2003年11月26日(水) |
オムツはいつ外れるか?(40) |
実家で過ごした約2カ月、結局ルンバのトイレトレは一進一退のまま停滞して終わった。私が出産で入院している間、ルンバの面倒を見ていたのは主に父。母がいればトイレの面倒ももう少し見てもらえたが、父にはそこまで要求できない。結局はその間ずっとオムツで過ごしたルンバだった。
私がそばにいる時はなるべくパンツで過ごさせたけれど、失敗がかなり多い。テレビや遊びに夢中になっていると、すぐに漏らす。特にウンチは里帰り前に自宅で成功したっきり成功ナシで、ウンチをしそうなそぶり(誰もいない部屋に隠れてこもる)を見せた時にトイレに誘っても、「絶対イヤ!」と逃げてしまい、パンツにしてしまう。ビニール手袋をはめ、泣きながら、ウンチたっぷりの布パンツを便器で洗う日々だった。
そもそも、彼はおしっこだって誘って行くことは稀なのだ。誘えば返事は「絶対イヤ」と決まっており、こちらも腹が立つだけなので、ある時を境に誘うのをやめた。気分が乗れば自分から「チーしなきゃ!」とトイレに走るし、乗らなければ漏らすという具合だったのである。
ところが、どうだろう。2カ月強のお休みを経て、今日から久々に保育園に行き始めたルンバ、園ではまったく失敗ナシで帰ってきた。先生に誘われなくても、自らトイレに向かっていたという。
そして家でも同じだ。しかも、ウンチをしたそうにしていたのでトイレに誘ってみたところ、「えー」と渋々ながらもついてきて便座に座り、「ウーン」とがんばりだすではないか。
なかなか出なくて何度も「ママ、出ないよう」とあきらめそうになったけれど、そばで「大丈夫、もう少しだよ、がんばれ!」と応援し続けたら、ポトン、ポトンという音が! 9月以来のトイレでウンチ成功である!! もう、初めて成功した時と同じくらいに感動してしまった。自宅に戻ってきた途端、こんなにうまく行くなんて、なんだか怖いくらいだ。今度こそ前進なのだろうか?
ちなみに、久々の保育園、最初はお友達に声をかけられて嫌がったりする場面もあったそうだが、先生たちに声をかけられながら過ごすうち少しずつ園での生活リズムを思い出し、きわめて普通に楽しく遊んで過ごしていたそう。「もっと泣いたりするかと思っていたんですけど」と担任の先生は拍子抜け。さすがルンバ。母はひと安心である。
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