先週の話。
誕生日を迎えた相方が『“誕生日だから”って、コレもらった』と 会社の女性達から某和菓子店のお団子の包みと超有名ファッションブランド (何故この会社がお菓子を扱うのか、私には理解できないのだが)の チョコレートを持って帰ってきた。
・・・で、やっぱりここはお返しをどうするか考えてしまうわけで。
デパートなどへは行き慣れているような方達だから そこで買えるものじゃ面白くない。 “黒松”も“虞美人”(←共に地元で私がおいしいと思うお菓子)も 以前おつかいものにしていたから、同じものでもなぁと。
普段あまり甘いものを食べないせいで 知っているお店が少ないのはこういう時に少し困る。
そういえば先日実家に手土産で持って行ったバームクーヘンが 好評だったし、確かにおいしかった。
というわけで、車で15分ほど離れた“ドイツ菓子 デザート倶楽部”という 小さいお菓子屋さんへ箱入りのバームクーヘン3個を買いに行く。 (自宅用のものを買わなかったので、画像ナシ。すみません)
甘すぎず、ほんのりレモンの香りがして 割とさっぱり食べられる。
『夏なら冷蔵庫で冷してもいいのだけれど、今の時期なら 軽くレンジで温めた方が、バターの香りが立っていいと思うよ。』
そう言って相方に渡したが 果たしてちゃんと伝えてくれたかどうか!
“コースに変化があって、面白そうな山がある”と聞いて 昨日行ってきたのは山梨市にある乾徳山(2,031m)。 3:45に家を出て、登山口バス停横の 20台弱ほど止められる駐車場に着いたのが5:50。 朝食やトイレ(道を挟んだ向かいの乾徳公園内にある)や 色々準備を済ませて7:00山歩き開始。 天気予報では晴れだったけれど、そんな気配は感じられず、どうやら曇りベースの模様。
20分ほど所々舗装された林道を歩くと 大きい登山口の看板があり、そこから登山道へ。 最初こそ陰鬱とした杉林が続くが、段々広葉樹が増え この時期の賑わいも手伝って、歩くのが楽しくなってきた。
左:駒止付近にて。この先に“錦晶水”という水場がある。
右:森林帯から国師ヶ原に出ると急に視界が開け、乾徳山が間近に見える。
国師ヶ原から再び少し森林帯を歩くと、中腹にある扇平に出る。 ここは一面のススキ野原で、振り返ると富士山が真正面。 風の通り道なのか、この日唯一ここだけ風が少し強く、寒いと感じた。
扇平から南東方向。曇っていたので遠くはうーっすらとしか見えなかったが
青墨で描いたような山々の景色もまた、いいもので。
ここからは大好きな岩場の連続。 鎖場も2〜3箇所あるけれど、最後の天狗岩以外は 案外簡単で、鎖を使わずに登れた。
左:ここもれっきとした登山道で、写真では分かりづらいが、右側の尖った石に黄色で→が書いてある。
右:最後の難関である高さ10mほどの天狗岩。最初こそ鎖に頼ってしまったが、2mほど登れば後は何とかなった。
登りきればすぐ山頂なので、ちょっとした達成感が味わえる。10:29山頂着。
一応、これを避ける巻き道もあり(帰りはこちらを使った)、自信のない方はそちらがおすすめ。
山頂から見えた富士山。ちなみにすぐ周りは紅葉した山々で、その対比がとても美しかった。
最近載せきれない写真があるので、いずれ折をみて別ページにまとめようかと考案中。
(ほとんどほったらかしの弊サイト)
あまり広くはなく、ゴツゴツした岩は殆ど尖っており 山頂での休憩は錦晶水を沸かしてコーヒーを飲んだ程度にとどめ、下山開始。 食事をしたり長い休憩をするつもりだったら 展望も良く場所も広い扇平の方がいいと思った。
国師ヶ原までは来た道を戻り、分岐で道満尾根への下山ルートを辿ったが “下山道”と書いてある割にはなかなか勾配がきつい場所が多く、ハードな道だった。 (もっとも、登山道を下る方がもっとハードなのかもしれない) 徳和集落で少し散歩を楽しみながら、14:05駐車場に戻る。
