超久々の更新です
結局見てきました、劇場版EVA。

なんだかんだいいつつやっぱり面白い、つい魅入っちゃうものですね。

１０年経っているだけあってさすがに映像がよくなっているし、話もうまく纏められてて良いんじゃないかと思うんですよ。

話の構成的にはより一般的に解りやすくはなったものの、マニアックなツボは押さえた感じがさすがガイナックス（元）

旧版カットにはキャラはあまり手を入れていない感じで、修正入ってるのが明らかにわかる部分もあるが殆どは昔の絵のままで、実際かなり手を入れている感じだったのが背景とメカ描写。
背景とメカは所々は昔のセルの物を使っているが、殆どはCGに置き換わっていて、動きも多いし、書き込みも細かしで、そのあたりが違いがよく解るね。

そして、全体はCGで色味を統一されてて、さらにそこに特殊効果がいくつか追加されてる感じで芸が細かくていいっす。

そしてさらに、メインとなるヤシマ作戦の部分はかなり大幅に書き直しされてる感じで、新作カット満載で、立方体の使途の動きがやたらかっこいいし、さりげなく原作ファンがにやりとする、アイキャッチやら予告やらもありで、もう大満足でした。

しかし同じく今公開されているトランスフォーマーと比べると日米のコミック映画に対するこだわりの違いがはっきりと出て面白いんですね。

トランスフォーマーはまさにハリウッドという感じで、実際メカ描写が細かく描かれているのですが、動きはあくまで実写の動きで、リアリティを出しつつ派手な動きで迫力を演出しているんです。
EVAは、派手な演出や細かいメカも満載なのですが、やはり動きがあってもまず、１枚の絵として見せていて、メカの動きや画面の構成や全体の色使いもセンスがいい。

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