イレコミ音楽
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2002年03月02日(土) 「天気雨」荒井由実

「天気雨」荒井由実 1976
アルバム『14番目の月』より

 思入れのあるアルバム、その中の1曲です。

 小学生の頃、兄にユーミンを勧められました。
「これからはニューミュージックがいいらしい!お前はユーミンを聞いとけ!」
と言った兄は中学生だったんですけど(笑)
どーいう兄妹なんだろ、自分でも解釈不明です(くっくっく)

 というわけで、ユーミンのLPを借りてきては聞くようになりました。
ほぼ大体聞いていると思われます。なので曲をあげれば切りがなく、アルバムに関しても様々思入れがたっぷり、想い出もたっぷり、嫌になるくらいあるんですよ(笑)おいおいまた話題に出しますね。

 特に今日の一曲にはね。明るくて健康的!開放的!リフレッシュ!きれいにはじまってくる感じいいですよね〜(^ー^)いい時代だったわ〜(しばし物思いにふける・・・)ユーミンの声もかわいいし、若さがはじけてる感じです。軽快なリズムは、思わず一緒に歌いたくなりますね♪

 この曲は当時よくラジオからも流れてきていて、そのことがとても印象残っています。楽にきけて今でも色あせないなぁ〜♪


2002年03月01日(金) 「ララは愛の言葉」デルフォニックス 

「ララは愛の言葉」デルフォニックス
La-La Means I Love You / THE DELFONICS 1968

 この曲を聞くと、文句なしにいかれてしまう・・・、マジにね。
本当に言葉は無用だな〜、スローでやさしく吹いてくる感じです。

 この曲を聴いたのは1990年のリバイバルヒットしたあたりでした。
そうそう、例のジュークボックスのお店でよく掛かってたんです。
そのうち曲名を覚えて自分でもよくリクエストして掛けてました。

 フォルセット(男性の高めの声)のコーラスグループは数々あれど、
この曲は渋い。これより甘めになると、それこそ聞いてて辛くなる(笑)
フォルセット・ボーカルの甘い声で囁かれながらも、どこか神秘的で、
シンプルでピュアなムードが漂ってきます。なんだろぅな〜、とにかくたまらなく好きなんですよ、この曲。フィラデルフィア・サウンドはかなりの好みなのです。

 この曲をカバーしているミュージシャンも多いようで、レゲエ風になってたり、また、スイング・アウト・シスターも都会風に歌っています。

 でも、やっぱ原曲のデルフォニックスにはかなわないのねん!
あの甘いハモリは何とも言えないかも・・・。


2002年02月28日(木) 「ジェラス・ガイ」ジョン・レノン

「ジェラス・ガイ」ジョン・レノン

ビートルズを知ったのは、小学生の頃だったかな・・・?
記憶が定かではないけれど、覚えているのはポスターの事。
“レット・イット・ビー”のLPが流れる兄の部屋には、
「レット・イット・ビー」と「ヘルプ」のポスターが貼られていました。
ジョン・レノンが亡くなってからは、毎年、命日になると兄が
ジョンレノンを聞いてたのも思い出されます。

短大の卒業旅行でヨーロッパを回っているとき、ホテルのテレビから、
ジョンとヨーコが川でボートに乗っている映像と共に「ジェラス・ガイ」
の曲が流れてきて、見入ってしまったことがありました。
当時、恋をしていたわけでもなかったのに、なぜだか無性にセンチになり、
その世界へ引き込まれていったのでした。
それ以来、気になる存在ジョン・レノンの足跡を追うようになったのです。

イマジンの映画が公開されるとまっ先に見に行きました。
「リアル・ラブ」で始まる・・・というのは、それだけでグっとくる!
感動して映画のパンフレット抱えて家路に・・・
いや?夜の街へ飲みに消えたんじゃなかったかな(笑)

さて、この「ジェラス・ガイ」非常にセンチメンタルなのであります。
恋をして、みっともなく弱い自分を歌っているんだけど・・・
切なさも時には大事な感情ではないのかな、
きっと心の肥やしになるように思えますです。
大好きな曲です。


2002年02月27日(水) 「ショー・アンド・テル」アル・ウィルソン

「ショー・アンド・テル」アル・ウィルソン
「SHOW AND TELL」AL WILSON 1973

黄色いロールスロイスに二人の女性を従えて、中央にキマッテ写っている
男性のジャケット♪ 部屋の壁に掛けてあるLPがあります。
アル・ウィルソンを知ったのは、たまたま、一か八か?勝負で買った
一枚のこのレコードからはじまるのでした。

