MEMORY OF EVERYTHING
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2002年11月18日(月) 呟き

HPの更新をしてほしいな。

って思うのは、閲覧者の勝手かな。

いやいや、これは真剣な話ではなくて、ほんとにただの呟き。
だって、つまらないんだもん! 更新がされないとね。
あーあ。


2002年11月15日(金) T or F

ふと、隣にいるこの男が「本物」なのかどうかわからなくなった。

こちらに顔も向けずに、まっすぐにフロントガラスを見つめているこの人は、
こんな時に、どんな顔をする人だった?
こんな風に、じっと前を睨みながらハンドルを握る男だった?
急ブレーキひとつかけないで、横から飛び出してきたスピード違反の国産車をステアリングを切って交わしたそんな動作は、今初めて見せたもの?

柔らかい微笑みを浮かべて、楽しそうにカーラジオを聴いていたのは、この人じゃない別の人だった?

思い出せない。この人がどんな人だったか。
目の前のこの人が、本物なのか、偽物なのか、わからなくなっていた。



ただただ、肌で感じた違和感だけを、
助手席から手を伸ばし、ハンドルを奪った私の言い訳にしては、いけませんか。


2002年11月10日(日) KIDDY

いくつになってもアタシなんてまだコドモだ。

あと何年生きれば大人になれるの?

ついていけないなんて嫌。
置いていかれるなんて嫌。
見下ろされるのだって嫌。
後悔ももう、したくない。

ただひとつ救われるのは、今日の「コドモ再確認」が
自分を嫌いになるタイプのものではないってこと。

・・・・・・・・バカでマヌケでコドモなアタシ。

わかんないのも動揺するのも、今まだ「今」だからなの。
わかんなくって動揺することに同じだけ安心もするの。

オトナになりたいコドモのアタシ。
コドモのようなオトナになりたい。


2002年10月29日(火) 幸。

誰かのたった一言が、

ふわりと心を浮き立たす。

そんなふうであるうちは

私は幸せなのかもしれない。


2002年10月20日(日) 慣れてないから

す、「好き」だなんて、「好き」だなんて!!

恥ずかしくって恥ずかしくって、もうページが見られませんよ。
慣れてないので不肖ワタクシ、今にも舞い上がってしまいそうです。

嬉しくってどうしよう!?
本当、冷静じゃいられないほどの嬉しさを、伝えた方がいいのかな?
伝えられたらいいのにな。


2002年10月19日(土) ドキドキするワケはね。

明日は模試だ。

勉強が足りてない。

ドキドキする。

結果が見えて、ドキドキする。




だけど正直に言って、私。

多分、模試より何より、

明日あそこであの場所で、あの人に会えることに1番ドキドキしてる。

緊張してる。

何着ていこう!?




・・・もしかしなくても、バカだ。私は(笑)。


2002年10月18日(金) 誤字じゃございません



嗚呼、恨若き我が学生の身分よ。




2002年10月14日(月) レヴォリューションなんてあまりに軽すぎるけれど。

「あの人のようになりたい」なんて、思ったことは殆どなかった。

人を羨むことは多い。けれどやはり信じているのは自分だったから。
生まれてからずっと側にいるのは自分だったから。
1番長く共に過ごした自分という人間を、私は裏切れないと思ったから。

けれど今、多分ほぼ初めて。

「あのコみたいになりたい」と、私は思った。



可愛くて。
優しくて。
素直で。
明るくて。
肌も白いし、
黒髪ストレートも綺麗。
話しやすくて、
・・・でもどこか、手の内の全てを見せてない。



彼女の周りに見せない部分(相手に寄るのかもしれないけれど)はどうか知らない。
けれど、今、私が彼女に見つける部分は眩しすぎるものばかり。
本当によく話すような仲になったのはごく最近だけれど、私はあのコが好きだ。

全然悟られもせずに、私のクラスの男の子と付き合っていたりする。
そんなところもすごいと思う。

彼女が「好かれる」ということに何の疑問も持てない。
私だって、男の子だったらほっとかないヨ(笑)。






どんなに望んだって、他人と同じになることはできないんだ。
でも私は、少しでも「好かれる」彼女に近づきたくて、

口が悪いところとか、
後ろ向きなところとか。
つい男子の悪口を言ってしまうところとか、
人と上手く立ち回れないところとかを。

変えていきたいと思っている。

自分改革。

こんなこと、考える時点でダサイと思ってしまうけど。




そう、彼女は「お姫さま」みたい。
ちょっとワガママなお姫さまタイプはいっぱいいるけれど、
そうじゃない。
きっと待っているだけで、白馬の王子様が迎えてくれるようなそんな、人。

そう。

私きっと、誰かのお姫さまになってみたいんだ。


2002年09月19日(木) 本物・偽物

自分が本物かどうか。

誰がわかる?

私はまだ、自分についてよく知らない。

そして誰もが、私についてよく知らない。

まだ少しも動いていない自分を、そのうちきっと、伝えてみせる。

自分だけじゃない、周りの世界に。


2002年09月09日(月) catch your eyes

今夜もまた、アイツの目はオレを光のように射抜いた。
目を閉じると、その代わりに記憶の中でアイツの瞳が開く。

「目が印象的」だとか、「神秘的な瞳」だとか、小説なんかに出てくるそんな表現を、いつもオレは莫迦にしていた。
現実では、他人の目なんかそんなに印象に残りはしないのだ。長いまつげの下だったり、はれぼったいまぶたの傘を被っていたり、眼鏡の奥にひっそりと隠れていたりするだけで、それはただの真っ黒いコインに過ぎないのだ。

少なくとも、アイツ以外のヤツはそうだった。

アイツのあの目に初めて出会った時、身震いしたのを覚えている。
多分その時、アイツはオレを憎んでいたわけでも、欲していたわけでも、羨んでいたわけでもなく、まして好き好んでいたわけでもなかったに違いない。
しかし、その時のアイツの目には、何か強い感情があった。
――いや、実際は本当にただオレがそこにいたから、だから見上げた。それだけだったのかもしれない。
それならそれでも今はいい。オレが感じた何かがアイツにあったのは確かだ。
そしてアイツは結局、オレを忘れられなくなった。
オレがアイツを忘れることがないように、アイツも恐らくどこまででもオレを追ってくるのだ。
アイツはわかっているだろうか。
おい、知ってるか? 「惹かれ合う」って言葉さ。

追いつ追われつして成立するオレたちの関係、オマエのその目で今はオレの背を見てるがいい。
いつか近いうちに必ず、オレは逆襲してやるよ。

これ以上近づけないくらいに目と目を合わせて、オマエを身震いさせてやる。








さあ。明日はどこで会おうか?
――そうだな、この国で一番でっかい銀行の屋上で、待っていてやるよ。


ゆり |MAIL

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