2006年06月24日(土) |
ある晴れた日の夜…… |
渋谷にて、実弟との食事後、千葉県にある社宅へと戻るべく山手線で帰る陰陽(かげひなた)。
途中、東京駅で京葉線に乗り換える。 京葉快速のとある車両の座席に腰かけ、深い眠りへと落ちていく。 まさか、あんな出来事が起ころうとは、誰が予想したであろうか…… 現に陰陽(かげひなた)は、今でもありえない出来事だと思っている。
途中、新浦安駅あたりで目を覚ますと、両隣に若い女性が腰掛けていた。 右側の女性は携帯をいじっている。メールで連絡でも取り合ってるのだろう。一方、左側の女性は必死に眠気と格闘中のようである。カクッと意識が途切れた時、わしの方へ頭を傾けるのだが、コンマ数秒単位で意識を取り戻し元の位置へ。だがこれを何回も繰り返している様は、ある種猛牛のように感じる。わしに頭突きでもかましてくるように……ちょち痛かったが…… こんな状況下でも十分、女性が苦手なこの陰陽(かげひなた)を硬直させることは可能であったが、それ以上に疲労していた所為か、そんなことを気にする余裕もなく、また深い眠りへと落ちていく。
次に目が覚めたのは南船橋駅。それとほぼ同時に扉が閉まるような音が聞こえた。 だが、新浦安⇔南船橋間で奇妙な感覚に襲われた。
右肩が重い!
何かが自分の肩に乗っかているような感触だった。 まさか右隣の女性の頭が、わしの右肩に……って思うのが普通であろうが、陰陽(かげひなた)はそんなことはありえないと思っているので、肩こりが相当酷いか、幽霊でも圧し掛かっているんだろうと思っていた。 南船橋駅で周りを見る。乗車率は相変わらず多い上、左隣の女性も相変わらず眠気と格闘中。だが、変わった部分といえば、右隣の女性が深い眠りへと落ちていること。 しかし、頭の向きは左にいるわしの方ではなく、中心。細かく言えば、やや右のような位置に頭が傾いている。
さっきのは多分、疲労が右肩に集中しているのだろう。それが原因。そう思った。そしてまた、深い眠りへと落ちていく。
次に目覚めるのは検見川浜。 しかしまたこの間、右肩が重い。その上、今度は顔にファサファサした毛の感触があった。さらに香水の匂いも…… まるで愛犬シャロンの毛に触れているかの如く…… しかし、検見川浜駅で目覚めたわしにはありえない光景が……
目覚めたわしの目の前には茶色の髪が!
下を向いてたわしはとっさに顔を上げ、横目で右肩を見る。すると女性の頭が乗っかってるではないか!!
ザ・ワールド!!
陰陽(かげひなた)の時間は次の駅、稲毛海岸に電車が到着するまで止まり、同時に魂は窓の外へ…… 「ありえねぇ〜〜〜!!」という叫びと同時に……
傍から見れば、男にとっておいしい状況。 ほんとにおいしい状況……なんだけど、女人の肌に触れることは聖地を脅かすも同じ。いや、女が嫌いって訳じゃないよ。
ちなみに、稲毛海岸駅に着いたと同時に、右隣の女性は我に返り、何事も無かったかのように去っていきました。 でも、わしの前に突っ立っていた男性がそれを見て小声で「えっ、違うの?」て言ってたけど、ひょっとしてあんた、恋人にでも見えたのか? わしの両サイドは全くの赤の他人ですぜ!
でもねさらに左奥のドア付近で立ってる2人連れの男性が「美味しい思いしやがって〜〜〜」ってわしを睨んでたような感じがしたんですが、気の所為?
なんにせよ、数日経った今でも右肩の感触は消えずに残っている。 肩こりと共に……(汗)
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
それはともかく、最近、めっきり忙しくなりました。
仕事が……(溜息)
やっかいですね。とあるシステムの引継ぎ作業で、内容がほとんどブラックボックスってのは……(涙)
行きも帰りも満員電車の上、たまに休日にサービス出勤で打ち合わせがあったりとかで、身体に疲労がどんどん溜まる。 その所為か、なんか浮上する気力も最近無かったんですよ。 んで、まぁ、今日はちょっと気晴らしに浮上してみた訳で……
あぁぁ〜〜〜、キッチンマツヤ行きてぇ〜〜〜!!(心の叫)
|