君のこと 忘れれる気がする 正確には忘れれない
だけど 自分の中では 収まるべき元の場所に
たくさん考えたけど 君と僕は違う方へ歩いた 悔しさは途絶えること なかった
今をかみ締めれる そう出来たのは きっと君のおかげだ
空っぽで 欠如して 抜け落ちた箇所は修復する模様もない
忘れたくて苦しくなる 苦楽は共にあっても こればかりは要らない
隣接していても 案外なくて 想像上の場所
嘘という果てが流れおちて見失った 君はきっとその中で、僕の役目は終わった だから殺めたんだ 自らを
君を掴みたくても掴めない 遥か遠く笑ってた 見たことのない表情で
暑い、真夏の日だった気がする もう遠い昔の日 なのに昔じゃない日
何もかも太陽が奪いさればいい きっと全てを持ち去る 刻迫れば骸さえも
気付けば、日光と壁が隣合わせで 行き場をなくした僕を圧死させていた
きっと後悔なんてしらずに身を売ったから あの時間だけは月がずっと涙で霞んでた
湯をはった浴槽も 散らかしたままの洋服も のちには片付けられるんだ
解けて 縺れて 切れた
紡ぎ合わさないように そっと火を付けた もう、迷わないように
引火して 艶やかな色で 全てが燃え尽きた
焦げ痕を見ても 今は泣かないでいたい 心が足りなくなるから
気づいて知っていても意味がない 知ろうとしても確認だけ
届かない声もいつかは届く そう信じてた
ただただ 瞼の奥に潜んで いつでも君たちは待っているんだね 信じて
それを満たしてあげれないのは私 新しく刻んだ言葉も聞こえないから
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