|
- 2005年01月16日(日) 原付野郎
クソ冷えきっぺです
こんにちは。寒い。
かなり走ったがんばるば
いやぁ。昨日、初ミュージカルですよ。劇団四季のマンマミーア。
なんていうんですか？結構楽しめた自分がここにいるみたいな？
大阪梅田に到着したのは午前中。例の液晶モニターの交換をしたんです。
それが購入先のヨドバシカメラでみたら表示されやんの。
僕のパソコンでは信号なしとかって出たくせに。
どうやら海外仕様だとかで１３本だったらしいです。
で、１５本全部揃ってる機種に差額分支払って手に入れましたよ。
１０００円アップで。
元々たまっているマイルで購入する予定でしたが
どうにもヨドバシではオサイフ携帯フェリカには対応してるっぽいんですが
Edyが使えないようで。実にダルい。結局現金で支払いました。
ポイントもそこそこ貯まっているので、僕もipodを買おうと。
今単三２本で稼動するＣＤウォークマン使ってるんですが、実にかさばるし
重たいんです。前にもってたＭＤウォークマンはリモコンがつぶれて
本体でいじらないとだめですし。で、先日マニラで見たニュースで
ipodの新型が出るっていう話題が取り上げられていたのでアップルのサイトに
行ってみたところ、かなり買いでしたので散々迷った挙句ポイントで
これを予約してきました。ノーキャッシュでゲットできるとなったら
なにやら得した気分ですよね。あの小ささはかなりアリ。音とびもないし
ランニングするときにピタシです。
で、まあ所用が終わったので昼飯を食い、千葉からくる友達とマンマ終了後
瞬間的に会う予定だったので、大阪名物５５１の豚マン(肉マンとは言わない)
をゲットし、紙袋からほのかに立ち上る豚マン臭と共に大阪梅田の
ハービスエントにある四季劇場へと足を向けたのです
そのマンマミーアのチケットはヤフオクで５０００円で手に入れたんですよ。
出品者がチケットを３枚用意しておられて僕が１枚、残りの２連番は
別人が落札したので、僕は密かに「どんなヤツがくるんだろう」
と楽しみにしながら劇場へと向かったわけです。
それにしてもおばちゃんとか若い女組とか老夫婦ばかりという感じで
男１人で来てるのっていうのはアディダスのベンチコートを来た色白マンとか
ウエストポーチをぶらさげている若者とかばっかりでした。
そういう彼らでも男２人組とかで来てたりしてたので僕は恥ずかしかったです。
入場は１２時半から。開演は１時から。僕は１２時５０分くらいに到着したん
ですが、２枚落札したカップルズは既に着席していました。
会話のイントネーションから名古屋人だと察するのですが、男はなんというか。
デニム地のシャツにデニム。そのはいてるデニムも今時のカッチョエエのでなく
ジーンズメイトとかイオンとかっていう感じのデニム。しかも大層に肥えていて
ヒゲもじゃ、ロンゲ。その隣、つまり僕の隣にあたる席に座っているのが
目も覚めるような真っ赤なコートを着たすっぴん女。
しかも大量にトワレか香水かふってるみたいで、プンプン臭うわけです。
僕の持っている豚マンですら大概臭うのに、それ以上に臭う女。
靴もすごいハゲてたし。で、そのデニムマンは双眼鏡のピントを合わせながら
四季の俳優たちについて熱く語っているのです。例えば。
「この前双眼鏡で見てたらさ、？？？さん(忘れたし知らない名前)と目が
あっちゃって！やべっ！見られた！と思ってすげードキドキしたよ！」
とか
パンフレットをめくって「この人！大阪府出身なんだけどうんたらかんたら」
とうんちくを展開してるのにも関わらず、赤女(公演中も着用)はその
デニムマンの肩に頭を乗せて寝てるし。
まあ、とりあえずこのデニムマンがしゃべるしゃべる。
始まったら大丈夫だろうと思っていたら、始まってもしゃべるしゃべる。
ヒソヒソとしゃべるしゃべる。
「オイ！起きろよ！」（赤女は始まっても寝てた)
「あの＊＊＊＊が＃＃＃＃＃」(聞き取れないが耳障り)
「起きろって！」(赤女は何しに来た？)
僕はミュージカルが初めてだったからか、劇の中でのリアクションのでかさに
やや引き気味になってしまったのは言うまでもないかもしれません。
しかも今回は英語歌詞であるアバの曲を和訳しているというのもあって
それに違和感を抱いてしまったのも無理はないとは思われるでしょうが
これが段々慣れてきてしまうと、知らず知らずのうちに
さほど違和感もなく「コレは・・・」と
