪くはない感じ。 『俺、気に入ったやつ程いじめたなんねん。ほら、ダウンタウンみてたらわかるやん』と話した後、『俺Sやから』と強調して付け足した。
いっちゃんは『【過去】や』といった。 過去。 過ぎ去ったことは もう戻らない と…。
自分だって寂しいくせに。まだ好きなくせに。 突っ込むのは勘弁しておいてやった。 なんとなく…。
skくんのいつかの日記じゃないけど、 みんな幸せになれたらいいのに…。 いつもより強くおもった。
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