うなごと
nyauko



 【寂しいオーラ】のコト。

時々 無性に 泣きたくなったり する。
本当に突然 その波は来て 
いつの間にか 去るんだけど。

「もう慣れた」と 言えない 自分が 悲しい。
成長しないなぁ おい。

片付けしたりとか カラダを動かしたりとか
どうにか抜け出そうとしてもダメ。

誰かと 話したくても 
相手に 時間を割かせるのが イヤだし。

部屋で 黙々と 創作活動 したりする。

そういう時 電話が鳴ることが多い。
しかも 懐かしい声 ばっかり。
ぶっちゃけてゆうと 昔の男 ってヤツね。
(そんなにいないけどね)

たわいもない 話をして お互いの近況 伝えあって 
最後に必ず 彼らは 「これから会おうか」 と言う。

寂しいなんて 一言も 言ってない。 言ってないぞ。
偶然か? それにしては 多いのだ。(10件は無いけどね)

以前 一体これは なんなんだ! という話を 姉にした。
私の 恋愛の師匠である 
”モテモテ〜ル”姉ちゃんは あっさり 言いやがる。

「あんたそれ [サミシイ光線] 出てんのよ」
うげ。
「又の名を [ダキシメテオーラ] ってゆうけどね」
げげげ。

私は美人でもないし 色気もないぞ。
フェロモンとは無縁。(それも悲しいか)
でも そのオーラって どうやら 
フェロモン的なモノ みたいだ。

知らないうちに それを発している らしいぞ 私。
そして それを感知して 受話器を握るぜ 懐かしい人。

それってば コントロール 出来たりしたら
モテモテになったり するのかねぇ。

それってば 加減とか 出来たりしたら
可愛らしい女に なれるのかねぇ。

なんつって 絶対会わないの。 可愛らしくない女。
バカ話で 電話切っちゃって ゴメンな 懐かしい人。

甘えてしまうの わかるから。
優しくされたの 忘れてないから。

大事に してくれて ありがとう。
でも もう時間は 戻せない。

前へ 進んでいくの 決めたから ね。

それにしても コントロール 悪いよなぁ。
ターゲットは どこに いるのだ?



2001年03月07日(水)



 【好き】というコト。

[「好き」について考えた。
どこが とか 何が じゃないんだよね。
失いたくないと 思うこと。信じること。大事なこと。]

昔から 相手にする質問に
「付き合うって 何ですか?」というのが ある。
相手は 困るだろうな と思いつつ してしまう。

何度も 会ううちに 話すうちに 何となく「いいな」と
思うことは あっても。その先に あるモノって 何だろう?
・・・子供な質問で スミマセン。

そもそも [好き]って 何よ?(強気だな)
価値観が 同じとか 声が好き 顔が好き
優しいから? 落ち着くから? ドキドキするの?

自分と 似ているから とか 
自分に 優しくしてくれるから とか

そうゆうのって 裏返せば 
自分の事が 好きなんじゃないかね。

まぁ 誰でも 自分が可愛い でしょ。
それは 分かる。うん。
でも いかにも「自分大好き」って 部分が
見えちゃうと イヤなのだ。

だって そればっかじゃ つまんないよ。

何の為に 一緒に いるのかな。 
自己愛の押し付けなら
私じゃなくて 他で いいじゃない?

誰にでも 好かれようとは 思ってないけど。

私が居ることで 誰かが 楽になれるなら いいな。

自分が して欲しいことを 
相手に してあげられたら いいな。
さりげなく 自然に。
それで 相手が Happyに なれれば いいや。

それが 私の「好き」という 一つの定義。
恋愛でも 友情でも。


「yauが思う程 人はyauのこと思ってくれて いないよ」
って叱ってくれた 友人Iよ。 ごめんね。
やっぱり私は あの頃から 全然 変わってないみたい。

思えば 私の家族は皆 人のことばっかり。
それで 損することも しばしば。しょうがないよね。

優しくされたら その倍の優しさで 返しましょう。

私が あなたの手を離す時は 
あなたが私を 必要じゃないと 言った時。

傷ついたり 傷つけられたり 人間関係の バランス。
それでも 誰かが側にいれば 一人より全然いい。

理想論かしら。まぁ いいや。
私は 聖人君子じゃ ないので。


あなたの [好き] って 何ですか?



2001年03月01日(木)



 小さいんですのコト。

私は 小さい。

背は 152cmだ。 顔は どうやら 小さい らしい。
眼も 鼻も 口までも 小さい。

手も 他の人と 合わせると 
あまり私より 小さい人が いない。
足も 21.5cmだ。 なんか 小さい。

なんか 悔しい。

「大きいより いいじゃん!」と 
思われる だろうか。
「自慢?自慢? これって自慢?」と 
怒られる だろうか?

大きくても困るけど さぁ。 人並みって あるでしょ。

ここで 言い訳を してしまおうと 思う(誰に?)

