わんぱくルンバの冒険日記

2003年08月04日(月) お医者さんごっこ

 最近ルンバが保育園でハマッている遊び。それはお医者さんごっこである。

 お医者さんごっこの花形、それはなんといってもドクター役だと思うだろう。私もそう思っていた。ところがルンバ、つくづく変わり者である。彼がハマッているのは、病人役なのだ。

 登園すると、いそいそと人形用の小さな布団を何枚も出してきて、この暑いのに自分の全身にかけて横になる。そうして、いつも看護婦としてこの遊びにつきあってくれるMちゃんに、
「Mちゃん、ルンバくん、おねちゅ出ちゃった」
 と言って、介抱してもらうのである。

 Mちゃんはと言えば、フォークでルンバの腕を刺したり(注射のつもり?)、プラスチックのカップを口に押し付けたり(酸素マスクのつもり?)、やりたい放題である。そして、なされるがままのルンバ。これが、毎朝お決まりの光景になってしまった。

 それにしても、ルンバは単に寝ているだけ、やりたい放題やられているだけだというのに、一体なにが楽しいのだろう? ほかのお友達にも、
「ルンバくん、またそれやってるの?」
 とあきれられながら、毎朝Mちゃんの顔を見ると、
「おねちゅ出ちゃった〜」
 とフラフラし始めるルンバなのであった。


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