2005年10月11日(火) |
そして未だに回るならば |
結果だけを述べれば その日わたしは跳べなかった。
身体に傷だけが残った。 遺すことは出来なかった。
それから沢山の月日が流れて、
やはりわたしは漂っている
自分の賭けに負け続け、
絶望する日々。
少しでも不幸の巻き添えを減らす為に
まず大切な人間を遠ざけた。
多分向こうは疑問だらけなのだろう。
でも言えるだろうか
『わたしはにんげんになれませんでした
けっかとして
わたしはあなたがたを
もっとふこうにしてしまいます
だってわたしはにんげんてはないから』
言えない
言えなかった
共に、
伴に、
いてくれなど
悲しくは無い 哀しいのだ。
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