80年代後半、週末通っていた六本木のソウル・バーがありまして、
そこの常連客のジョージが、店のジュークボックスで
「SHOW AND TELL」をよく掛けていました。
英会話がままならず、個人的にはホトンド話せなかったけど、
彼が仕事で日本を去る日まで、彼と彼女(現・奥様)と常連の皆で
楽しく過ごしたことが思い出されます...。

「SHOW AND TELL」は、彼のテーマソングと思えてしまうのですが、
古めのソウルとは対象的に新しめだったことが、彼のイメージと結び
ついて、忘れられないのかもしれませんです。(^ー^)

しかし曲名だけは覚えたのですが、誰が歌っているか?全く不明でした。

ある日、友人と偶然入った千住のソウルバーで、曲名だけリクエスト
してみました所、マスターが3曲かけてくれました。しかしその中には
当時聞いていた「SHOW AND TELL」はなかったんです。

その後、お茶の水のディスクユニオンで「SHOW AND TELL」だけを
頼りにレコード探してて、この一枚にゲット!どーかな?と不安半分、
でもジャケット的にはすごくいい雰囲気なんだけど、当たるか?(^ー^)
ドキドキしながらレコードに針をおとしてみましたら・・・
うーん、スローでありながらも、あ、これこれ!当時のではないけど、
探してたのはまさにこれだ!うれしかった〜!
このアル・ウィルソンの「SHOW AND TELL」は、聞き込めば聞き込む程に
味が出てくる♪するめ的魅力が備わってましてね。
逆にアル・ウィルソンの「SHOW AND TELL」に惚れ込んでしまったのです。

NHKでやっていた「SOUL TRAIN」特集で、アル・ウィルソンが出演
した時はうれしかったな〜♪動いているアル・ウィルソンを見れて(笑)

というわけで、いまだ、当時聞いてた「SHOW AND TELL」は
見つからないままなのですが・・・・きっと、いつかわかるでしょう!
いつかね!


追記(2011/7/21)
アル・ウィルソンは2008年に亡くなられてたみたいで残念です。最近になって、元歌はJohnny Mathisさんで、1989年にPeabo Bryson もカバーしてると聞き、両方とも耳をすませて聞いてみたんですが、違うんですよ。一体どなたが歌ってるのか?もっとテンポが早くてカッコよかったんですが…引き続き探します♪


2002年02月26日(火) 「パーティ・ダウン」リトル・ビーバー

「パーティ・ダウン」リトル・ビーバー 1972年
LITTLE BEABER 「PARTY DOWN -PT.1-」

この曲を聞いたのは、1990年頃のこと。
FM東京の永井博さんのラップの番組でかかったのがきっかけです。
聞いたとたんにシビレました!なんとカッコイイんだろうってね。
けだるいようなリズムに乗って、彼のセクシーなボーカルがはじまり、
微妙に身体を揺さぶられるようなムードが満天なんです。
サビでは、ジョージ・ベンソンを彷佛させるギター&歌のハモリのソロが
あったり、曲の始まり部分はエラクかっこよい。
「ドゥン」ベースの1音から、パーティのざわついたムードもいい感じ。
「ヘイ、ベービー、クールダウン、ごにょごにょパーティーダウン」
このつぶやき具合もたまらんのでっす。

実はこの曲「PARTY DOWN -PT.2-」という続きがあるのですが、
ボーカルなしのバージョンでギターが歌ってます、それもまた魅力♪

曲の内容を推測してするに…よぅ、みんな、パーティーは終わった
ぜぃ!って感じの曲のなのかな…不明ですが(笑)

この1曲に惚れ込み、リトル・ビーバーのアルバムをソウル専門
中古レコード屋さんで探していたんですが見つからず、
暫くしてT.K.レコードのオムニバスのCDで、ようやく発見したの
でした。これはマイアミソウル、サザンソウルということになるのかな…。
この曲は全米で、かなりヒットしたらしいです。


昨年、念願のアルバムをゲットしました。すると、無名時代の
ジャコ・パストリアスが参加しているらしいとか!
アルバムはソウルフルな中に、ボサノバやジャズ、フュージョンも
香るマイアミサウンドです♪ちと、マニアックの雰囲気も漂ってましたが、
何度聞いても飽きがこない曲は「パーティ・ダウン」なのです!

