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わきゃしま 2006年11月08日(水)
ぅじん島やぬくさ ぬがぬくさ なちかしゃ唄ぬ なちかしゃしゃみぬ 天てぃだうがみ ゆらいゆくらいうどぅりょうや
ぅばん島やかなしゃ ぬがかなしゃ わらべやあしび とぅじうとぅわやっくゎ 夜ね月うがみ むんかんげ
あしゃぬてぃだや海ん きぬん月や山ん
きょらん島やぅじぅばんや うむいやてぃだ月 くぅまんあん島
じいちゃんの故郷はどうしてこんなにあたたかいんだろう 懐かしいシマ唄とそれに併せたサンシンの音色が いつもなり響いているからあたたかいんだろう 太陽のもと大人達は浜に下り 酒を飲み交わしてその調べでいつまでも六調を踊っている
ばあちゃんの家はどうしてこんなに愛しいんだろう 子供達はばあちゃんのそばで遊びまわり 父さんと母さんは静かにそれを見守り 縁側から射す今夜の満月に照らされて いつも子供達のことを想っている
あしたもまた太陽はあの海から昇って そしてその下で唄い踊るだろう 昨日の月はまたあの山から顔を出し そして子供達を照らすだろう
美しく懐かしくて愛しいぼくの故郷は おじいちゃんとおばあちゃんがつくった故郷 月と太陽がつくった島
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