MEMORY OF EVERYTHING
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HPの更新をしてほしいな。
って思うのは、閲覧者の勝手かな。
いやいや、これは真剣な話ではなくて、ほんとにただの呟き。
だって、つまらないんだもん! 更新がされないとね。
あーあ。
ふと、隣にいるこの男が「本物」なのかどうかわからなくなった。
こちらに顔も向けずに、まっすぐにフロントガラスを見つめているこの人は、
こんな時に、どんな顔をする人だった?
こんな風に、じっと前を睨みながらハンドルを握る男だった?
急ブレーキひとつかけないで、横から飛び出してきたスピード違反の国産車をステアリングを切って交わしたそんな動作は、今初めて見せたもの?
柔らかい微笑みを浮かべて、楽しそうにカーラジオを聴いていたのは、この人じゃない別の人だった?
思い出せない。この人がどんな人だったか。
目の前のこの人が、本物なのか、偽物なのか、わからなくなっていた。
ただただ、肌で感じた違和感だけを、
助手席から手を伸ばし、ハンドルを奪った私の言い訳にしては、いけませんか。
いくつになってもアタシなんてまだコドモだ。
あと何年生きれば大人になれるの?
ついていけないなんて嫌。
置いていかれるなんて嫌。
見下ろされるのだって嫌。
後悔ももう、したくない。
ただひとつ救われるのは、今日の「コドモ再確認」が
自分を嫌いになるタイプのものではないってこと。
・・・・・・・・バカでマヌケでコドモなアタシ。
わかんないのも動揺するのも、今まだ「今」だからなの。
わかんなくって動揺することに同じだけ安心もするの。
オトナになりたいコドモのアタシ。
コドモのようなオトナになりたい。
誰かのたった一言が、
ふわりと心を浮き立たす。
そんなふうであるうちは
私は幸せなのかもしれない。
す、「好き」だなんて、「好き」だなんて!!
恥ずかしくって恥ずかしくって、もうページが見られませんよ。
慣れてないので不肖ワタクシ、今にも舞い上がってしまいそうです。
嬉しくってどうしよう!?
本当、冷静じゃいられないほどの嬉しさを、伝えた方がいいのかな?
伝えられたらいいのにな。
2002年10月19日(土) |
ドキドキするワケはね。 |
明日は模試だ。
勉強が足りてない。
ドキドキする。
結果が見えて、ドキドキする。
だけど正直に言って、私。
多分、模試より何より、
明日あそこであの場所で、あの人に会えることに1番ドキドキしてる。
緊張してる。
何着ていこう!?
・・・もしかしなくても、バカだ。私は(笑)。
2002年10月18日(金) |
誤字じゃございません |
嗚呼、恨若き我が学生の身分よ。
2002年10月14日(月) |
レヴォリューションなんてあまりに軽すぎるけれど。 |
「あの人のようになりたい」なんて、思ったことは殆どなかった。
人を羨むことは多い。けれどやはり信じているのは自分だったから。
生まれてからずっと側にいるのは自分だったから。
1番長く共に過ごした自分という人間を、私は裏切れないと思ったから。
けれど今、多分ほぼ初めて。
「あのコみたいになりたい」と、私は思った。
可愛くて。
優しくて。
素直で。
明るくて。
肌も白いし、
黒髪ストレートも綺麗。
話しやすくて、
・・・でもどこか、手の内の全てを見せてない。
彼女の周りに見せない部分(相手に寄るのかもしれないけれど)はどうか知らない。
けれど、今、私が彼女に見つける部分は眩しすぎるものばかり。
本当によく話すような仲になったのはごく最近だけれど、私はあのコが好きだ。
全然悟られもせずに、私のクラスの男の子と付き合っていたりする。
そんなところもすごいと思う。
彼女が「好かれる」ということに何の疑問も持てない。
私だって、男の子だったらほっとかないヨ(笑)。
どんなに望んだって、他人と同じになることはできないんだ。
でも私は、少しでも「好かれる」彼女に近づきたくて、
口が悪いところとか、
後ろ向きなところとか。
つい男子の悪口を言ってしまうところとか、
人と上手く立ち回れないところとかを。
変えていきたいと思っている。
自分改革。
こんなこと、考える時点でダサイと思ってしまうけど。
そう、彼女は「お姫さま」みたい。
ちょっとワガママなお姫さまタイプはいっぱいいるけれど、
そうじゃない。
きっと待っているだけで、白馬の王子様が迎えてくれるようなそんな、人。
そう。
私きっと、誰かのお姫さまになってみたいんだ。
自分が本物かどうか。
誰がわかる?
私はまだ、自分についてよく知らない。
そして誰もが、私についてよく知らない。
まだ少しも動いていない自分を、そのうちきっと、伝えてみせる。
自分だけじゃない、周りの世界に。
2002年09月09日(月) |
catch your eyes |
今夜もまた、アイツの目はオレを光のように射抜いた。
目を閉じると、その代わりに記憶の中でアイツの瞳が開く。
「目が印象的」だとか、「神秘的な瞳」だとか、小説なんかに出てくるそんな表現を、いつもオレは莫迦にしていた。
現実では、他人の目なんかそんなに印象に残りはしないのだ。長いまつげの下だったり、はれぼったいまぶたの傘を被っていたり、眼鏡の奥にひっそりと隠れていたりするだけで、それはただの真っ黒いコインに過ぎないのだ。
少なくとも、アイツ以外のヤツはそうだった。
アイツのあの目に初めて出会った時、身震いしたのを覚えている。
多分その時、アイツはオレを憎んでいたわけでも、欲していたわけでも、羨んでいたわけでもなく、まして好き好んでいたわけでもなかったに違いない。
しかし、その時のアイツの目には、何か強い感情があった。
――いや、実際は本当にただオレがそこにいたから、だから見上げた。それだけだったのかもしれない。
それならそれでも今はいい。オレが感じた何かがアイツにあったのは確かだ。
そしてアイツは結局、オレを忘れられなくなった。
オレがアイツを忘れることがないように、アイツも恐らくどこまででもオレを追ってくるのだ。
アイツはわかっているだろうか。
おい、知ってるか? 「惹かれ合う」って言葉さ。
追いつ追われつして成立するオレたちの関係、オマエのその目で今はオレの背を見てるがいい。
いつか近いうちに必ず、オレは逆襲してやるよ。
これ以上近づけないくらいに目と目を合わせて、オマエを身震いさせてやる。
さあ。明日はどこで会おうか?
――そうだな、この国で一番でっかい銀行の屋上で、待っていてやるよ。