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■ とどかない
私の頭の上に積み木を載せてみた。 こんなことで、と大人が思うようなことでも、子供は喜ぶ。Kも喜んだ。
Kも、自分の頭に積み木を載せようとする。 なかなかむずかしいよ、バランスが、と思ったら、そうではなくて、頭に両手が届かないのだった。頭を傾けないと手を遣ることができない。 大人で、肩が悪くて腕が上がらないという場合もあるが、そういうことではもちろんない。そういえばまだ寝返りもできない頃、寝かせた状態で「げんこつ山のたぬきさん」をしてやった時、両手が短いことに驚いた(というか、Kには悪いがおかしかった)ことがあった。わざわざくっつける感じでやった。 今は大人の、じょうずじょうず、の声に合わせて両手をたたいたり、「ぐーぐー(ぐるぐる)」と言いながら、「かいぐりかいぐり」もできる。「ちょち ちょち あわわ かいぐりかいぐり とっとの めー」の。 回ることとか丸のことを「ぐーぐー」と言う。理髪店の赤青白のサイン、衣類乾燥機、タイヤ。ぐるぐる。 ぐーぐーやって、と言うと、コマのようにとことことことこ回転する。もっぱら左回りで。
両手が届かないことをりー氏に報告すると、眠るKの両手を頭にくっつけ、 「ほんとだ」 と確認していた。 (いや、手の長いお子さんもいらっしゃるのかも知れない。しかし私が背丈のわりに手足の長くない方なので、さもありなんと思っている。)
2008年02月27日(水)
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