ハルノスミカ
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背中に張り付いた“扉” ひっぺがして 冒険に出よう もう“扉”は必要ない だって路は目の前にある
初冬の気まぐれな空から 零れでた小さな氷の塊 打たれた痛みも その冷たさも 正体と共にあっという間 溶けては消えてしまうけれど
めぐり来る始まりの季節に 萌える生命へ降り注ぐ 暖かな雫へは確かに繋がっている
ねぇ 分かってる? なかなか合わない視線の意味を ねぇ 分かってる? 笑いで誤魔化した君の告白
真っ直ぐに向けるキラキラとした表情と からかうような言葉じり 待ち伏せしてる下駄箱で 嘘みたいにぎこちなく“ また明日 ”って まるで 小学生 まるで 初恋!? 気障な振りした子供っぽさが 作戦だとしてまだ50点
もっともっと追いかけてきて。 もっともっと逃げさせて。 正攻法なんて必要ない 諦めるにはまだ早すぎるんじゃない? 勝負なんて本当はもう とっくに着いてるんだから。
だって
気がつけばいつも 君の事を考えてる
「人に優しくしたいし、優しくされたい」
本当は誰もがきっと、そう思ってる。 少女の様に無垢でいつまでも色あせることのない美しい女性 マリリン・モンローの言葉。 ふと、思い出した この柔らかく切ない音を胸に抱き、眠りにつく。 おやすみなさい。よい夢を。
幸せは沢山の小さな笑顔 愛想笑いもそれは笑顔に数えましょう 不幸せは沢山の小さなしかめっ面 我慢と諦めは多分違うもの
ちょっとした喜びや笑顔に1ピース 愛想笑いと我慢にも1ピース! 涙や悔しさに見えてきた形が崩されても ホッと一息ついて 忘れてしまっていても
いつだって戻ってこれる ここに
このテーブルにあるのは 小さな笑顔のピースが作るシアワセのパズル
気持ちを言葉に代える事は難しくて お互い上手く伝えられずに つまらない事で喧嘩をしたり こころにも無い拙い言葉で 傷付けあってしまったり…
だけど まどろみから醒めた私が出合う貴方の微笑は 嘘なんかついていないよね? だから私もそっと腕を伸ばす ねえ、抱きしめさせて ふたりの温もりを分け合おうよ
言葉になんてしなくてもいいよね 不器用なのはもう諦めてるから さあ抱き合って眠ろう あなたがいれば ここは永遠の愛の庭
羽衣を纏う天乙女 トランプの幾何学模様 朝靄にまろぶカブの排気音 フリムファクシの息遣い
面と裏と光に闇 始まりがあれば、終わりがある 一対であるのは 生と死と
クロノグラフでは測らない ひと瞬きから零れるクリアライト
その名を永遠という
偶然が必然であるように その奇跡もまた 運命の一部なのだ
神は君を許す どんな君であろうと 君が君であることを否定しない 君という存在を肯定し 君が君であろうとする努力を 永遠に認め続ける 神は君を愛するのだ その神は君の中にいる
大切な言葉ほど 声に出せない
音に乗せてしまえば 簡単に消えてしまうから
大切な言葉ほど 声にだせない
発せられる端から消えて行くのに その気持ちまで儚くなってしまいそうで
大切な言葉ほど 声にだせない
数えるほどの音の羅列に 空気を僅かに震わせるほどのそれに 全てを委ねられる勇気がないから
大切な言葉は 強く強く擁き合う 温もりを両腕で抱締める
寄り添った身体から 温もりと共に伝えられる
大切な言葉こそ 声に出さない だって… 大切にしたい確かな気持ちは 間違いなくきっと そこにはあるから
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