吟遊詩人の小話
さとし



 

殺したい人がいますか?
消したい人がいますか?

居る人はいいですね、特定されているのだから

僕は居ません

というよりも誰でもいいんです

ほんとうにはしないはずです

けど

こんなの普通の人じゃないですよね

そう どうせ私は普通じゃないのかもしれない

私は普通にしてるだけでも 人は普通じゃないという

じゃぁ私は努力をしてあなた方のものさしに合わせた普通になろうと努力してきた

けどね みててむかつくんだ いらつくんだ 効率の悪さ 無駄

俺は俺のものさしで普通をいく

俺よりもすごい人でもそれが普通だというなら俺は認める

けど お前らは認めない

ときどきどうでもよくなる

どうでもいいといっときながらほっとけなくてかまってしまう自分がむかつく

この偽善者が

俺は多分 自分が世界で一番大事で一番嫌いなんだと想う



2004年10月03日(日)
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