永井博さんは大滝詠一さんのLONG VACATIONのアルバム・ジャケットを描いたイラストレーターです。
ソウルやラップなどのブラックミュージックのレコードコレクターとしても有名な方です。


2002年02月24日(日) 「ほんとだよ」遠藤賢司

「ほんとだよ」遠藤賢司

ラジオからこの曲が流れてきた時、時が止ったように感じました。
衝撃にも似たショックだったのかもしれませんです。
やっぱ、あたまから離れない曲でした。
今、聞いてみても、同じような感覚が戻ってくるんですよ。
夜の闇を抜ける薄い空気の層が漂ってきて木々が揺れる・・
そんな感じ・・・。

素朴なアコースティックギターと共に、
ボソボソとつぶやくよう歌われてて、ラブソングなんだけど、
ひたすら愛し続けるストーカーのような男の想いを綴った歌でした。
でも歌詞がちっともいやらしくないの。
それどころか、繊細でセンチな思春期の男性のナイーブさが出てて、
な〜んかすきなんだな〜これ、独特でいいんです。

もう1曲「カレーライス」もアコースチックギター1本ムードだけど、
「カレーライス」も、「ほんとだよ」同様たまらんものがあります。
けだるい午後の彼女と猫とカレーライス・・・♪
うーん、こんなのどかな曲なのに、「誰かがお腹きっちゃって」と
三島由紀夫事件の事が入れられているんですね、当時の時代背景が
見え隠れしつつも、穏やかな日常で、彼女と猫とカレーライスなんだな。
この感覚も当たり前の私達の日常の一部分なのかもしれないです。

遠藤賢司さんと言えば、静と動のギャップが凄まじく...
今回の2曲は静の方になると思われますが、その後、彼は
パンクやニューウェーブもやってしまわれて!
この激しいギャップは...結構好きなのかもしれません。

ある意味、遠藤賢司さんは芸術家っぽいのかも・・・。


2002年02月23日(土) 「赤い橋」浅川マキ

「赤い橋」浅川マキ

昔、見ていた連続ドラマの中で、忘れられない曲がありました。
「雨のしのび逢い」という、香山美子さん、川崎敬三さんが
出ていたドラマ、内容は・・・メロ&サスペンス系ドロドロ展開(笑)
平凡な家庭の奥さんが、雨の日たまたまタクシーに乗り合わせた
若い男性と大金を拾ってしまい、そのことがきっかけで不倫、事件に
巻き込まれてしまう・・というようなものでした。
14才の私は当時ドッキドッキでドラマ鑑賞をしていたのですが、
回想の雨のシーンになると、いつも決まって、しんみりと、暗めの
ハスキーボーカルの曲が流れてきてて、なんか物悲しくなる。
「不思議な橋がこの町にある、渡った人は帰えらない・・・」
という内容の歌詞で、どーにもこーにも忘れられないのでした。

つい最近なんですが、そのことを急に思い出したものの
歌っている歌手も、曲の題名も不明なため、
一か八か!うろ覚えの歌詞を検索してみることに・・・、
すると、あったんですよ!発見!!発見!!

浅川マキさんの「赤い橋」ということが
わかりました。(^ー^)やった!
浅川マキさんといえば「夜が明けたら」が有名ですが、
実は高校時代に彼女のジャズのアルバムを聞いてたことがあり、
やはりマキさんは歌は、私のツボにはまる音楽系なのだなと思いました!

「Mr.マジックマン」「Too Much Mystery」「ナイロンカバーリング」
「暗い日曜日」などが収録されていたアルバムで、非常に思い出深い
のですが、今となっては音源がないんです〜残念無念。(涙目)

彼女には独特な世界があって、なんというか黒くて不思議な世界。
ブルースとジャズと、お酒にたばこ、けだるさが合うような・・・
そんな香りが漂っています。

再び聞いてみたいです、きっとハマってしまうだろな〜。


2002年02月20日(水) 「愛への出発(スタート)」郷ひろみ

「愛への出発(スタート)」郷ひろみ

これはいつだろう?ふふふ、アイドルに興味を持った始めての人物。
自分ではてっきり“フィンガー5”の方が先にファンだったはずだと
思ってたら、郷ひろみさんの方が古かったのですぅ。

1973年ということで、エレキギターでカッコよくはじまる
トーキング・モジュレーター風のイントロなのに!!
歌いだすとちょっと演歌っぽい節回し・・・昔のアイドルとは!
っていうか、現在でいうと最近の藤井隆くんの歌の感覚に近し(^ー^)

デビューの「男の子女の子」では、かわいい男の子だった郷ひろみ
さんでしたが、3番目のシングル「愛への出発(スタート)」では
ちょっと、大人っぽくて「はっ」としたんです。え、当時8才の私(笑)
そんなわけないですね(^^;;それよりもTVで振り付きで歌ってた
からか?どーしてだか、この曲が好きだったんですよ。

