2月27日。出産予定日。(・∀・)
健診のため産婦人科へ向かう。
今日の健診で子宮口が 1センチほど開いていることが判明! 子宮をシモダカゲキ(違)…シゲキして 子宮を柔らかくする薬を投与された。
健診帰り、今までにないくらい お腹がつっぱる感じがした。 さっそく子宮カゲキ効果か。。。?!(゜д゜) 夕飯の時間になってもお腹に軽い痛み。
22:00になってベットに横になり 痛みの間隔を計ると5分おき。。。!?(゜д゜) んなこたーないだろう(タモリ風)と 0:00までずっと計ってみるが やはり5分おきのよう。。。
0:26産婦人科へ電話。 産院へ。└|∵|┐ └|∵|┐ 観てもらうと子宮口が2センチ開いていて 陣痛も規則的にきているもよう。
そのまま入院。
初産なので、出産は日が昇って お昼頃になるだろうと先生に告げられた。 結構長いなぁ。。。(;^_^A
名古屋にいるモス彼に入院したことを報告すると 徹夜で月末の仕事を片付けて こっちへ向かってくれるとのこと。 ≡┌( ≧д≦)┘
寝不足で来る途中に事故ったりしませんように。。。 (´・ω・`)
母が付き添って産院に泊まってくれた。 ワタシは病院のベットに横になったものの 5分おきにくる痛みに寝ることが出来ず 布団の中で静かにお腹をさすって夜を明かした。
明けて7:30。 待ってました!朝飯!(笑) ご飯とうすーい味噌汁、焼き魚に納豆。 ペロリと完食!(* ̄¬ ̄)o―∈
朝食後、モニター検査すると陣痛は4分間隔に。 痛みも徐々に強くなっている感じ。
モス彼は出産に間に合うのかしら。。。?!
そんな不安も無用だった。
お昼ご飯のヤキソバ・おにぎり・白身魚あんかけを これまたペロリと食べて(* ̄¬ ̄)o―∈ モニター検査をしたところ これまでの規則的な陣痛が弱まったもよう。。。 ガ━(゜Д゜;)━ン
看護婦さんには 『旦那さんの顔見たら、また強まるかもね!(^_-)』 と言われ、もうしばらく様子をみることに。 ワタシ的にはお腹の痛みは昨夜より強く感じていたが 前々から『陣痛は死ぬほど痛い』イメージがあったため 『まだ死ぬほどぢゃないから大丈夫』ヾ( ´ー`)ノ と余裕に構えていた。
12:30。昨夜一睡もしていないモス彼が到着。 『俺に出来ることは 側に居てやることぐらいだからさー。』 と、眠そうな目をこすりながら笑ってた。 ありがとう。。。(´・ω・`)
モス彼と病室で話ながら 途中途中にくる痛みに耐え、 でもまだ冗談を言う余裕があった。
14:00。先生が来て内診したところ 子宮口はナント!8センチ大に開いていた。 『平気な顔してるわりに、こんな開いとるわ!w(゜o゜)w』 先生もビックリしていた。 モス彼効果かな?(ё_ё)
一度陣痛は弱まったと言われたものの 今日中には出産できそうなもよう。
15:00のオヤツに出てきた牛乳とケーキを食べながら (まだ食う元気はあるらしい。(爆)) ひさびさに逢ったモス彼と話に花が咲く。 (*^ー^)ノ☆。・:*:
17:00になると痛みも更に強くなって じっとしていられなくなる。 ソワソワ。。。(T△T≡T△T) お腹をさすりながら病室をウロウロ。 モス母とモス彼がその様子をみて 『大丈夫?(´ω`;)』と心配するが ワタシはまだまだ死ぬほど痛くないからと耐えていた。
しかし心配したモス母が勝手にナースコールを押す。 駆け付けた看護婦さんに痛みを訴えると 陣痛室へ移動させられた。(´△`;)。。。。
しかし陣痛室へ移動したからといって 痛みが和らぐわけもなく 木馬のような椅子にまたがり ここでも3分・2分間隔でおそってくる痛みに ひたすら耐える。(‐ω‐)
お腹のモス子も産まれようと 必死で降りてきてくれてるんだから モスナオも頑張るぞ! Щ(`д´Щ)
お腹が痛み始めて まもなく20時間が経過しようとしていた。
どれくらい痛みに耐えたろう?
容赦なく痛みは強まっていく。 モス彼の指をギューっと握り締めて 『痛い、痛い』と声に出してしまう。 付き添ってくれている母とモス彼を 心配させたくないのに『辛い…』と言ってしまう。 それを見てモス彼が『めったに弱音吐かない子なのに あんなに痛がって可哀想』と母にもらす。
あぁ。。。 もう夕飯の時間なのに 食べられなかったよ。。。(T_T)(違)
陣痛室で2時間激痛に耐えた。 もちろん冗談が言えないくらいの痛みだった。
19:15。分娩台へ移動。 足がガクガクして震えが止まらなかった。 痛みと寝不足でモーローとする中 先生や看護婦さんの言うとおりに 陣痛の波に合わせてイキんだ。
ヒッ・ヒッ・フー!ウン!
ヒッ・ヒッ・フー!ウン!
ヒッ・ヒッ・フー・ウン!
ヒッ・ヒッ・フー・ウン!
何回かイキんだところで、ようやく人工破水。
あー。。。これであとはラクに産める。。。 なーんて根拠のない安心していたら
『今度は陣痛の波がきたら 大きく3回深呼吸して 3回目で息止めてイキんでね』
チ〜ン♪ ̄Ω\(-- )
まだイキむんかいっ!!!(T△T≡T△T) でも、頼るは先生の言葉のみ。 最初はうまくイキめなかったけれど 回数をこなすごとにコツをつかんだ。 体力は限界が近い。
『あと何回イキんだら出るんですか?(爆)』
思わず先生に聞いてしまう。
『んー。10回くらい。』
ガ━(゜Д゜;)━ン そこまでもつか不安だったけれど とにかくイキんだ。
フンガー!!(=△=)
しばらくしてまた
『あと何回っすかー??』
『んー。最低7回。』
増えとりまんがな!!!(゜д゜)
でももう出すしかないのだ。
最後の力を振り絞った!
んー!!!
おぎゃー!おぎゃー!
『もすなおさん、元気な男の子ですよ!』
まだへその緒が繋がった我が子の姿が見えた。
やっと逢えた!
さっきまでの陣痛がスーっと消えた。 遠山の金さんが悪代官をしとめて 世の中に平和が訪れたような静けさ。(謎)
モス彼が少し潤んだ目で 『ありがとう』とワタシの頭をなぜた。
分娩台で我が子を胸の上に抱かせてもらうと 『キューキュー』と小さな声をあげて ワタシの胸にしがみつく。
可愛い。。。
無防備で危なっかしい。 ワタシが守ってあげなきゃ。。。
今初めて逢ったのに愛しくて仕方ない。
母となった喜び。 そしてワタシを産み育ててくれた両親への 熱い感謝の気持ちが込み上げた。
2918グラム 49センチ 男児
この世に産まれてきてくれてありがとう。
母モスナオより
2006.2.28 20:10
|