Diary


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2004年03月07日(日) 冷蔵庫一掃ディナー

ここ数日、とにかく忙しかった。

I氏は沖縄に行く前、冷蔵庫一杯におかずを用意していってくれた。しかし私は、それらを温めて皿に盛りつける余裕もなく、三食コンビニ&外食という非エコな生活を送っていた。

I氏は明日の夜帰ってくる。

帰宅後、冷蔵庫を開け手つかずのおかずを見たら、「もうアイツのために飯はつくってやらん!」とヘソを曲げることだろう。

そんなわけで、私はAさんに声をかけた。

「ねぇねぇ、今夜私の家で、ごはん食べていかない?」

一瞬躊躇するAさん。仕事のヤマを越え、彼女は早く休息したかったのかもしれない。しかし私はひるまない。ちょうどそのとき、私はAさんが無類のネコ好きであることを思い出した。

「今ウチに来ると、もれなくウドンちゃんにスリスリできちゃうよ〜♪」

すると、Aさんの表情が一瞬にして変化した。

「え?ホントですか?行きます行きますぅ〜♪」

言葉巧みにAさんを我が家に誘い出した私。Aさんは、ウドンちゃんを膝の上に載せながら、I氏の料理に舌鼓を打ち、ご満悦であった。かくして冷蔵庫の中のおかずは、I氏帰宅前に無事に一掃されたのである。めでたしめでたし。


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