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かたりべたち 2007年08月07日(火)
ヒロシマ・ナガサキから62年が経つ。 ある被爆された人が言っていた。今まで口にすることさえ嫌だったけど、60年以上たった今、あの時の体験をひとりでも多くの人に語り伝えたいという衝動に駆られたと。それは、被爆に遇った自分の使命なのかもしれないと。そしてその人は今、各地を講演してまわっているそうだ。
Qちゃんは言っていた。自分が走ることによって、夢を信じることの大切さ、努力する事あきらめない事の大切さ、それらを多くの人に伝えたいと。彼女は今でも走り続け、そして僕達にメッセージを送り続けている。
かつて大好きだったフォーク歌手は、ギターを担ぎながらカワサキのオートバイで各国を旅した。公民館では切れた弦にかまわずギターを弾き続け、髪を振り乱しながら唄い、ションベンをした後に手を洗わないまま便所でぼくと握手をしてくれた。その自身の生き方でたくさんの人に感動を与えてくれた。そして48才で他界した。
山はいつもそこにある。 そこには木があり風が吹き鳥が飛ぶ。 空はいつもそこにある。 雲が流れ朱に染まりまた日が昇る。 海はいつもそこにある。 波がたち潮を運び魚が泳ぐ。
たくさんの語り部たちがいる。
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