そしてシングルレコードを買う。ビクターの青いポータブルのプレイヤー
で、必死になんどもなんども、あのドーナツレコードをかけていた。
自分のおこずかいで買ったレコードはものすご〜大事なのでありますが、
何度も聞くので、傷だらけ(笑) 兄にうるさい〜と言われながら、
必死だったのでした。その後、「裸のビーナス」「花とみつばち」など
シングルを買いましたが、青年とは、急に大人になってしまうもんで、
私は違うアイドルへ乗り換えてしまったのでした(笑)すんません。

しかし、アイドルは永遠なのです、当時はすっぽりそのまま(^ー^)
現在も活躍されてますが、ホント、昔はえら〜くキャシャで、
かわいい男の子だったんですよ。「ぼくは叔父さん」というドラマも
見ていました。海洋牧場を作るという、死んだ父の夢へ向けてがんばる
17才の青年役でね、そうそう仲間役でフォーリーブスも出てました。
えらい余談ですが、変なことは記憶しているんですね(^ー^)かっか。

もう、ひとつ余談に・・・このシングルレコードのB面!
これがまた、なんども聞いたので、A面の如く愛着が芽生えてます(笑)


2002年02月19日(火) 「夢で逢えたら」吉田美奈子

「夢で逢えたら」吉田美奈子

1976年、リアルタイムでラジオから流れてきたこの曲をたまたま
エアーチェックしました。ラジオとテープレコーダーをモノラルの線で
むすんだ(笑)かなり初歩的な装置での録音でした。

テープレコーダー・・・これが出た時はたまげました!!
TVの音から、自分の声入れてみたり、テープレコーダーを肩からさげて
ミニマイク片手に表へ出かけたものですもの(あ、余談でした)

そんな環境の中、大人の世界を垣間みていた小学高学年生の私。
とてもきれいなイメージで、シックで、物語のような曲の展開で
そして、ささやくようなセリフが流れてきて、フェイドアウトする、
この曲はまさにふわふわとした夢の世界にいるよなムード♪

うーん、実はフェィドアウトする繰り返しの終り方の世界が、非常に
好きだったりします(^^)なんて〜いうんでしょかね・・・、
哀愁で余韻のフェィドアウト!!かもしれない、ふふふ♪

夢の世界にいるようで、ちょっと切ない・・・そんな感覚が好きなのかも。


2002年02月18日(月) 「愛の幾何学」ジョージ・ベンソン

「愛の幾何学(LOVE×LOVE)」ジョージ・ベンソン

中学・高校時代はよく地元ラジオのFM番組を楽しみにしてました。
当時、お金のなかったので、主に音楽は「エアーチェック」
ラジオからテープへ録音する方法で楽しでおりました。
この頃の音楽の興味はフォーク、ニューミュージック、そして、
当時の音楽の流れで、ラジオからはフュージョンなどもよく
流れており耳にしておりました。その中でもラジオでびびっときたのが、
彼(^ー^)“ジョージ・ベンソン”さんなのであります。

ある夜ラジオから流れてきた「愛の幾何学」に、イカレマシタ。
やさしく〜さりげなく〜邪魔にならなくて、それまで聞いた事のない
不思議なムード、なぜか気持ちがクリアになる感じがしました。
英語のタイトルは「LOVE×LOVE」そして、邦題は「愛の幾何学」
このあたりもたまらん表現力ですよね(^o^)

そんなある日、ジョージ・ベンソンさんの新しいアルバムの特集を、
地元のFM局でしていたので、すかさずエアーチェックしながら、
LPプレゼントがあったので、応募してみることに・・・・。

数日後、レコードが家に送られてきました。(^ー^)v
お金のない高校生にレコード一枚!これはたいへん貴重品!
うれしいのなんのって・・・。しかし、包みを開けて・・・
ジャットを見てもっと驚きました!或意味カルチャーショック。
今まで、ジョージ・ベンソンさんを存じてなかったこともありますが、
・・・あれ、もしか化粧してる!?目張りバシバシかも・・。
と、いうインパクトがあるジャケットでして印象に残っております。
「In Your Eyes」もちろんこのアルバムはよ〜く聞きました!(^ー^)

それだけも私にとってかなり印象深い人物でありますが、それにプラス
なんといっても、ギターソロと共にハモってしまうあたりなんかも〜!
たまらなく好きなのです、最高です!他にも「Give Me The Night」
「マスカレード」「Lady Love Me(One More Time)」「In Your Eyes」
「Never Give Up On A Good Thing」「Livin' Inside Your Love」
・・・たくさんの曲が好きです。

甘すぎず、辛すぎず・・・(^ー^)いいんです、ジョージ・ベンソン♪


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