車で相方を拾い、しばらく話をしていると 『そういえば今日の晩メシ何?』と聞いてきた。
『ホッケの開きと卵豆腐とポテトサラダとお味噌汁』 そう答えようとした時、ふと “あ、そういえばサラダにはおジャガとカボチャ半々使ったんだ” なんて思い返して口から出た答えが
『ポテチャサラダ。』
・・・。
* * * * * * * * *
昨日今日の東京はとても涼しく 特に今夜は小雨が降っているせいか、肌寒いほど。
それでも隣町の小学校では“納涼大会”をやっていた。
確か数年前は櫓を上げて盆踊りをしていたはずだが 櫓の形跡もないから、いつの間にか夜店だけの形になったらしい。 いずれにしてもこの天気では、主催者が気の毒にすら思える。
10月頃にやろうと思っていた
“臭いものを喰らうオフ(別名:シュールオフ)”ですが、諸事情により
12月初旬に変更します。
拙宅の冷蔵庫に眠るシュール缶の賞味期限が今年いっぱいなので
それより後に延びることはないと思います。
・・・今のところ参加したいという声を聞いているのは4人ほどですが。(苦笑)
朝、何気なくつけたテレビに“せんとくん 一転大人気!”と タイトルがついたニュースがあったので、思わず視線が動いた。 近頃の“キモチ悪いけどつい見てしまうナンバーワン”であり “つっこみどころ満載なキャラクター”である。
しかしそこにいた“せんとくん”は 私があるマイミクさんの日記から知った彼とは別人だった。 いつの間にか家族も増えてるし。
せっかくなので画像を拾ってきて全部並べてみた。
左:今年4月頃の“せんとくん”。大人の私でも不気味だもの、子供も泣こうってもんで。
中:“せんとくん”の兄である“鹿坊”。原型に近いのはこっちらしい。
一部で“ぬる坊”と呼ばれているのを聞いた時は、涙が出るほど笑った。
右:テレビで見た“リニューアルせんとくん”。
着ぐるみにしたのが大人気の鍵だったようだけど、つまり全身に毛が生えているわけでやっぱりどこかヘン。
童子という設定なのに、だんだん動物化しているような気がしないでもなく。
そこで。だ。
彼の
彼の存在は
何処へ行っちゃったの?
(どうでもいいのに何だか気になる)
おしーえてー おじいさんー♪
ちなみにこのおじいさん(鹿爺)、最初“しかじじい”と読んでしまった。正解は“ろくじい”。・・・角の生えた福禄寿?
今は昔ほど癌という病気も怖くなくなったとはいえ やはり近しい人にその疑いがあると、心中穏やかではなくなる。
ひと月ほど前に実は実父にその疑いが出てきた。 あるきっかけで受けた血液検査では、腫瘍マーカーの値が通常の値の4倍あり かつその後受けた超音波検査では“その部分”が 通常のおよそ倍以上大きいものであったためである。
自分で少し調べてみてみると “時として骨やリンパ節に転移することもある” という記述を見て一瞬ギョッとした。 なぜなら父方の祖父が骨癌で亡くなっているからだ。 おまけにその祖父、病名が分かる前にはしきりに腰痛を訴えていたらしく 最近になって腰痛がひどくなった実父と、否が応でも重なってしまう。 (もっとも腰痛は年のせいじゃないかと最初私は苦笑していた。 検査前の話である) この転移の可能性云々については 両親も知っていたかもしれないが、彼らから聞くこともなかったし 結局、私の口から言い出すこともできなかった。
それからというもの まだそうと決まったわけじゃないんだしと思いながらも 心のどこかがかすかに波立つような落ち着かない日々が続き 半月前に受けた生検の結果が出るのが、今日だった。
午後、実母からの短いメールによると 採取した組織片の中に癌細胞は見つからなかったという。
安堵感で体中の力が抜ける気がした。 というか実際に上半身は力が抜けた。
不思議と何度も何度もため息が出てきた。
その昔、私が小学校低学年の頃 実家のトイレの隅っこには小さい箱があり 小説が2〜3冊入っていたのを憶えている。 (あと今は亡き父方の祖父の関係から送られてくる某宗教団体の月刊誌)
何故かその中でも“インパール”と“坂の上の雲”の タイトルだけは妙に記憶に残っているのだが これらを読むことは、当時なかった。 今思えば母は女流作家のものを好んで読んでいたので そこにあったのは父のものなのだろう。 早朝トイレに入ると、天の岩戸よろしく居座り続けていたから そのお供だったのかもしれない。
少し前、実家に行ったついでにその本を借りてきた。 全6巻とは今まで読んだ本の中では一番長い。
ハードカバーの本が480円だった時代。
所々にこんな鉛筆の落書きがあり、どうやら私か妹が
やらかしたものであるらしい。あえて消さずにおこうと思う。
|