ハルノスミカ
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あと、もう一滴。 その一滴。
いつも抱いてる 胸の真ん中 決して離れない オレンジ色の温もり
耳をふさいでも 聞こえる 耳をふさがなくては 聴くことのできない
気付いていた きっと 知っていた 本当は なにもかも なにもかも
やがてそれらは 溶け出して 交じり合って温かく 広がってゆく
取り戻せない時間 伝えきれない後悔 癒えることのない哀しみ 決して塞がらない心の隙間 それは幸福な記憶との表裏一体 大切な大切な……
いっぱいになった 気持ちは 溢れてどこにいくの?
折れたのはアンテナ (きっとその必要があったのだ!) 折れたアンテナは また建てれば良い 時間がかかっても また新しく建てれば良い より良い あなただけのアンテナ
二者択一などでは 決してありえない 評価も順位も比較なんて 真実無意味な唯一 前も後ろも 下も上だってない ただ行き ただ進み ただ過ぎる 生きる生きる生きる それは何かを 出来るということ 生きる生きる 生きている。今。 限られた時間を 終わりまで
柔かい羽みたいに 強い風が吹けば すり抜けてしまうよ そっと優しく 差し伸べた手を 降ろさないでいて
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