少しだけ触れれるようになった そこに指があるのが嬉しい 応えが変化を与えてる
ゆっくり ゆっくりだけど 昇華出来そうだから 泡のようになくならないで
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あたし資格ないんかな 不安に駆られてまだ逃げてる気がする
逃げ切ってしまいたい 有無を逆転否定して
いつになったらバラバラになれて いつになったらくっつけるんだろう
脆い糸はほどけない 今も繋がってるからさ
あまりに眠れなくて こっそり鋏を抱いて眠った 目覚めたら温かい鋏が手の中に
気づかれなかったことが幸い あたしの大事な証だから
奪わないで そっと抱かせて 名前をもらえたのに また忘れられたくないの
埋もれたあたしと 動けないあなたの死体
君に逢いたい 最近何故かそう想う 逢っておかないと駄目な気がして 胸騒ぎがずっとするんだ 泡のように 次の瞬間には 消えてしまう気がして止まらない
あたしの脳を占めてるのに 見付からないんだ 君じゃない 君の欠片 星の砂みたいだ 踏むと粉々になってく
焼き付いて消えない 不安をぶちまけた夕暮れの空 赤い月と見つめてた君の目 光を求めては拒んで隠れてた 指針が今も揺れているのは気のせいだろうか
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夜空が消えてゆく 灯りがひとつずつ ひとつずつ 夜明けが来るために
太陽は顔を出さずとも朝は来る 何度か見ていた朝日 涙で覆われた日が多かった あとは夢で追いかけっこ 逃げて 逃げて 逃げて 何度も離れるようにした
いつまでも見られてた気がした 現影は幻影であったのか 私にはわからないままだ
引っ張ってくれた手に 助けられ苦しめられたか 感謝と威圧は今も続いてるの
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スイッチが緩む 声と想い 目が重ならない だけど眠ってくれないと困るんだ もう僕じゃ留められない 今は 今だけは ダメだから
囚われた目
吸い込まれる蟻塚
例えるなら深海
陸地にあがれない人魚
作りきれない造り笑い
象徴は尊重
君の崩れたシンボル
失われる過去
増える過去
雪より白い肌
乱れる不安定な赤い月
食したあの子の背中
流れるままの景色
餞たかった詞
迷い子の落し物
言葉になるのは彼だけ 優劣も何もつけているつもりはない ただ不思議と言葉に出来るのは彼だけなのだ
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触れたら戻る気がした 恋われていても 壊れていても だから避けたのだろう 本能的に 終わらせたこと もう眠ろうよ
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処方箋はない 「ごめんね」って こんなに残る言葉だったかな
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