LARK MiND 新未来総合研究所
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 脱原発工程表 2011年07月15日(金)
俺は電力のことはまったく専門ではないけれど いろんな報道等を見ながら考えてみた

脱原発とか反原発とか言うと抵抗を覚える人も多いかと思うんだけど
今回の福島の事故でどんな安全対策を施しても万が一・・・億が一 の事故が発生したときに
どのような被害損害・経済的ダメージを受けるかは原発支持派の人も理解していると思う
なので最終的には原発に頼らないエネルギーが必要だ という点においては ほぼ全国民の願いであると思う

ではどのようにしてこれを実現するか

もちろん 今すぐに全ての原発を停止するようなことはできない

経済も発展しつつ なおかつ原発からの脱却を計るビジョンが必要ではないか

話は逸れるが 俺の住む関西電力圏内 ホームページによると現在11機のうち7機が稼働中で
約660万kWの出力となっている 逆にいえばこんなに稼働してるのになんで「15%の節電のお願い」
なのかさっぱりわからんのだけれども たとえば残り4機をフル稼働させて+318kW
どうしても電力が足らないなら暫定的に再稼働させてもいいと思ってます
なぜなら 今もそこで稼働している原発があるのだから…
たとえば1機50万kWしか出していない美浜を止めてまずは美浜を全停止
かわりに大飯・高浜の200万kWを稼働させるという手もある
ただし並行して今以上の安全対策を行うのはもちろん火力・水力を増やす努力をして欲しい
その他のエネルギー源(オーランチオキトリウム等)もどんどん取り入れて貰いたい
これが当面の電力会社側の取り組み

そして企業は今後全ての工場・ビルの屋上に太陽光パネルを設置して
自社で使う電力は少しでも自社でまかなうようにする 余った電力を売電しろ という話ではない
まずは企業における電気の自給率を上げろ という話

昨夏の最大電力3100万kWのうち2300万kW(約74.2%)が産業用と業務用だったということなので
これを少しでも改善させるようにする 数年後までに太陽光パネル設置を義務化してもいい

全てのビル・工場の屋上に太陽光パネルを設置するということはもちろんすぐには出来ないが
これを数年かけて実施する これにともなって物凄い特需が発生し経済効果もあるはず
もちろん太陽光だけでなく風力でも自家発電でもOKだ 弱っている中小企業は後回しでもいい

繰り返すが孫さんのように太陽光発電を電力会社に売電するという話ではない
ただでさえ今は高コストの太陽光を高い値段で買い取らせれば早い段階で電気代に反映される
最終的に弱者が苦しむ政策は無しだ

あくまで企業の電力自給率を上げよう ということ たとえそれが微々たるものであったとしてもだ

これが進めば数年後には太陽光のコストはかなり下がっているはずだし効率もあがっているだろう

安くなったところでいよいよ個人の出番

安くなった太陽光を個人家庭にどんどん普及させる この時も高い売電は無し
個人家庭で余った電力は原発のコストよりも安い価格で売電すること
導入時の補助金はもっと増やしてもいいかもしれない が 高い売電は無し
あくまで最終的に低価格で安全な電力供給を目指すための手段だからだ

このような手順で進めれば絶対に10年後20年後には原発を必要としない社会が出来上がる

そう信じている

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