コルグのニューシンセ「Ｍ３」が早速楽器屋に並んでいたので遊んできました。３日前に発売した新製品ですよ。
シンセ歴が長い人はオールインワンシンセ「Ｍ１」を知っている方も多いと思います。オールインワンシンセの歴史を語る上で「Ｍ１」ははずせないわけです。これはその２００７年バージョン。



単純に書いてしまうけれど「Ｍ３」はトライトンとＯＡＳＹＳの中間的位置になると思います。表示されている画面はまるでトライトンです。見た目がＲＡＤＩＡＳです。さらにＯＡＳＹＳのような使いやすさ。ＯＡＳＹＳがモンスターシンセなら、こっちはそれよりずっと買いやすい普及版。なんにせよプロ用。


ＯＡＳＹＳにはない機能もあります。ＫＡＯＳＳ　ＰＡＤのようなスクラッチがタッチパネル上でも出来るというところが非常に画期的。本来ＧＵＩとして使う部分で出来るわけです。
あと、しっかりＫＡＲＭＡ機能も入っているし、コルグはテンキーが装備されています。テンキーはほんとにうらやましい。ＫＡＲＭＡは進化したとはいえ相変わらず制御不能です。


さて、大ちゃんがこれをステージで使うかどうかですが、ＯＡＳＹＳを使っているのでＭ３とＯＡＳＹＳをそのままステージで並べることはないでしょう。
ただ、Ｍ３って音源部をキーボードからはずせるわけで、６月に発売の取り付け用鍵盤を使うことでＲＡＤＩＡＳ−Ｒ（音源部のみのモデル）を並べて増設する形で並べて設置できます（とい予定らしい）。その使い方は大いに有り得ます。


しかし、こうやってまとめるとＭ３ってＫＯＲＧの製品の集大成ですね。難しい感じは否めないけど操作好き人間の心を揺さぶります。