【へたれ大学生日記】

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パン屋のあの娘
2005年07月22日(金)

出勤前に寄るパン屋。
いつものブレッドと牛乳を買う。
週末のレジ担当はいつも彼女だ。
向こうも自分を覚えていているのか挨拶をしてくれた。
瞬間、視線を交わす。
笑顔で答える。
…また新しくパンが焼けたようだ。
釜が鳴らすブザーと濃いバターの匂いを背に店を出た。
今日もいい天気だ。

ということが、
あったらいいな。
妄想かよっ!!
夢を見るのにお金はいらないからね!
よく冷えた牛乳110円。
焼きたてのオニオンブレッド160円。
バイト中に夢を見ることプライスレス!

そして今日も朝から10時間労働でしたと。
商店街でやってるイベントに巻き込まれ、
やれクジ引き、やれ半額パン、やれ商品券。
いつも以上に疲労気味…
ふぅ(ため息)

あ、冒頭の文は全くの妄想では無いからね!
私はそこまで危ない人じゃない。
9割妄想だけど!
(この時点で少なくとも9割方危険人物だという事が確定)

パン屋に兄ちゃんが来るんですよ。
スーツ姿の。
出勤前つうか、あれはどっちかっていうと帰宅中かもしれん。
そういう雰囲気の人。
くたびれたというか。着くずしたというか。
とにかく背も高くてちょっとカッコイイの!
そんな人がいるんです。

まだ会ったのは3回目だけど、あっちも私を覚えているのか挨拶くらいは交わす仲。
出会いが印象的だったからなぁ…

それは先週の出来事で。
私がレジにいたら突然話しかけられたんです。
パン片手に近づいてきて。
「コレぇ〜昨日買ったんすけどぉ〜」
うわー絶対クレームだよ。
兄ちゃんちょっと恐そうだしどうしようドキドキ…
と構えてたら、
「このパン、超うまいっすね」
「へ? あ、ありがとうごさいます!!」
「これって何時に焼けるんすか?」
「普段ですと………。
という風に、いろいろ話したんす!
最初ビビッた反動でめちゃめちゃテンション上がって、そのままけっこう長話して。
次の日も店に来て。
それで今日も来たと。
だから3回目。

やばいよあの兄ちゃん!
マジおもしろいよ!
是非とも是非ともお近付きになりたひ!
それとも、これ以上の進展は望めないのかしら…(涙)
とにかくもうこれでしばらくバイトは辞められないネ☆



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