いつも輝く、赤い星を見ていた。過去形。本当は、今も変わらずそこにあるのに。苦しい時、空を見上げている。きっと、この空は、繋がっているから。嬉しい時、空に手を伸ばす。抱くことのないその空間をいとおしむように。確かにそこに誰かが存在しているそれだけで、救いになることがあるのだからあなたの存在が、確かに私の支えになっているのだからたとえ繋がることのない時空に存在していても想いはきっと永遠に生き続けるから夜空に向かって、ひとりでつぶやく。あなたをあいしている。