ひげのお兄さんの日記

2006年02月19日(日) そろそろかな

先日ジュネーブ発共同のニュースで、たばこによる
健康被害の低減を目指すため「たばこ規制枠組み条約」の
第1回締結国際会議がWHO本部で開かれたニュースが
出ていました。
06年−07年の事務局予算は約9億5千万円で、そのうち
日本が22%を負担する最大拠出国だそうです。
締結国会議では、複数国間のたばこ広告規制や密輸防止、
たばこ代替作物の研究を行なう事などが決められたそうです。
WHOによると、喫煙による死者は世界で年間約500万人、
2020年には1000万人に増えるとみているそうです。
一方、国内では愛知県の星城大がインターネット上でアンケート
調査をした結果、平均して519円なら半数が禁煙するという
結果となったと伝えていました。
調査した川俣助教授は、「米国では、たばこを値上げするのが
禁煙に最も有効とされており、今回の調査を政策にいかして
ほしい」と話しているそうです。
たばこ消費税というのがあって、滞納無しで結構な収入源。
米子市には年間10億円近く入っています。
さて、国策としてどこまで本気でかかるのかな。
しかし最近は喫煙箇所もすっかり減りました。20円ほどの
値上げが目の前ですが、いっそ500円くらいの贅沢品に
なれば、葉巻やパイプたばこを吸うような事になるのでしょうね。
それも良いかも。何度も禁煙を失敗してるわたしとしては
はやく500円以上に上げてもらった方が良いのかもしれません。



2006年02月17日(金) 笑いと健康学会設立のニュース

笑いが人間関係に及ぼす影響や笑いのメカニズム
などを研究しようと学会を設立する事になった
そうです。
発起人は勿論吉本興業社長や落語協会会長など。
他には精神科医や生理学などの研究者なども
いるそうです。
今まで笑いは健康に良いことや人間関係に良い事などは
漠然と常識的に捉えていたのですが、学術的・科学的に
キチンと研究して役立たせようという事だと思います。
しかし最近のテレビでのお笑いを見ていると、
内容はハッキリ言って質が悪すぎます。
小学生が学校などで同級生や下級生相手にやったら
「いじめ」だと言われるブラックユーモアのもの。
私が高校卒業後大阪に出て、たまに出かけた
当事の梅田花月で見たような笑いの質とは随分と
違いますね。
ストレスが人間の攻撃的な本性に与える影響でしょうか。
やってはいけない事への魅力のような、好奇心の
ような、そんなのをやってのける痛快さみたいなところが
うけてるのでしょう。
こりゃ等分いじめも無くなりはしませんね。
ダークサイドへの誘いは自らの意志で跳ね除けるしか
ない事をヨーダが映画のなかで言ってました。
まったくその通りだと思います。



2006年02月16日(木) ビックリ

昨日まで仕事で沖縄に行ってました。
昨日の帰りの飛行機までに時間があったので
ホテルの観光ガイドマップを見てたら、
陸上自衛隊の那覇駐屯地で、先の大戦の沖縄での
攻防戦のジオラマ展示や処理された不発弾の展示が
されている事が小さく出ていましたので行ってみました。
飛行機の時間までを私と別行動してたI氏も朝食時の話を
聞いててタクシーの運転手さんに言ったらしいのですが、
運転手さん達はどうやら知らなくて「陸自の中には
入れない」と言われたそうですが、私は駐屯地の
広報室へ電話をしてから行きましたので広報官が
付いて案内をしてくれました。
その広報官、非常に丁寧な礼儀正しい好青年で、
駐屯地からいよいよ帰る頃になって「この隊は
どのくらい人数いるのですか?」「ヤッパリ沖縄の
方が多いのですか?」と聞いたら、その広報官は
周辺の部隊と駐屯地の直接的な人数を答え「比率としては沖縄の者が
多いです」と答え、私が彼の胸の名字の刺繍を見て
「モロに沖縄の名字ですものね。有名人もいる名前だし」と
言ったら、彼が「実は妹なんです。仲間由紀恵は」だって。
改めて見るとなかなかのハンサム・ボーイで
思わず写真を一緒に撮ってしまいました。



2006年02月12日(日) ビックリ

昨日、所要で日野郡日南町へ行ってきました。
菅沢ダム手前あたりから道路脇の雪の量がドンドン
多くなり、上石見ではもうすっかり冬景色。
暦の上では春と言いながら、目の前に広がるのは
明らかに冬そのものでした。
テレビで出てたように軒が雪の重みで壊れた家も
ありましたね。
3月はじめごろまでには例年もう一回ぐらい
雪が降ります。
米子市内は道路に積もるほどではないですが、
ここは恐らく・・・・こんなに違うものかと
改めて感じながら、帰りに温かい蕎麦食べて満足。
美味かった〜。



