キズナ - 2004年05月18日(火) 今日、三年か四年ぶりぐらいだろうか、 久し振りに高校時代の親友と話をした。 親友なのに、何故そんなにも長い期間話をしていなかったのか? 一番の大きな理由は携帯をトラックに踏まれメモリーが 全て消えてしまったこと…ただそれは言い訳にもならない。 高校の連絡網等で彼の実家に自分の名前と新しい携帯の番号を伝えて こちらにかけ直してもらえば済むこと。 その当時、非常に落ち込む出来事が重なり電話をかけるのが億劫で そのまま何となく疎遠になったのが一番近いか。 その親友と話していて、衝撃的な事を聞かされた。 その親友とはまた別の親友(彼とも二、三年前に会ったきりだ)が 今度結婚するというのだ。 高校を卒業する時、ずっと友達でいようと言ってくれた親友。 そんな彼が結婚するのを今日まで知らなかったこと。 このままだったらお祝いの言葉さえかけてあげられなかったこと。 電話をした親友の 「お前には友達関係をリストラされたと思ってたよ」 との言葉を聞いて、自分がどれだけひどい仕打ちをしてきて どれほど冷たい人間であるかにやっと気付いた。 彼は笑って許すと言ってくれた。 僕はそんな彼の優しさに甘える自分を 激しく責めた。 ...
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