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太陽を見なくなった 起きる時間が 深夜になったのは 見る「必要性」が無くなったから 朝日に懇願する事も 懺悔をする事も どちらもしなくなった それは何かに「依存」をしていた 証拠で そんなのは どうでもいい どうでもよくなった 常識なんて 単なる人が決めた しきたり みんながするから するの ? そうか みんながするから 「しなくちゃ」 いけないんだね 一から十まで「完璧」を求めると 異常な程に拘り 囚われている感覚になる事に ようやく 気付き 拘っていた全てを 片っ端から捨てたら 必要なものなんて 最初からなかった 決め事なんて破棄すればいい 不要なものは 吐き捨てる だけ 体の排出機能だってそうでしょ ? 最終地点に残るのは 「自分自身」というモノで それ以外は何も「残らない」 正確には 残せ「ない」のだ 崇拝したいのなら 自身をすればいい したいような「自分」になればいい 誰かに期待するくらいなら 「自分」にすればいい それ以上に 何かにツカワレルなんて まっぴら ごめんだ 代わりに 誰かを使うことは もう止めよう 物質で求めていた 幸福感なんて すぐに無くなる 彼がオーダーしてくれた 二万のケーキ 名画を描いて貰った こんなんじゃ 幸せになれないけど ここに二人がいることに 幸せを感じるんだ そして この私と一緒に居たい と 言ってくれる「彼」と居て その私を創ったのも また「自分」 |
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