話に引き込まれてしまってしまいました。
赤女はひたすら眠り続けていたようです。だから両方のヒジ置きを占拠させて
もらいました。ヒソヒソが無くなったと思ってデニムマンをちらっと見たら
彼は双眼鏡を覗き込んで食い入るように見ていました。
つーかこの四季の人たち、ええ体してるんです。
ラガーマンとは違った体つきでした。ターニャという登場人物がいるんですが
その役やってるひとの上腕三頭筋(二の腕)すごいし！背中が開いてる服とか着てたん
ですが、そこから出てる背中。後背筋、僧帽筋が非常に美しい。女性ですよ。
女性のみならず男もこれまた締まった体しとるわけです。
これってやっぱり歌ったり踊ったりしてるから付く筋肉なんでしょうね。
あれはすごかった。本気ですごかった。
で、僕が困惑したのは劇中の拍手が起こることです。
初心者だからまだわからないのかもしれませんが、こう劇の途中で観客が
拍手するんです。え？ここで？ってなってしまうんですが
どうやら拍手するポイントみたいなのがあるらしく、それがどこなのか
結局理解できなかったのが悔しいです。ここかな？と思ったけど
拍手がわかなかったり、ここじゃないかもしれない、と思ったら
ぱちぱちぱちーとか。いったいなんなんだ！？わからないぜ、ミュージカル。
それでなんだかんだで前編が終了。結構時間が経っていてびっくりしました。
休憩時間になるとデニムマンが怒りを炸裂させていましたよ。
「なんで見ないの！？もう帰る？」
「ほんともったいないよ？これ見ないと！」
そりゃそうでしょう。僕は５０００円で落札したからいいものの
彼らは１枚６８００円で落札していましたから。
多分今までの流れから行くと、デニムマンが四季マニア。
で、それに巻き込まれた赤女はあまり興味がないと。
「だまされたと思って！」と言って誘ったマンマじゃないかと思うので
おそらく、１３６００円はデニムマンの負担ではないかと推測できます。
赤女が甘えた声でなにやら抜かしています。詳細は聞き取れませんでしたが
声のトーンが腹立たしい。実に腹立たしいトーンでした。虫酸が夜明けにランナウェイ。
デニムマンは赤女に便所へ行こうかと誘いをかけて２人は僕の前を
通って外に出ようとするのですが、デニムマンお前でかすぎ！太すぎる。
そして赤女。もうお前臭いから！頭いたいねん！みたいな。
通路通って下りていったと思ったら、赤女がなぜか戻ってきました。
そして彼女の足元においてあったボストンバッグ(穴あき)を持って
再び便所へと向かいました。誰がパクるか！！！
秘密の小袋ならまだしも、そんなでかくてボロいカバン誰がパクるんですか？
こうね、ボストンバッグの外についてる小さいポケットの底に穴１。
そしてバッグ本体のファスナー部分に穴２。
で、本体の底面の隅に穴３。あきすぎやろう。
通路の手すりに、首にかけるストラップが引っかかってモガついてました。
で、しばらくしたら２人は戻りデニムマンのウンチクタイムが始まったのですが
デニムマンが突如、慌て始めました！どうやら財布か携帯をどこかに落とした
ようです。すごい勢いで走り出すデニムマン！彼は戻ってきましたが
見つからなかった模様。でも間もなく後半が始まるというので大人しく
座っていました。さすがに集中力が切れ始めてきたのか、歌にセリフっつーか
そういうのが入ってるのに軽く聞き流してるのに気づいて集中しなおすわけです。
後半も半ばを過ぎると今度は前に座っている女。こいつがゴソゴソゴソゴソ。
背もたれにもたれたり、前に乗り出してみたり、左右に頭動かしたり。
で、どうやらベストポジションを見つけたようです。
隣が誰もいないのでそっちがわに体を傾けて、背もたれにはもたれないで
前に乗り出す格好が彼女にとってのベストポジション・・・
ベストポジション・・・・
ベスト・・ポジ・・・・
ベスポ・・・
・・・・だったようです。
彼女にとってのベスポは僕にとってはこれはもう椅子の背蹴っ飛ばしたく
なるほどのワーストポジション・・・・
ワーストポジション・・・・
ワースト・・ポジ・・・・
ワーポ・・・
・・・・でした。
こいつの頭のせいで舞台の丁度真ん中が見えないし！
しかもさっきまでフラフラしてたくせに、このベスポがまさにベストな
だけあって頭動かさないし！アーモー！！！しかもクライマックスだって！
このマンマミーアって結婚に関するネタでオカンにウエディングドレスを
