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■ 栄養素のお話
この日は登録先のプロダクションから電話があって、 お仕事を紹介されたんですが。
いつものようにお断り(ぉ
だってー面倒なんだもんー、エキストラもいろいろ経験できて楽しいけどサー衣装もメイクも自分で全部管理しなくちゃならないしー(´□`(黙れ
ちょっと珍しい・興味のわく仕事ならギャラに関係なくやるけどサー。
新郎新婦の友人として結婚式に参加してる人、だよー? 衣装はともかく、私は自分で髪のセットがうまく出来ないので無理ー( ゚ー゚)
そんなこんなで。
この日は他に特に何もありませんでした。 ので、えーと何を書こう(、、
そうそう、ヤフーのコンテンツで「知恵袋」ってのがあるのですけど、ちょっとだけハマってました。 3日間くらい(短ッ
どんなことでも質問できて、誰かが答えるっていうもの。
例えば「おやつの語源はなんですか?」とか。 雑学的に役立ちそうな質問・回答から、まったくクダラナイものまでいろいろ。
カテゴリにそれぞれ分かれていて、私は特に健康・美容・病気・ファッション等のところで回答レスをつけていました。 (質問はめんどぃし期待してない(ぉ)
例えば健康やダイエット関連の質問であれば、栄養学の知識を活かして答えられる部分もあるので。
質問や回答をすることによって、自分の持ち点みたいなものがアップしたりします。+15点とか。 で、質問者は寄せられた回答に対して、1つだけベストアンサーとして選ぶことができます。
選ばれるとボーナス点がもらえたりする(’’
私は3日間で44件回答して、そのうち14件ベストアンサーに選んでもらいました。
確率的にどうなんだろう。高いのか低いのか(、、
例をあげると 「飲みすぎた翌日、味噌汁やスープなどの塩分の多い物がとても美味しく感じます。
水だけ飲むより体調の回復も早く感じるのですが、こういう時は塩分を摂った方が良いのでしょうか?
飲んだ時に塩分の多いつまみを食べていたら、我慢した方が良いのでしょうか?」
この質問に対して 「お酒による利尿作用で脱水気味の場合は、同時に脱塩気味でもあると考えられます。 塩分の摂り過ぎはもちろん良くありませんが、不足すると水分と同様に深刻な症状に陥ってしまいます。
ですから飲んだ翌日にお味噌汁やスープで水分も塩分も摂取する、というのは理にかなっているのだと思います。 量に気をつければ、水より体調回復に繋がると思いますよ。
また、前日塩分の多いものを食べていたとしても、翌日減らしたからといってプラスマイナスゼロになるものではありません」
と答えたら、ベストアンサーに選んで頂けました。
質問によっては全く回答のつかないものもあれば、10〜20くらいつくものもあります。 アンケートのような質問だと多いかな。
でも誰でも利用できるだけあって、ホントにどーでもいい質問も多いです(´¬`) わざとふざけた質問をする人もいれば、 「トイレに行ったらお尻から血が!私は癌なのでしょうか?」と真剣に書いてる人もいたり。
とっとと病院行こうよ( ´_ゝ`)←書かないけど
そういう質問には面倒なので答えてないです、気が向くままーですが(、、
それに専門家が回答しているわけではなく、質問同様だれでも回答をつけることができるので。 信憑性の点において、微妙ですよね。
私の回答もそうだし。
あと、ダイエットのカテゴリだと 「160cm48kgなんですが、どうしてもあと3kg痩せたいんですがどうすれば!」っていうのは多いです。
ぃゃ太ってねーだろ、とか思いません?(ぉ
1日1食にして頑張ってるのに体重が減らないー、とかサ。
イマドキ食事回数減らして痩せようとスンナヨ(´□`) とか思う。 運動しようよ運動、と。
健康食品に振り回されている人もたくさんいます。
私から見れば「はぁ?」と思うことも質問者にとっては深刻なのでしょうから、否定的に書かないようにしていますが、如何なものかなぁと。
特に食事やダイエットに関しては。
かく言う私も、「最近太ってきたなぁ」と思ったら主に食事の量で調節したりします。 結構簡単に体重落とせるので、ダイエットしようと思いつめたことはないのですが、もしダイエットしなきゃ!って思うことがあったとしても健康補助食品は使わないです。
特定保健食品などは名前を聞くと「きちんと認定されてるんだな」と思われがちです。
実際、申請をして認可されるから表示できるわけですが、制度的にきちんと整っていないのも実情なのですよね。
ビタミンEが入ってますーとか、アミノ酸がー、と健康ブームな世の中ですが、実は効能がはっきりしていないものも多いので。
「血液をサラサラにします」「老化防止」って表示なんて、見るからに胡散臭いじゃないですか(´¬`)
何がどうなって「サラサラ」になるのか書いてませんしね。 抽象的な表現が多いのも、健康食品の気になる点です。
一時期ポリフェノールがブームになったりしましたが、 ポリフェノールが具体的にどういうものが知らないまま たくさん摂ると体にイイ!となった人も多いかも知れません。
それもまた企業側の戦略なのでしょうけど。
ポリフェノールというのは、植物成分の総称です。 なので様々な種類があって・・・ウン千種類とか。
赤ワインにはポリフェノールたっぷり! チョコレートにもたっぷり!と謳われていましたが、ほとんどの植物には含まれている成分です(どーん
ちなみにコーヒーにもポリフェノールは含まれてます。 えーとなんだっけ、クロロゲン酸とかいう(、、
ゴマに含まれていて最近話題のセサミンも、リグナンというポリフェノールの一種です。
惑わされちゃいけないなぁと思うのは、たくさん摂取すれば良いということではないわけで。
赤ワインだって飲みすぎれば肝臓に負担をかけるわけで、 ポリフェノールは歯に効果的だからってチョコレートを食べ過ぎれば、やっぱイカンでしょう。
食品成分というのは、結構歴史の浅いものです。 ビタミンAだってCだって近年になってようやく効果が詳しくわかってきたくらいなので。
大層な宣伝に振り回されることなく、過不足なく摂取して欲しいなぁと思います。
サプリで栄養補給をする人も多いですが、鉄分が足りないからと言って鉄分の錠剤を飲んでも、元々鉄は吸収されにくい成分です。
鉄の吸収促進にはビタミンCが必要。
妊婦さんが鉄のサプリを処方される場合もあるようですが(姉たちがそうでした) おそらくビタミンCも一緒に処方されるか、多めに摂取するよう説明されると思います。
栄養素というものは、種類によっては過剰症・欠乏症があります。 (ビタミンCが欠乏すると壊血病の原因に、ってのは有名)
「許容上限摂取量」というものが設定されているのもそのため。
カルシウムの吸収促進にはビタミンDが必要ですが、ビタミンDの過剰症は骨がもろくなること。
食物繊維が不足すれば便秘に、という話もありますが 逆に摂り過ぎれば無機質(ミネラル)が体外に排出されてしまう。
栄養素ってうまく付き合っていくのは難しいですね、極端に摂取・不足すればいろいろ問題が起こるものです。
お酒を飲みすぎると肌の調子が崩れるのは、ナイアシンと言うビタミンがアルコールによって吸収阻害されてしまうため。 気をつけないと(ぇ
やはり普段の1日3食の食事をきちんと摂るのが何よりなのだと思います。 日本食は世界に誇れるグッドバランスですしねッ。
補助食品・錠剤を使用するのであれば知識を十分につけて、賢く上手に利用しませう。
何事もホドホドがいーです、ホドホドが(・ω・)
2005年10月03日(月)
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