ハルノスミカ
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君の世界は 目の前から始まり 背中で終る ひと繋がりの世界
回る回る 誕生と死の繰り返し 若草は萌え 花は咲き 紅葉した葉は落ちて
回る回る あなたはそんな世界に生まれた
回る回る それだけでもう既に何かを達成しているんだ
あなたはあなたの為に生きている そして世界のために生かされる やがて死が訪れるその時も
世界は回り続ける
実を言えば
世界はあなたの為に 今日も回り続けている
生きるために学ぶのでは無い 学ぶために生きるのだ 糸を引け 糸を引け 自らの未来を手繰り寄せるのだ 自身のその腕で
厳寒の北の大地
凍冬の白銀の下に
ヒッソリと然し力強く 今はまだ 謳歌する春の夢を見眠る…―― ここは。 春の栖。
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