今日、ネットの大海で、輝く波を見た。黒い、普通のゴシック体。装飾も、色彩も、ないはずのフォントが。八月の、海のよう、きらきらと輝き。その先を、見たいのに、文の、続きを見たいのに、まるで、サングラスもなしに、光を見るようで。懸命に、画面へと、意識を向けないと。目を、そらしそうなくらい、眩しいものだった。こんな、出会いをくれたのは、六本木のTSUTAYA。ありがとう。ありがとう。次は、お礼にこの人の、本を、きっと買う。