--------------------------------------------------
Q1.背は 近年 ミクロちゃんが
 流行ったから いいか?
--------------------------------------------------
満員電車で 人に埋まると 呼吸困難だ(笑えない)
オジサン 頼むから 頭の上に 本を 乗せないで頂戴。

そういや私 中学時代に 【180cm10年計画】を
立てて いたのだ。

その時 153cmだったので 
[1年に2.7cmずつ 伸びてくれれば きっと]
と 真剣に 思って いた。なんて オバカ なのか。
縮んでる やんけ。

--------------------------------------------------
Q2.顔は 化粧品が 長持ちするから いいか?
--------------------------------------------------
世間の お姉様同様 季節ごとに 新製品を 試したいのに。

ファンデーションは 2シーズン 経っても 残っているぞ。
口紅。1本 無くすまで 何年も かかるぞ
(消費期限は あるのか 疑問)
眼は 従兄に「寝てんのか?」言われて しまうし。
鼻は 姉に つままれる。

何よりも デパートの 化粧品売場の お姉さんに
「小さい 小さい」連発 されるのは 嫌だ。

出来るだけ 行かないように する。悔しいから ね。

--------------------------------------------------
Q3.手や 足が 小さいと 何か得か?
--------------------------------------------------
つかみ取りの時 困る でしょう
(いっぱい 取りたいの)
可愛いデザインの 靴。
「サイズがありません」なんでやねん。。
中国の 纏足じゃ ないん だから。
(もちろん 美人じゃ ないよ)

小さいと 良いことないでしょ(断言)
私の 負けず嫌いも 手伝って 背伸びの毎日。

あぁ 大きく なりたい。ないモノ ねだり。

「態度は でかいよね」 だって。 会社のボス。
とんでも ございません。 謙虚 ですよ? ねぇ?



2001年02月09日(金)



 【おまじない】のコト。

ココロが ショート してしまった 
痛々しい人を 沢山 見た。

ココロは 疲れて 傷んで そして 壊れる。
日々の仕事や 人間関係や 突然の 悲しいことで。

カラダの ケガは 治療ですぐ 治ったり するけど。
ココロは 一筋縄では いかないと 思う。

だって 誰のせいでも ないし。誰にも 頼れない。
自分しか 治せない。

そもそも こんな ゆでたまご
(漫画家じゃないよ)みたいなぷにぷに したものが
よく 生きてるなぁ なんて 思うもの。

どん底に 落ちて のたうち回った 時期が ある。
泣いて 泣いて 涙も 出なくなって。
人に 会うのが 怖くて。

明日が あるなんて どうしても 思えない。

不思議と 死ぬことは 考えなかった。
ただ 「何で 生きてるのかなぁ」 なんて。

ある いいお天気の日に 布団を 干しながら
ゆでたまごは 考えた。

生きていく 以上は 辛いことは 絶対ある。
でも 死んでしまう位 辛いことは そうそうない。

[ちゃんと 食べ物が 食べられて 眠れれば 何とかなる。
       そして 私には 大切な人が 沢山 居る]

おまじないを 唱えながら 転がり始める ゆでたまご。
前へ 前へ。

辛いのは 私だけ じゃない。
そして あなただけ じゃない。

あなたが 倒れたら 悲しい人が 沢山 居るよ。

いつか「あんなことも あったね」なんて 
美味しい お茶でも 飲みながら 笑い飛ばしたい。
それまで なんとか 生きていこう。

ゆっくり ゆっくり。 頑張り 過ぎないで。



2001年01月22日(月)



 祖父と会ったコト。

実家に 帰省した お正月。
帰京する 日に 父が 言った。

「おじいちゃんに 会って 行け」

私の 祖父母は 父方母方 合計4人 皆 健在。
ややこしいので 地名で 呼ぶ。
父方が志津 母方が寺町。

寺町の 祖父母には 帰省する 度に 会う。
母の 職場が 祖父母の 家だし。

でも 志津は本家。あまり 頻繁には 会わない。
田舎の 親戚問題も いろいろ ある。

父が 言う「おじいちゃん」は 志津の方だ。

車で 向かった 先は 本家では なかった。
そこは 『病院』という 名前だったけど
養護老人ホーム だった。

6人部屋の 入口近い ベット。そこに 膝を立てて 座る
小さな 祖父が 居た。 遠い目を していた。

「おじいちゃん 元気?」 顔が 見られない。

今年確か 88歳。いつも 元気な笑顔 しか
覚えて いない。
昔は お弟子さんを 何人も 抱える
地元でも 有名な 網師 だった。

何度か 病気や 手術を したけど
こんな 表情は 初めて。

小さな目の 焦点が 合わない。
「どこを みてるの?」
手を 握って 肩に 触れて言う。
「私のこと わかる?ねぇ」

かすかに 返事を して くれた。
「うん」とか「あぁ」とか。

話せば なんとか うなずく。
昔の ことは 覚えて いる。

でも 今 現在のこと。 
これからの ことは 混乱する らしい。

記憶の 容量が いっぱいなのだと 父が言う。

おしゃべりで 陽気だった 祖父の 
笑い皺が 深い 溝のまま 動かない。

鴛鴦夫婦 だった 志津の 祖父母。
祖母は 祖父を捜して 何度か 本家から
行方不明に なった。

祖母も又 痴呆が 始まっていると 聞く。

「また 会いに 来るからね。東京から 帰ったら」
涙を ガマンして やっと 伝えた。 胸が痛い。

「後で また 来いよ。ノン子」

途切れ 途切れの 小さな 声は
実家近くに 嫁いだ 姉と  私を 間違えていた。

長生きして下さいと 心から 祈った。



2001年01月07日(日)
初日 最新 目次 MAIL


My追加