2006年02月09日(木) JR事故について

昨日から地元紙に連載記事が載っています。
昨日の記事には、「やくも」の列車運行での
優先性とそれに伴う作業実体。
事故原因・事故回避についての考察では
「正確性」神話にもとづく職場意識のなかで
「自分の身は自分で守る」という根本がなければ
職場の信頼関係が仇になる場合があるという事や
「マニュアル」を守れという事だけではダメ。という
ような事でした。今日の記事では、逆に「マニュアル」を
守っていれば事故は起きない。というのと、
世代に格差が生じて、技術継承や「勘」が養われて
いない。みたいな論調。何れも「元社員」からの
取材を基にしたもののようです。
ここいらへんで私の見解も少し述べてみたいと思います。
実は私、約17年ほど前に、ほぼ同じ場所で同じ時間帯の
やくも号に、ほぼ同じパターンで事故に遭い、間一髪で
生き延びた人間で、作業員の状況も何となく推測できます。
私の考えは、昨日の方が近いですね。
確かに職場経験で養う「勘」は必要だし随分役立ちます。
しかし、それは作業にかかわることであって、安全に関しては
「勘」をあてにしないやり方でなければ危険です。
「マニュアル」通りにすれば事故は起きないというのは
当たり前の話で、いくら優れた「マニュアル」があっても
様々な要因の変化に影響される鉄道特有の現場だからこそ
ヒューマンエラーが起きる可能性があるわけで、それを
如何に防ぐかの2重3重のチェック体制が必要だと
私は思います。そして何より「命」の重みを一人一人が
もっと強く自覚している事と自分の身は自分で守る意識が
無ければならないと私は思います。
「絵に描いた餅」にならない安全体勢の再構築となるよう
願っています。



2006年02月08日(水) 治安悪化

昨日の地元紙に自動販売機荒しの記事がありました。
バールのようなもので抉じ開けて現金を奪う手口の
もののようです。
どんな犯人なのか予想もつきませんが、なんだか
少しずつ事件が悪質化しているように最近のニュースから
感じます。
先日の火事にしても、ここ最近の不審火は10件くらい
有るようですが、先日のは、玄関前にある電動車椅子。
そこの住民がどんな常態か想像は容易いと思うのですが、
その車椅子に火をつけるという悪質さ、許せません。
最近ほんと人間の「質」というものの現状が気になります。
勿論、自分自身も未熟で修行中の身ですが、周りやニュースみると
人を簡単に裏切ったり陥れたりできる人権感覚の無い人が
人権を守る立場に平然といたり、人の命や尊厳を何とも
思わないような行動を軽い感覚でやったりと、
人としての「質」が随分と低下しているように感じる事が多い。
ここ数年、「愛国心」とか「日本人らしさ」とか
いった事の議論が盛んになっており、邦画なども
「かつて日本人」のもっていたものにスポットをあてた
ものが多いようですが、議論となるとすぐに右翼的か左翼的の
ような短絡的な価値判断が働きがち。
問題なのは、何で「日本人らしさ」ような欲求が出てきているのか、
どんな価値観、どんな人間性を求めていくのかという事。
もっとシッカリ子供が育てられなきゃダメという事に
行き着くのでしょうか。
それにしても治安対策が必要になってきてますね。



2006年02月05日(日) またまた冬型

またまた寒くなりました。
先週もそうだったのですが、土曜になると
寒くなる。
昨日も道場は寒かったですよ。
刀振ってる時はいいんだけど、始める前と
終わった時の着替えの時が身に沁みます。
春の昇段審査に行けるかどうか微妙なのですが、
行ければ今度は4段。
昨日、指定技2本の稽古と自流の技4本を何にするか
ほぼ決めました。
あとは、たとえ深夜でも時間を何とかつくって
練習あるのみですね。
8年くらい前だったでしょうか、ボクシングの後輩に
「3段までは取ってみせる」と言い切ったことを
思い出しました。
3段取ってみて、これからがホントの居合の始まりと
知り、その奥深さと難しさを感じれば感じるほど
その魅力に引き寄せられていく。
でもそんな感覚が心地よいんです。とっても。
ここ2年間ぐらいで、自分が変わっていくのが
よくわかります。
先日、久しぶりに出会った方が「何だか丸くなったね!」って
言ってくれました。体のことじゃありませんよ。
「春風を以って人に接し、秋霜を以って自らを粛む」という
座右の銘に少しづつ近づいているのかな。
今までの執着や欲が変化してきてる事が自分でよくわかります。
自分では良い方に変化してると思いますから頑張りますよ。


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