儚いものは短命で魅力的 長く続くほど愛着が湧いてくる
されど短命なものには勝てなくて 愛せないものばかりを手に握りしめてる
手に入ったと思えば求めれない その余裕こそがすべての落とし穴
ぬかるんだ足下に 足をとられてしまう 蟻地獄へ落ちたかのように
傍にいられたら 貴方のところにいってしまう 想像の貴方に 虚像の貴方の処に
何も変わらない実情との 狭間に出来た空虚と云う空間 皆無にならず待ってる あの日から
時に幸せで 時に突き放すほど残酷で 抜け出せない迷路のように誘い込まれる行手 一時だけ甘く突き刺さる傷跡という痛み 望まないものばかり選りすぐってはいられない
何もなかったあの頃にはきっと戻れはしない もう知ってしまったから お互いのこと 他人であっても他人ではないから
嘘つき。は僕かもしれない 君も嘘つき。かもしれない 今はどちらでもよいことになってしまったまま
でも逢いたい 押しつぶされそうで 夢で手紙を書いていた僕
現実よりも過去の現実の方が真実に思えてしまう 虚像が見せる隙間が僕を現実へ引き戻す
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