着せてもらうっていうシーン。はい、見えないよ〜。
で、僕もそいつの頭が邪魔なので体勢を移動させてみようとしたんです。
ん？何か聞こえる。あれ？風邪引きさんがいるのかな？
オホンオホン！！！
後ろの席の人だよ！自分が見えづらくて気分悪いのは今まさに感じているので
後ろの人もその気持ちなんでしょう。なんで僕が気を使って舞台の真ん中が
見えない位置で甘んじないといけないのか？そうだ。僕も咳払いだ。
オホンオホン！！！
・・・・前の女微動だにしない・・・
椅子を軽く蹴ってみた。動かない。はいはい。
地味に後ろから息を吹きかけてみた。髪の毛気持ちわるいだろう！
フーフー！！！
ポリポリ・・・・
はい。頭かいて終わりかよ！あー！もうバージンロード歩いてるよ！
あー！もー！こいつのベスポのせいで僕は１００％集中できませんでした。
はいはい。で、終わりました。
出演者がゾロゾロッと袖から出てきて深々と頭を下げるわけです。
すげー！やっぱり体が柔らかいんでしょうね。
僕かたいから、そんなにも頭を足曲げずに下げるなんて事できませんよ。
感心しながら見てたんですが、なんで何度も出てきて礼を繰り返すんだろう。
って思っていたらなんですか？劇で使われていたアバの曲と共にヤンヤヤンヤと
なにやら始まった模様。なんか知らないけど、僕の周囲の人が立ち上がりだしたわけです。
で、手拍子チャチャチャ・・・僕も立たないといけないのかなあ？と思ったん
ですが、後ろを気にしてチラッと振り返ると、おばちゃん背が低いし。
周りにならって立ったところでおばちゃん、見えないんやろうなぁ・・・
もしかしたら、劇すら見れてないかもしれない。などと思ったらなにやら
周りは立ってるから僕も？みたいな気がしつつ、おばちゃんに悪いなどという
葛藤が湧いてきました。で、座りっぱなしやったら見えないし・・・
結局半勃ち・・いや中腰の状態になったんですが太ももがキツイ。
プルプルしてくるんです。中腰だから空気椅子みたいな感じだったんですよね。
もう限界で最後座っていました。
で、今読み返してみたけど話の内容に一切触れられていないようです。
隣のデニムマン＆赤女と前の女、後ろのちっこいオバハンだけ？
あと出演者の筋肉についてしか語っていませんが、結構楽しかったです。
はじめにアバの曲を聞いていたからっていうのもあるかもしれませんが
ほんと楽しかったのは事実ですね。なかなかに楽しめたのでこれはアリ。
地味に集中力が途切れ気味になったのが後半残念でしたが
またチャンスがあればまた行ってもいいかもしれません。
それが終わったあとで、１９４さんにマスカラを渡しに行きました。
会ったのは約半年振りくらいでしたが、彼女は僕のこのＨＰをマメに
ストーキングしてるみたいなので、近況が全て把握されているのに
びっくり？みたいな？でもよく考えると普通なんですが、それが。
だって僕がさらけ出しているんですもの。
そこで某管理人とその家族さんが僕が見た次の回を見るというので
先ほど手に入れた５５１の豚マンを手渡さなくてはなりません。
心斎橋のホテルにいるとのことで梅田にいたらすぐランデブーだろうと
余裕ぶっこいて１９４と僕はノンキにカフェ・オ・レを、彼女は生意気にも
アイスロイヤルミルクティーなんぞをたしなみつつ、セクシーに誘惑してくる
ウンコ臭い定年間近の処女の話という知的な話に花咲かせながら
ＹＵＫＡさんの到着の連絡を待っていたのです。
そしたら連絡が来たときには、もう彼女はハービスエントの劇団四季劇場に
到着していたのです。慌てふためいて１９４と僕はハービスに向けて地下街を
早歩きで歩きまくりました。しかも１９４さんおごってくれてありがとう。
あなたの施し、しかと受け取りました。また何か機会があったら世話させて
もらおう。あ、でも甲子園でお世話したからもういいやろ？とか？だめ？
で、なんとか到着。で、豚マンを手渡して２言３言会話して速攻バイナラ。
なぜなら彼女の見る回はもうすぐ始まるからでした。
前に会ったのは数年前に原付でツーリングしたとき以来でしたが
よくぞ僕を発見できたものです。それにびっくりしましたね。
それからは１９４と阪急百貨店をぶらつき、ジュースを飲みながら
グダグダ話をして解散。と。そのあと僕も別約束の方面で飯をくらって解散、と。
なかなか久しぶりに充実していた休日でした。いやはや！
今日のラガー練習についてはまた気が向けば。
|
