くじら浜
 夢使い







母からの電話   2002年12月05日(木)

今日、母から電話があった。

田舎を出て、毎月ではないがお金に余裕があるときに、
少しではあるが仕送りをしていた。
そのお金の中からまた母が、少しづつ貯金をしていたらしい。
(実は今年は1回も送ってない 汗)
その貯めたお金の、利子の通知が郵便局から来たと言う。
それもほんのわずかの利子(笑)

嬉しそうな母の声
母:「じゅんぎ、うん金いゃんとぅくぅ、送るんかな、まちゃむぅんでん食いよっ」
じゅんぎ:「はげっ、うがしゃん金、母ちゃんが使えっちばっ」
↓訳
母:「じゅんぎ、このお金おまえのとこ送るから、美味いものでも食べなさい」
じゅんぎ:「はげっ(感嘆語)、こんなわずかなお金、お母さんが使えばいい」

頑固は母は送るらしい・・


母親にとって息子はいつまでたっても子供のままみたいだ。


ありがとう
母ちゃん







暖かい雨   2002年12月04日(水)

冬の雨は暖かい

肌に刺す冷たい冷気が体内で沸騰し
そして蒸発し天から落ちてくる

だから暖かいのか冬の雨







氷河   2002年11月24日(日)

ヒマラヤの麓ルクラから歩くこと5日、
標高5200mの地で見たあの雪のかたまり
遥か何万年前かの雪がカチカチに凍ってそこにあった。

とけて水になり蒸発してまた天に昇っていく雪
いつまでもその姿を変えずそこにある雪

ぼくの雪はどの雪なのかと想像した。


冬になるといつもあの氷河達を思い出す。







白でもなく赤でもなく    2002年11月21日(木)

少しずつ染まっていく様は
あたかも夢で空を飛ぶような
暗闇を必死に掻き分けながら
白の中に入っていきました

皮膚の痛みが赤々と腫れたなら
その陽に照らされ
刻一刻と山も明けるでしょう

痛みはひいたのではなくて
山と重なり空と重なり
白と交ざり青と交ざり
皮膚に確かに刻まれました。







深呼吸   2002年11月13日(水)

窓から入る朝の光を受けたら
なぜか力が漲る

それは宇宙にいる胎児が
母のへその尾で栄養を補うような
それは地に眠る蝉が
天から落ちる水を吸うような

生命の源はいつもそこにあり

そしてぼくは深く息を吸いました。







フリマ   2002年11月09日(土)

北品川商店街(旧東海道53次)では、
露店やバザー、お祭りが頻繁に行われます。
今日はフリマの日でした。
きれいなお姉ぇちゃん↓







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