何度も見る身を軋ます夢 繰り返し出てくるのは君だった 穢れの見えない君
本質的な部分を直視してたのは 目隠しされた僕だったのか
涙することも無く無言で訴えるまま 何も変わったことなんて無かった 初めから何も変わって無かった
笑えないよ 何処かでひかかった状態でしがみつく 哀しそうな目の君が見えたいるのに
小刻みに目覚めさせるのは現実を痛感させるかのようで プラスティックで出来た人形に面影さえ求めてた
2004年08月16日(月) |
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置き去りにされたのに 最初は気付無くってずっと待ってた
蕩々見放されたみたいだね おかしくって笑いが零れてた
あまりに自分が惨めで滑稽で また人肌を求めだしてた
いつもの繰り返しのサイクル あざ笑うかのように朝日は毎日昇る
無情に冷たい床が やけに気持ち良く感じてた
もう一度 あの浮游感を得たい 何もかも投げ出して水中を彷徨うような ただ脱力しただけのような感覚を
また哀しむのなら 僕は其処で哀しみたい 貴方さえ来れない処だから
今は身体に残る痕だけが魅力的に思えて まとわりつく過去に入り込んでることも気づけない 愛し愛せなかった日々へ
どんなに酷いことが起こっていても どんなに楽しいことが起こっていても 身の回りにしか気づけなくって
他人事だと、ブラウン管のスピーカーが告げる 想いの無い言葉が無常利に吐き出される
日々 生まれ死んでいくね 永遠を欲するわけではないが 望まない死は哀しすぎるものだと想う
解って欲しくても話すのは第三者 当事者の一人にはなれないから
所詮共有しか出来ない ささやかな愛情表現が嬉しかったのを覚えてる 心理が既存する以上 何らかの愛情を欲するのが人間だから
震えてること 気付かれた 自分でも気付いていなかったのに 肩から腕にかけて触れたら微動してる
泣きそうで泣けなくって ただじっとしてた 他に頭が回らなかった
妙な安堵感をくれるのは君じゃなくて 気にもとめていなかった他人
裏切られるか裏切るか 所詮他動詞か自動詞の狭い世界で そうならないことが幾つ転がってるのだろう
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