2006年04月22日(土)  映画「Vフォー・ヴェンデッタ」

映画「Vフォー・ヴェンデッタ」
2005年・米
監督:ジェームズ・マクティーグ
脚本:ウォシャウスキー兄弟
製作:ジョエル・シルヴァー、ウォシャウスキー兄弟
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ナタリー・ポートマン他

なんだ!!あの「V」は「エージェント・スミス」だったのか!

…公式HPをさまよって、分かった。
中身は誰なのか気になってしょうがなかったんで。
おかっぱ頭(必要以上に髪がさらさらしている)に仮面を付け、
小脇にナイフを装備して、黒いマントを翻し、
今日も今日とて悪をバッタバッタとなぎ倒す。
そんな正義のヒーローのお話。
それが「エージェント・スミス」なんだからびっくりだ。


ナタリー・ポートマンの散髪が話題の今作品。
イケメン俳優配するでもなく、ナタリーの魅力だけで観客を動員せねばならぬ分、あのシーンも重要なのかもなぁ…。
ちょっと思想が偏り気味の私にはおもしろい作品だった。
ナチスとか、秘密警察とか、アメリカが植民地化とか、
生物兵器とか、水道汚染とか、英国万歳、革命上等、とか。
イギリスがナチスに占領されたみたくなっててウケた。
現状、あり得ない映像だけど、全く考えられなくもない。
そう思ったら、普通の状態のイギリスを見てみたくなった。
オタクの知識で、ハリポタとかリゼルグくらいしか出てこないけど(私腐ってる)
よく考えたら、あそこの国は、歴史古いんだよなぁ。
アーサー王とかの伝説あるくらいだし。
なんとなく「アメリカの母体」とか思ってたけど、もう親離れされてるし。
一国として見たことは無いな、イギリスを。
一体どういう国なんでしょうねぇ。
ビックベンは見たいと思った。

とってもイギリスに興味が湧いた作品★★★★☆


2006年04月19日(水)  映画「コヨーテ・アグリー」

■米映画「コヨーテ・アグリー」

公式HP
http://www.movies.co.jp/coyote_ugly/

田舎娘が都会に出て、頑張る様は見ていて共感できる。
シンガーライターになるため、身をはって働く主人公。
…バーのカウンターがお立ち台になるとはね…。
そして、店のオーナー、彼女も「元田舎娘」
やりゃーできるんですよ「故郷に錦」

現状満足してない人は見てみよう。
元気が出る。
私はとりあえず、仕事辞めようと思った。

そして、N.Yに行こうと思った(バカ)
…いや、自分、踊れもしないし、歌えもしないからね…。

でも、今の仕事はどうかなぁ、と思っているのは事実。
ニューヨークとまでは行かないが、どっか行こうと思った。
今のまんま人生終わらせるのはイヤだぁ。
もっと色々やってみたいことがあるんだぁ〜。

若いうちだね、何事も。と、悟った作品。


2006年04月18日(火)  「イグナシオ」 花村萬月

イグナシオ
花村 万月〔著〕
角川書店 (1999.2)
通常2-3日以内に発送します。

芥川賞受賞作品「ゲルマニウムの夜」が、本作の焼き直し作品だそうな。
作者本人も認めたらしい(あとがき参照)
長々続く作品はあんまり読まないタチなのに、なぜか、王国記だけは読んでいる。宗教、暴力、エロと、三拍子そろっているからかなぁ。
そんな訳で、この作品「イグナシオ」は王国記シリーズを読むだけの時間がない人にお勧め。
オチもスッキリ決まってて小気味よいです。
性描写も最近みたいにどぎつくないし。
話の舞台は、私にとっての聖地「魔都・新宿」だからってのもある。
(女神転生オタクがここら辺で発病してしまうのですよ…えぇオタクですから)
歌舞伎町の描写を読むだけで、胸がキュンキュンしております。
…あぁ、早くトウキョウに帰りたい(そんな私は山口に居ます)
時代背景も学生運動とか、三島由紀夫とか、燃えてる時代です。
危ない人ととられるかもしれないが、私もあの時代に生まれたかった…。火炎瓶投げたり角材振り回してみたかった…。

