―No,―

2005年09月24日(土) xxx.exe

今は今でしかないわけじゃないのに
数秒後には過去となってしまう
すべてが今であれば幸せかもしれない

何を思って足掻いても消せないものは消せないのに
水に流せばいいなんて、甘い考えが産まれてる
甘すぎて溶けて消えて無くなりそうなぐらいに

無くなるときは貴方の前が善い
貴方が哀しい顔をしてくれたら其れで善い

私は所詮そんな人間(もの)でしかなく
同時に消せない灯火を消してしまいたいだけなのかも知れない
永遠に消えない傷跡を残したいのは私の方だから、今でも覚えててね



2005年09月23日(金) …and that's all?

黒く 深く 嘆く
海底に沈んでいるかのよう

半分は僕が殺したのかもしれない
本当は半分以上かもしれない

君は泣いてた
同時になついてた
手放せなくなるほどに

なのに僕は最期まで手をひけなかった
君が自ら放し、とおのいたから

壊死させたまま生きている君に会いたくても
それは出来ないのだろう、僕のせいで

君のままの君を愛してる
君といた全ては嫌いになれずに

懺悔という詩が聞こえるならば
どうか守られていて
君は壊されないで

癒されていてくれたならそれでいい
君は僕と引き替えに守るから



2005年09月22日(木) withered

すればするほど 経過するほど、遠くなる
雲ひとつない蒼空は大きくも小さくも眼に映った

本能と云う汚れを視た僕には
此の蒼空の下に生きる価値を見いだせず
価値を求めている自分にも呆れが生じる

愛せずに愛しても空っぽになるだけ
等価のものは代替えしでしかないんだから

時折思うよ 君の面影を視てた僕を思い出して
出会いさえなければ始まりもしなかったのに、と
愛すべき dear my...



2005年08月22日(月)

恋に恋した君 溺れたままの僕
求めだした意志 不眠症の白昼夢
執着心 嫉妬心 安堵した心

魅させた夢の続きを知るのが怖く
朝霧に包まれた窓の外が思いの外現実に過ぎなく
2つの世界を渡り歩き終いには見失っていた夢

手にしたものは存在を冒涜したもので
求めるものは手に入らないことを報(しら)せる
報いはいつかあるのだろう 善くも悪くも



2005年08月15日(月) ジキルとハイド

薄汚れた手で生み出せても
薄汚れたものばかりなのか

愉しみを覚えたての頃
ずっとずっと没頭して見落としてた

追いかけても残るは痕跡
終わりを告げる音は鳴らず
ひたすら仕留める為に追いかけるのみ

小さな反抗は抵抗にもならず
事が終演を迎えるのを待つばかり

億劫で退屈な時間(とき)
見えない愛おしい君に甘える
君はずっと大人でずっと子供だから

思えば思うほど生まれる矛盾と
そこはかとなく止まらない非現実

きっといつかは蝕む勢いで君が居る
君が僕となり僕と君は入れ替わる
もしくは君に蝕まれて僕は消えているだろう

意図した僕や君ではなく
いつか「僕」と「君」になれればいいのに


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まじゅ

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