休憩時間込みでざっとまとめると 7:00駐車場→7:23登山口→8:33錦晶水→8:49国師ヶ原→9:22扇平→10:29乾徳山山頂→ 11:08下山開始→11:48扇平→12:11国師ヶ原分岐→13:09道満山(展望ゼロ)→ 13:48下山道出口→14:05駐車場 と、こんな感じ。(下山時、相方の足が頻繁につったのでペースダウン)
帰りに“ほったらかし温泉”が近いので寄るつもりだったが 以前何度か行っていたし、“花かげの湯”という看板を見つけて 予定を変更し、そこで遅めの昼食と汗を流すことに。 市営の温泉施設のためか市外利用者500円と安く、しかも洗い場の水道が銭湯式 (一定量出ると止まっちゃうやつ)ではないのがまた嬉しく 湯温も露天風呂は少しぬるかったものの、内風呂が私にはちょうど良かった。
16:00帰路についたところ中央道に入ってすぐ、調布で事故渋滞18kmと知り 八王子から圏央道坂戸ICに回って、19:10帰宅。
乾徳山での山歩き(これは別に明日アップする予定)を終え 帰りにふらりと立ち寄った日帰り温泉にて。
脱衣所に入ると、その子が何をやらかしたかは知らないが ひとりのの母親が、5歳くらいの男の子を大声で叱りつけていた。 別に聞き耳を立てずとも否応なく耳に入るその話から察するに 連れはその子とおばあちゃん(母親の実母らしい)で おばあちゃんの家に泊まりで遊びに来ていた様子。
私には子供もいないから母親の気持ちは分からないけど そりゃ怒りたい時だってあるんだろうな、程度に最初は思っていた。
が。
ずーっと子供に対して怒鳴り散らしながら 『こんな温泉、(子供と)入ってても気持ちよくない!』だの 『楽しくないわよ!(子供と)こんな温泉入ってても!』だの しきりに『こんな温泉』を連発。 その、怒鳴り散らす母親の横を清掃の方が伏目がちに通り過ぎる。
お風呂に入る準備をしながら聞かされ続けたその大声に 何だかこちらが今度はムカムカしてきた。
“公の場所でいい加減にしてよ。 そんなに怒鳴るなら家でやってよ。 というか、おばあちゃん何で娘を窘めないんだろ。 サッパリしようと思って来てるのに あなたのお蔭でこっちまで気分悪いわ!” そんな気持ちを腹にとどめつつ、ロッカーの陰からひょいと身を出し 『あのー、もう少し静かにしてもらえません?』と 思わずその母親に言ってしまった。
そうしたらその母親、暫く何かブツブツ言っていたが 脱衣所を出る時に私に向かって一言。
『静かになんて怒れないのよ!!』
・・・そんなの知らないっての。
直後、一部始終を見ていた私の隣の女性と目が合ってしまい 二人とも肩をすくめて苦笑い。
午後、車で近くのスーパーへ買物に出た時のこと。 重い荷物が多く、それらをやっと積み込みさて帰ろうとしたら ちょうど向かいの空きスペースに入れようとしている一台の軽自動車。 黒の、何だかカーテンやぬいぐるみや室内ライトが賑やかなそれには ちょっとヤンキーっぽいお母さんと4年生くらいの女の子。 その車が入ったら私も車を出そうと、ケータイのメールを見ていた。
ところが視界の片隅にいるその軽自動車の動きが少しおかしく どう見ても空いているスペースに駐車する角度じゃない。 (隣の車のほぼ真ん前で停止していた) こちら側からは軽の前側しか見えないから『???』と思っていると
ゆるゆるとそのままバック。
“えっ?!”と思った時は既に遅く、小さく『ゴン』という音。
それでも何度か切り返す姿が見えたから暫く様子を窺ってみると 次々来る車に焦ったのか、突然その場を離れてしまった。 ぶつけられた方はバンパーに少し傷がついているような感じに見える。 (車から見たので確実ではないけれど)
ただ・・・その後、色々やることがあったという言い訳で 私もその場を離れてしまった。 本来ならお店の人に話しておくべきだったんだろうし もし私がそのぶつけられた方の立場ならと思うと 帰宅してからずっと軽い自己嫌悪に陥っている。
来年の東京マラソンの10kmの方に申し込んでいたのだけれど
・・・抽選の結果案の定、落選。
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