脱線した。

主人公は、ハーフの孤児・イグナシオ。天使降臨と言わんばかりの美少年だそうな。
修道院内の施設で育っており、友人一人をバットで撲殺後、修道女と契りを交わし脱走。そして新宿へ出るわけです。
そこでは学生運動参加中の道産子娘と知り合ったり、バイト先のホモマスターに犯されそうになったり、ヤクザの親分に気に入られて、自殺願望のある妹を任されたり…凄まじい人生ですね。
ところどころ宗教絡みな描写はあるものの、王国記ほど言及してない。
どっちかっていうと、神様を信じてますし、この主人公。
最後はどうなるかっつうと、いい男のサガを地でいってますな。
愛しい女共を残して、銃弾の的となるのです。はい。
死して屍になるまで、あっという間の激走です。
読んでるこっちも瞬きすら出来ない。おもしろかった。

現代物の小説はほとんど読まないのですが(読書しているときくらいは、現実逃避したいから)花村作品は食指が動く。
それは先も言った「宗教・暴力・エロ」だから。
暴力には重きを置いてないが、宗教とエロは響きますねぇ。
これがまた、禁欲万歳の基督教だからまたおもしろい。

そうそう、「酸欠金魚」という表現が出てくるのですが、すごく気に入った。


2006年04月15日(土)  「First Love」他1作 西炯子

STAYプリティーFirstLove
西 炯子
小学館 (2006.2)
この本は現在お取り扱いできません。

演劇部のメガネ顧問と結婚したよーぴんの話。
主人公は山村の学校の女の子なんだが。
幼なじみの男の子に抱く、淡い恋心ってやつですなぁ。
私にはこんな淡い体験ないから、うらやましいったらありゃしない。
…年上の女ってシチュエーションは、誰しも経験することなのでしょうか。
それにしても、西氏の描くメガネ男性は、萌えますなぁ。




ひとりで生きるモン! 2
西 炯子
徳間書店 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。

前作に引き続き、怒濤の下ネタ4コマ。
前より下ネタがどぎつくない感じがした。
キャラもそこまで濃くないかなぁ…。
でも、乳首トーンのネタは…いかせん、ツボでした(笑)
本格JUNE描いて欲しいなぁ。


2006年03月28日(火)  映画「Zガンダム〜星の鼓動は愛〜」

ラスト、カミーユが廃人にならず、ラストはファと抱き合って終った。
「ファは魂でも幻影でもない、実体なんだ。だから抱くことができる」
とかいうてましたが、あーた、さっきまで多数の女性引き連れてましたがな!
天然タラシだな。こいつぅ。

ハマーン様が相も変わらず素敵でした。
シャアとの回想シーンもご健在で(笑)
「うじ虫」とか「愚民」とか呼ばれてみたい。
ほんと、かっこいいキャラでいらっしゃる。
あと、レコアさんが情念の女ってかんじで好きだ。
ヘンケン艦長とエマさんは、仲良さげなシーンが追加されててよかった…。

皆バタバタ死んで行く事は変わり無いが、若干救われた結末となり得たかなぁ。
でも、なんか、肝心な所、いろいろ抜けてないか?
ダイジェスト版だから、しょうがないけど、強化人間ってどうしたの?
フォウとかロザミアの事とか…アレを抜かしたらダメと思うのは私だけ?
ジェリドのヘタレ具合も、もっとすごいモンだし(笑)


・まとめ

Zガンダム=ハマーン様ご降臨

…といったら、ZZを見ろ、と言われそうだな。
そのうちね、そのうち見るよ。ハマーン様のためにな。




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